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千羽師匠に“刺さらなかった”麻雀ダジャレ集@日本少年

いよいよ、因幡はねるプレゼンツ「千羽黒乃のダジャレクイズ王」ライブ配信当日となりましたね。


神企画に浮かれて発表した先日の初noteでしたが、予想を上回る多くの方々に好意的な反応をいただきました。ありがとうございます!

あらためて、千羽師匠の麻雀ダジャレの底知れぬ人気ぶりを再認識することとなりました。

またそれは、麻雀の強さやプレイスタイルといった、いわば麻雀プレイヤーの魅力を語る上での絶対的指標(と見なされていたもの)とは全く無縁のフィールドにおいても、師匠が唯一無二の個性を遺憾なく発揮し、多くのファンに愛されていることに他なりません。

平たく言えば「千羽黒乃は麻雀が強い上に、めちゃくちゃ面白い」。そういう事なんだと思います。



すべての麻雀ダジャレがウケると思うなかれ

さて、先述の記事では、私がこれまで投稿した中から、師匠から返信等をいただいた麻雀ダジャレをいくつか紹介しました。

ご覧いただいた方の中には、もしかしたら「千羽師匠って、麻雀ダジャレならなんでも好き好き言ってくれるのでは?」と思われた方もあるでしょう。

あるいは「日本少年さん、どれもダジャレのクオリティ高すぎ!そりゃ評価されるわ」と感じてくれた方もいるかもしれません。

しかし、千羽師匠の麻雀ダジャレの世界は、そんなに甘いものではありません。「すき!」の返答をもらった幸運な作品の陰には、日の目を見ずして風化していった無数の駄作の骸が折り重なっているのです。

たしかに、私の投稿する麻雀ダジャレは全体的にクオリティが高いです。その点はいかんとも否定し難いところです。

ですが、「巧いダジャレが、これすなわち愛されるダジャレである」ということでは決してありません。技巧を凝らした秀逸作を遥かに凌駕する、勢い任せのクソダジャレ。それこそが、麻雀ダジャレの真髄であると言っても過言ではありません。

またそれは、千羽師匠自らがこれまで体現されてきた麻雀ダジャレそのものである。そう言い換えてもいいでしょう。

例によって前置きが長くなりましたが、ここからは、私がかつて千羽師匠に送りつけただけで終わった麻雀ダジャレを、いくつか取り上げてみたいと思います。

なお、今回のすべての作品に対しては師匠からのリプライ等はいただいていませんが、一つ残らず「いいね」をつけていただいていることだけは付け加えておきます。

千羽師匠の律儀さ、慈悲深さ、麻雀ダジャレに注ぐ愛情がわかると同時に、「ダジャレは受け取ったけれど評価には値しないのじゃ」という師匠の厳しくも愛のある対応には、ひたすら頭を垂れるばかりです。


師匠に刺さらなかった麻雀ダジャレ集

・師匠ウケを狙って外した作品群

実際に卓を囲んでのリアル麻雀、あるいはボイスチャットを繋いでのネット麻雀など、対人での麻雀の最中に「思わず麻雀ダジャレが口をついて出てしまった」経験の一度や二度は、誰にでもあることでしょう。

そもそも麻雀ダジャレとは、そんな普遍的な可笑しみをもつ、コミュニケーション手段のひとつです。

ですが、千羽師匠からの「すき!」を欲するあまりに視野狭窄に陥り、一般ウケなどお構いなしの「師匠に摺り寄った(と思い込んでいる)ネタ」を投稿してしまうことが多々あります。

いわゆる“ちなDe”要素にかけるも外し、
師匠が雀魂で愛用していたワン次郎でも外し、
インフレ雀荘+時代劇ネタでも外し、
✕シャンポン ○バッタ待ち でも外し、
懐かしの教育番組ネタでも外し、
平成初期のレジェンドドラマでも外し、
アカデミック&テクニカル系でも外す

いくつか列挙しましたが、いずれも片手で数えられるほどのいいねしか得られなかった上で師匠にもピンと来なかったという、哀しき「狙いすぎ作品の末路」と言えましょう。

しかし…下には下があるのです。


・師匠一人からしか反応がなかった作品群

師匠ウケを狙いすました挙げ句、師匠からいいねをいただいた以外に誰からも何の反応もなかった作品も、数多く生まれています(他人事)。

完先・アリアリネタでいいね1
それは聖母・黒乃からの1いいね

以下、一件のみの「いいね」は全て師匠からのもの。「お天道様は見ている」ならぬ「千羽師匠は見ている」なのです。

これらはもちろんネタ投稿直後のキャプチャではなく、この記事を書いている今リアルタイムで撮ったスクショにつき「純度100%、混じり気なしのいいね1」であることを申し添えておきます。

国民的アニメでもいいね1
世界的超能力者でもいいね1
ファミコンジャンプの英雄でもいいね1
林家一門でもいいね1
海外名作ドラマでもいいね1

清々しいまでの「いいね1」。独りよがりのダジャレなど、誰も見向きもしてくれはしない。ただ一人、聖母なる千羽黒乃師匠を除いては。

実は最後の「大三元の小さな家」あたりは密かに自信があったのですが、いうてフルハウスやアルフほど我々世代の記憶に鮮やかなレジェンドドラマでもないし、しゃーない(責任転嫁)。


まとめ

今回は、狙いに行って外した麻雀ダジャレ作品、有り体に言えば「麻雀ダジャレでスベった事例」を具体的に振り返ってみました。皆さんに「あの千羽師匠にスルーされたのを全世界に晒されたのが、自分でなくて良かった」と温かい気持ちになっていただけたのなら幸いです。

ただ私の考えを言えば、ともすれば大惨事とも思われかねないこの状態は、実はとても良いことだと思っています。要するに、麻雀ダジャレに対して、それを見た人たちが至極真っ当な「嘘偽りのない反応を示してくれている」と感じるからです。

傑作ダジャレは自然といいねを集め、拡散される。そして、それはまた千羽師匠の日々発信する麻雀ダジャレという源流に還り、この愛すべき麻雀ダジャレの世界をより豊かにしてくれる。

そうした傑作が生まれる間には、取るに足らない文字通りの駄洒落が多く生まれるのは必然。それはそれで「しょーもないダジャレ呟いちゃって~キャッキャ」と楽しむもよし。

麻雀ダジャレ道を極めるべく、ストイックに腕を磨き研鑽するもまた良し。いや、とはいえ「そんなダジャレにまじになっちゃってどうすんの」の精神は、いつも片隅に置いておいた方が良さそうな気はします。一旦ね。

いずれにせよ、心に響かない麻雀ダジャレに温情でいいねを付ける必要はないし、自分はしないようにしています。

逆に、笑い、感心し、「よくぞひねり出してくれました!」という名ダジャレには、心からの賛辞を込めた「いいね」を1つ、これからも贈らせてもらいたいなと、そう思っています。

…というのは、この数カ月間で千羽黒乃の麻雀ダジャレ沼にハマり、肩まで浸かってしまった男のあくまで一意見にすぎません。

細かいことなど気にせず、頭を空っぽにして、ただ師匠の麻雀ダジャレを楽しめばいいんです!考えすぎたって、つまらぬ放銃が増えるだけ。

それでは皆様、これからもよき麻雀ダジャレライフを。


この記事の筆者:日本少年(https://twitter.com/zipangu_boy)

Mリーグでは今季サクラナイツの窮地に心を痛め、雀魂では雀聖坂でふらつく麻雀好き。渋川ナンバーズ。ひよこさんメンバー。渋川式麻雀通信と千羽師匠のダジャレのリプ欄に時たま現れます。





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