【祝・半年!】壱百満天原サロメ嬢のハーフアニバーサリー【まだ半年?】

デビューから半年経過……した?してない?

 2022年5月24日
 壱百満天原サロメ嬢を語る上で外せない初配信の日付だが、それから半年が経とうとしている。
 事実上のデビューが上記24日にあたるというのが、本人も含めて大方の見解になるが、その3日前である5月21日本来のデビューという見方もある。この日はにじさんじ公式ツイッターよりデビューが発表され、サロメ嬢のツイッターアカウント登録・稼働を開始した日である。
 前回エントリから少々間が開いてしまったが、これまでの間にもまた両手から溢れんばかりの新情報が矢継ぎ早に繰り出されている。
 以下に、可能な限りまとめたいと思う。

 ちなみにサロメ嬢は11月20日から23日まで、配信を休んで裏作業に勤しんでいるようだ。ちゃんとオフの日もあるようだが、あまり忙しすぎても見ている者としては心配になってくる部分もある。ここしばらくの動きからはあまり呑気なことも言っていられないのだろうが……。

これもVTuber最速なのでは?

 2022年11月11日。この日はVTuber全体にとって大きなマイルストーンとなるはずだ。
 当日のサロメ嬢の配信は「ダンガンおロンパ #4」。通常、発売元のスパイク・チュンソフトから限定的に許諾されている「ダンガンロンパ1」の1章部分の実況配信であった。
 この配信中にチャンネル総再生数が1億に到達した。
 VTuber登録者数ランキング最上位群でただ一人、千万単位の再生数で喰い込んでいたのが、ついに大台に乗ったのである。といいつつも、まだ1億に到達したばっかりで、さらに上位の先達は3憶4億という数字で再生されているので、その領域に達するにはまだ時間がかかるであろう。その頃には登録者数の順位もどうなっていることか。まだ見ぬ世界がそこにあると思うと、気の逸りも留められない。
 なおこの日は、サロメ嬢のゲーム配信についても記録的な配信だった。       プレミア公開を含む単純なアップロード動画とショート動画、ゲーム以外の配信を除き、デビュー以来最短の時間で終了したのだ(40分39秒)。
 これは「ダンガンロンパ」のゲーム進行状況によるもので、あくまでサロメ嬢自身の”こだわり”によるものであった。端的に言えば「キリのいい所で次回に続く」となった次第である。
 ただし、サロメ嬢自身も物足りなかったのか、YouTubeでの配信終了直後にコスメの話題を主としたツイキャス配信を敢行し、そちらは2時間近く配信していたので、結局総合的には長時間の配信とほぼ同様となった。プラットフォームと配信内容が軸を移しただけである。こうした意味でも珍しい日となったとも言えるだろう。

「歌ってみた」第2弾と「半年」

 それを遡ること11日。10月31日のことになるが、月単位で言えば二か月連続となる「歌ってみた動画」を公開した。

 曲目はALI PROJECT(アリプロジェクト、以下「アリプロ」)の『聖少女領域』、知る人ぞ知る信奉を集める宝野アリカ様がボーカルと作詞を、片倉三起也氏が作編曲を手掛ける老舗バンドであり、PEACH-PIT氏の原作をアニメ化した『ローゼンメイデンのテーマ曲の1つとしても知られている。
 サロメ嬢は生歌配信の際にもアリプロ縛りの配信をやりたいと言っていた程のアリプロファン信者?)であり、その中でも一番歌いたかった一作のようである。
 この動画は瞬く間にサロメイトや「ローゼンメイデンファンの間で話題となり、「漫画ローゼンメイデン公式アカウントや原作者のPEACH-PIT氏にも捕捉・引用されて紹介された。このこともあってか、前回の『メニメニマニマニ』を遥かに上回る勢いで再生され、あれよあれよと200万再生まで到達してしまった。
 その日付が、2022年11月21日。奇しくもデビュー発表から丸半年の日である。また、同日中にメニメニマニマニ』も700万再生に達している。
 こんな偶然ある?
 なお、待望されている「チャンネル登録者数170万」は執筆現在未達で、これまでの勢いからすると169万登録のままで「かなり足踏み」をしている。
 とはいえ、これも初配信から半年記念の日には到達しそうなところではある。

公式グッズ展開

 通常であればデビュー半年のVTuberに求められるものではないが、サロメ嬢には早い段階からにじさんじに向けて公式グッズの充実を求める声があった。
 デビュー時からウェルカムボイスアクリルスタンド缶バッジは販売されていたが、それ以外の公式グッズは存在しておらず、8月の「にじさんじフェスタ」では「ないなら自分で作る」と自作のぬいぐるみうちわ等の言わば「同人グッズ」を持参・装着して臨んだサロメイトが少なからずいたようである。いわゆる「公式の供給が追い付かない」状態。飢えたサロメイトは自らの手で推しの偶像をカタチにしていた。
(ある意味で恐ろしいのは、サロメ嬢本人がそのサロメイトの様子エゴサーチでしっかり発見していて、ともすれば作成者ツイッターアカウント所有者同定までこなしてしまっているところである。)

