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【新参】ミリシタPとしての2か月半【俄】

出会いはかなり昔ではあった

 話せば長くなるのはいつものことながら。
 今回は「ミリシタ」、平たく言えば「アイドルマスター」のプロデューサー(P)生活が一段落ついたところなので、前段も含めての経緯を書き綴っておこうと思う。
 いつにも増して誰得記事になるので、読まれる方はその点を留意しておいていただきたい。

 話は2007年に遡る。あと田村ゆかりの話にも及ぶ。
 これだけでピンとくる方もおありだろう。そう、筆者のアイマスコンテンツとの出会いは、ニコニコ動画の初期も初期に投稿された『恋せよ女の子』のアイマスMAD動画であった。もちろん『恋せよガオガイガー』にも、般若心経バージョンにも巻き込まれた。正直あとの二つはアイマスにとって風評被害でしかない
 その時はまだ、今のような形でアイマスに関わることになるとも想像していなかったし、身近なところ(平成を丸々跨ぐほど長い付き合いの友人肉親)にゆかり姫を信奉する王国民が何人もいる状態になるなんて思いもしなかった。ただ、「アイドルマスター」と名付けられたコンテンツの存在が強く印象に残るのには十分だった。

そこから15年……

 思えば遠くへ来ちまったもんだ。『スペードのQ』のエントリでも少し触れたが、アーケードゲームは勿論、コンシューマ機でのゲーム、それどころかTVやそれに類するモニタ類を一切所持しないままの暮らしを永く(2002年ごろ以来だから、20年にはなるのか)続けていたもので、いわゆるゲームやアニメの類にはほとんど触れないまま平成末期まで過ごしていた。
 その間、触れたコンテンツと言えば原作が好きだった『恋愛ラボ』の初回と『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版『[新編]叛逆の物語』、『ポプテピピック』くらいのものだった。ここに一切誇張はない
 転換点と言えば、まず『刀剣乱舞online』との出会いだろうか。2016年、サービス開始から1年2ヶ月目にスマートフォンアプリの配信を開始、本格的にアプリゲームを始めることになる。その後、『文豪とアルケミスト』、『MakeS』、『ステーションメモリーズ!駅メモ)』とそれに付随する形で『駅奪取』を触れる毎日になり、途中で『MakeS』が新規開発を行わなくなったのでそこから脱落はしたが、スマホで何かしらのゲームコンテンツに触れる日はおよそ途切れることなく続いてきている。諸々あって中断期間もなくはないが、はっきりカウントが分かる『駅メモ』のログインは執筆時点で通算2526日連続日数だと1964日と記録されている。え、5年以上途切れてないんかい。我ながら……うん。
 第二の転換点は、これも前のエントリで書いた通り「壱百満天原サロメ」嬢とのエンカウントである。筆者自身は初配信から遅れること2日、2022年5月26日からほぼ毎回リアルタイムで見続けているが、そこから約1ヶ月半。7月6日23時開始の、サロメ嬢初の企業案件配信である『【ミリシタ】わたくしの運命のアイドル💖どこですの❓【ですわ!?】』において、初めてまともに『アイドルマスター』の名を冠したコンテンツきちんとした内容に触れたのだった。
 実際にゲームに触れたのはそこから10日ほど経過した時点で、その間の逡巡と言ったら。
 あ、動画のサムネも貼っておきますね。


あずささんが好きでして

 15年もあれば、そこそこ色んな情報を得ることはできていたりするもので。
 そんな中で、今現在とは比較にならないほど作品に対する解像度が低かった状態でも、765pro ALLSTARSの面子がだいたい見て判別が付くくらいではあったので、その中でも三浦あずさというアイドルに対して惹かれるものが強かったという時期を長らく過ごしていた。
でもなー、触ってもいないゲームのキャラだし」という妙な遠慮も働いて、さらに「モバマスのガシャは恐ろしい」という偏った情報が壁を作っていたのも事実で。
 そこに、上述のサロメ嬢の案件を見て、「うん、ちょっと背中を押されてみるかあずささんのプロデューサーを名乗れるようになろう」と踏み出すに至ったのである。推しは、推せるときに推せ。そのスタート地点がいつどこであろうとも、推せる相手を推すことに何の悪いこともない。過たずこの境地に至れたのは、他でもないサロメ嬢のおかげである。
 ただまあ、正直な所、訳も分からず触り始めたに等しいので、その背中を押された先でどんなことをするようになるかなんて碌々分かっていなかった。最初はただ、持ち前のリズム感だけでぶつかっていき、並んでいる曲やよくわからんけど開催されているイベント曲をひたすらクリアしていって、4Mで「S-A-C」の曲を量産していた。
 そして7月19日。旧友の誕生日で、毎年お祝いのメッセージを送っているので忘れようがない日付でもあるのだが、この日はなんとあずささんの誕生日でもあったのだ。ちなみにどうもその旧友もPっぽいような……。
 サロメ嬢の案件配信の日は高木社長の誕生日だったのでバースデイコミュのみだったが、アイドルの誕生日にはバースデイライブがつきものだと、ここで知ることになる。
 巡り合わせだなあと、その時は思ったものだ。
 切っ掛けになるアイドルの誕生日を、一番最初に迎えることになるなんて。こんな仕合わせはなかなかないものだ。
 1週間もプレイしない内に、「自分は三浦あずさ担当Pだ」と思うに至ったのである。長年の澱がほどけて流れてゆく感じがした。

