乞食国家北朝鮮の矛盾
「心の内鍵」のところで簡単に書いたが言葉は実は反対の意味を併せ持つ。「幸せ」という言葉を持っている私たちは実は「大きな矛盾」を抱えながら「あの人に比べれば・・・」というように裁量的な判断でしか成り立たない。
北朝鮮の正式なフールネームは「朝鮮民主主義人民共和国」なのをご存知だろうか?あの地獄の国が民主主義?思わず失笑してしまうが北朝鮮の厚顔無恥の詐欺的スローガンはこれだけではない。多数の国民が餓死し、凍死してしまう世界に類例のない屈指の乞食国家なのに「地上の楽園」「羨ましいのは何もない」と裏声で叫ぶしかない人民の声無き叫びがあまりにも痛々しい。虚しいばかりだ。
下の写真を見てほしい。右上の写真は脱北の途中、銃殺されたまま川の中に頭が埋もれたまま凍ってしまった写真だ。この女性は自分がこのような姿で最期を迎えるとは夢にも思ってないだろう。飢えに苦しんでいる子供のために食料を求めて中国側に渡る途中だったのかもしれない。靴も靴下がなくて布で足を覆っている姿だ。しかも北朝鮮の国境警備隊は屍を放置している。人間の尊厳について北朝鮮当局はどう思っているのだろうか。見ていて腹が立つ。授業で見せる写真には裸のまま殺され、そのまま腐っていく女性の写真もある。刺激が強すぎるので、必ず予告をしてから見せることにしているが、民主主義国家を自負する北朝鮮の惨状は筆舌に尽くしがたい。
至近距離で銃殺する場面もショックだが丸い望遠鏡のように写っているのは脱北の途中同じく銃殺された男性の屍を警備兵と住民が囲っている場面だ。上の写真では乞食が大量に写っている。
僕は北朝鮮を潰すためなら戦争をする意味があると信じてやまない。なぜ、この矛盾がこれほど長い間放置されるのか? どう考えても納得できない。
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