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世界自然遺産 白神山地

秋田県と青森県の山の間に、白神山地しらかみさんちと呼ばれる広いブナの林があります。白神山地しらかみさんちは、1993年に日本で初めて世界自然遺産せかいしぜんいさん登録とうろくされた場所のひとつです。世界自然遺産せかいしぜんいさんとは、ユネスコによってノミネートされた世界中の特別な場所のことです。今月11日、秋田県藤里町ふじさとまちでは、白神山地しらかみさんち世界自然遺産せかいしぜんいさんになってから30年を記念する式が行われました。しかし、地元の人によると、白神山地を訪れる人は毎年すくなくなっています。

最初は ブナの木が育つのはヨーロッパと東アジアだけだと思っていました。しかし少しネットで検索をすると予想に反して、インドネシアのパプアには別のブナの木が生育しています。この種類のブナは 「Beech Selatan」と呼ばれ、非常に大きく成長し、雄大ゆうだいを見えます。

Beech Selatan の木

なぜかわかりませんが、こういう大きな木が並んでいるのを見ると、まるでファンタジーの世界の舞台みたいに感じます。しかし残念ながら、違法伐採いほうばっさいのせいで、この木の生息地は危険な状態になっています。


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