「真の推し」との邂逅

 4Mでのプレイスタイルはそこからも変えていないのだが。
 後から分かったこととして、「季節とトランプのスートを合わせて進行している大規模イベントの最中」で、その最終局面である「スペードの期間にちょうど入った所で筆者はこのアプリに触り始めたらしい。本当によく分からないまま、「Criminally Diner~正餐とイーヴルナイフ~」が開始されたあたりに巻き込まれていたのである。赤裸々に言うが「なんだこれの連続であった。中谷育が10歳だなんて思ってもいなかった。
 イベントと並行して、全52人のメモリアルコミュも逐次解放されてゆく。筆者自身にとってはもう時系列がごちゃごちゃな状態で劇場の毎日が流れてゆくのである。
 そんな中で、あずささんとは全く方向性の違うアイドルに「ぶっ刺された」。
スペードのQ」のエントリでも書いたが、永吉昴こと昴くんである。何、逆? 構うもんか。昴くんは昴くんだ。チンペイは青白い頬のままで黙ってろ。我はゆく。YAZAWAも出てくるなエイキチじゃねえ
 何が刺さったのか、正直よく分かっていない。髪型、話し方、快活さ、野球好き、一人称「オレ」、つり目気味な顔立ち、15歳とは思えないあどけなさ、4人の兄の末妹、パステルポップな配色のスタジャンの下に密かに着ているキュートな赤の水玉ウェア、なにかってえと「ハズい」って言う……。どれをとっても昴くんの魅力ではあるが、切っ掛けがそのどこかにあるとも思えない。とにかく日々触れ合っていくうちに「推す」ようになった、としか。
 で、こうしたコンテンツというのは1ヶ月も続けて触っていればおおよその進め方が摑めてくるというもので。いや、応用編的なものは最近になってようやく飲み込めてきたんですけど。
 まあそんなタイミングで来ちゃったのである。『スペードのQ』が。

「Q番線、ドアが閉まります。ご注意ください」
(ちょっと脳内のバグで産出されたのを形而下に降ろしてきたものです)

 詳述は当該エントリで見て頂くとして。

よほどスペード勢と相性がいいんだろうか

 と、思えるほどに「2の推し」「3の推しランクがスペードには揃っている
白石さん」と「北沢さん」の話はもう上記エントリで触れているのだが、僅差でその下についてくるのが「最上さん」であったりする。またボケもツッコミもハイブリッドにこなす茜ちゃんなども面白がって接している所がある。あと豊川さんの不憫可愛いところとか。
 いや、基本箱推し屋なので「みんなかわいい」だし、福田さん田中さん菊地さん佐竹さんもみんないい子ですよ、ちょっと望月さん真壁さん頭一つ抜きん出てるくらいで。
 でもSHADE of SPADE全体で見ても「推せる」「面白いの集中度が高い気がするんだよなあ……。とんがってるからいいのか? 音楽も癖のある方が好きだし……。
 ちなみに執筆現在iTunes購入済みのアイマス曲は『スペードのQ』『クルリウタ』『ハーモニクス』『餞の鳥』『創造は始まりの風を連れて』『Melty Fantasia』『アライブファクター』の7曲となっております。次に買うのは『Rebellion』かなと構想中。『Justice OR Voice』や『インヴィンシブル・ジャスティス』『赤い世界が消える頃』もいいなあ。いやいや『Maria Trap』も捨てがたい……。
 この辺の選曲には、YouTubeのアイマス公式チャンネルで「夏祭り」と称してダダ流しにされていた2019年のライブツアー追加公演(さいたまスーパーアリーナ2days)の影響が大きい。いやあ、村川梨衣さんって……すごいね。

[その辺のことを別角度からも記述しました]


メインコミュも追いついた

 9月25日。この日付も思い入れがある。1993年のこの日、東京・日比谷野外大音楽堂。これまでの人生で一番深追いしたアーティスト「ZABADAK」の、2人のメンバーのうち1人が「のれん分け」という形で離脱することになった最後のライブの日だった。それから29年、まさか既に吉良さんは隣接宇宙に飛び出していて、自分はミリシタで「SHADE of SPADEの大団円を迎えていることになろうとは。ちなみにイベントポイントで5000位以内に喰い込むことができたので大変満足してます。『ESPADA』も音源を購入することでしょう。
 で、同日に解放済みだったメインコミュ116話まで進めちゃったんですよ。つまり現状最新の117話はリアルタイム。いやああのエピローグはずるいわ……。
 そんなわけで、メインコミュだけで見れば5年分2ヶ月半で駆け抜けた状況。途中から並行して「デレステ」も進めていたが、こちらはそんなに深くやり込んでいる訳でもなかったりする。コミュほぼ全放置人数多いんだもん……。一応お気に入り砂塚さん久川凪さんです。あと #りあむサンおもしろい です。あと全体的にお気に入り曲は少ないです。ただしBGM類はデレの方が響く
 そこにどうにかしてうまいこと「シャニマス」も手を付けていきたいと思っているが、多分状況は近くなるだろうなあ……。できれば「サイスタ」も一応……「もふもふえんの面倒くらいは見たいなあって……。
 MORとかも知っちゃうとねえ……。音楽コンテンツ膨大だし。

 その辺も進捗させられたらまた書きます。
 本日はこんなところで。


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