 それが11月中には新たな公式グッズが発表され、予約受付も開始される運びとなった。ゲーム配信者を多く抱えるにじさんじらしく、主としてカードゲーム用であるラバーマットカード保護用のスリーブという品目展開がまたご愛敬である。公式絵師(「母親」等と通称される)「」氏の直々の描き下ろしになるようで、飢えた雛鳥の喉を詰まらせる勢いの供給っぷりである。

クロスオーバー展開も破格

 前回エントリで「YTFF」の件にも触れたと思うが、こちらも若干の進展があった。

 ご覧いただけるだろうか、このYouTube公式の発表画像。
 正直な所、筆者はここに並ぶ名前の半分も分からない。だが、さすがにフワちゃんとかSEKAI NO OWARIとかが、世間を賑わせている存在であるというのは把握している。一次発表時にはなかった名前が追加され、より豪華になっている。
 その中に、デビューからようやく半年の新人VTuberの名前がある。
 この件、どれほど異常なことか。
 ちなみに「フワちゃんTV」は現在確認したところ登録者数92.2万人とある。
 え? そんなもん?
 だが、サロメ嬢が日本人女性YouTuberで初の100万人登録を達成しているという点を考えれば、そんなものなのかも知れない。いや、「そんなもの」とは言ったがこれもかなり人気を獲得できている範囲である。
 言ってしまえば、サロメ嬢が破格の爆速なのである。

日清「お完全メシ」

 これも前々回エントリで触れている。が、ここにきてまた意外な展開を迎えることとなった。

 日清食品さん、あなたは食品で腹を満たそうとしているのか、それともハイテンション芸でおなかいっぱいにさせようというのか、どっちなんだいヤー
 ついきんに君になってしまった。なんだ、こりゃ。
 超絶怒涛空前絶後のネコ煩悩、サンシャイン池崎氏とのコラボである。しかも今度は地上波TVではなく配信特別番組だそうで。
 果たして来る28日我々はどんな顔をして画面を見ることになるのだろう。

こぼれ話のようなYouTubeバグ

 これまでの話に比べればもはや小ネタの域ではあるのだが、11月14日にYouTubeにちょっとした異変が起こった。
 おそらくごく短時間、何らかのバグで生配信の「同接」こと同時視聴者数の表示が「で固定されてしまったのである。

 その時にゲリラ配信をしたのが上記リンクの動画。
 このバグはこの前後10分ないし15分ほどにわたって続いたらしく、解消されたのがおよそ11時58分頃かと思われる。

 ちなみにこの直後(11月15日0時)、サロメ嬢は何事もなかったかのようにダンガンおロンパの配信を予定通り開始している(開始時刻は1~2分ほど遅れたようだったが)。
 加えてこの時、本来の配信15分前になってこんなことを言っていた。

 この「カップ麺」とは日清の「お完全メシ」こと「豚辛ラ王油そば」であったようだ。出来上がったのは幻の2人っきりゲリラ配信」の途中で、「今ここでお話ししてるのはあなたとわたくしだけですわよとか言いながら油そばを啜っていたんである。何してるんだこの人

蛇足の邪推

 最後に蛇足になるが、筆者の推測を一つ。
 チャンネル登録者数が足踏みをしているのは、ここの所の配信時間が常態的に1時間を大きく超えていることに要因があるのではないかと考えている。
 以前より「おおよそ1時間」というのがサロメ嬢の配信の大きな特長で、それゆえにアーカイヴでの後追い視聴もしやすいということを指摘した記憶があるが、その法則が崩れ気味になってきている。
 おそらく意識して、極力1時間程度に収めようとしているのは様子から窺えるのだが、殊に「おラスアス」と「ダンロン」については「ゲームの区切りを重要視してか、1時間を大幅に超える回が頻出している。
 好きで見ている分には面白いからいいのだが、これからサロメ嬢に触れるという人にはやはりこの傾向は厳しいハードルになってしまうように感じる。
 勿論、ここしばらくの多忙さを鑑みれば配信機会が漸減し、それだけ配信に割けるタイミングしっかり配信しようとすると、1時間では足りなくなってしまう……というような事情もあるのかもしれない。
 もう少し言ってしまうと、その「非・長時間配信で取り込めるライトな層へのリーチを微妙に短くしてしまっているということもありうるのではないかというのが、まあ感想レベルではあるがちょっと分析めいた言葉となる。
 数字が多ければいいかというとそうとも限らないのだが、楽しんで見ている側としてはできるだけ多くの人にこの楽しい感覚を知ってもらいたいし、買い支える(市場原理的な言い方で若干の語弊があることは承知済み)人数が多ければ多い程、それだけ活動も長く行えるというのは間違いでもないと思うので、その辺りは個人的感覚としても「伸びてほしいし、共有できる人が多ければその方が嬉しい。「応援するということはそういうことでもあると感じている。
 とはいえ、この点はサロメ嬢本人以外にはどうしようもない所なので、この感想のような邪推をこうした場に記すに留めておこうと思う。エゴサの末に見られてるんだったらしょうがないけど。ちっす、さーせん。堪忍な。

 まあ、多分明日の半年記念配信で到達するんじゃないかしら。配信がなければ新規登録者も増えませんわよね。
 てなところで今宵はここまでにしとうございます。(古)


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