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ヴイアラの話をするとしよう


はじめに

みなさーん!
アイマス好きですか〜?
ヴイアラ知ってますか〜〜?

 最近ちょっこし話題になってきてるヴイアラちゃん。ヴイアラって何してるのかよくわかんないんだよよね。アイマスなの?みたいなのが散見されるんでアイマスPさんに向けて少し話していきてえなぁなんて思い筆を走らせました。アイマスのことを全く知らない人は話が入らないかもしんないです。

 軽く自己紹介をすると、アニマスからプロデューサーになってグリP→ミリPときてヴイアラPもやることになりました。

 あくまでもアイマスP側からの視点で1ユーザーとして思う事をまとめたものですから色々なご意見お待ちしております。

『PROJECT IM@S vα-liv』
縮めてヴイアラ
ヴイアライヴ、"う"に濁点です。

ざっくり説明するならば
配信活動を通じて彼女達をプロデュースしよう!
配信を見ているお前がプロデューサーだよ!!
アイドルとしてデビューできるかはお前ら次第!

 この3人はまだアイドル候補生であってアイドルではないのでアイドルデビューをかけて日々研鑽しています。今からでも彼女達を応援する事が遅くないというかまだほんの序章であると言うのが現状なので迷っているのならば踏み出しちゃいましょう。

 そして本当に知ってもらいたいのはヴイアライヴは今が旬の物凄く楽しいコンテンツだということと、これからのアイマスの広がりを支えてくれる可能性であると言う事です。

 本文においてこうした自論を展開して行きたいと思います。めっちゃあたまのいい知能が溢れ出たインテリ感のある文章を用意したので最後までお付き合い願いたいです。

貴方はヴイアラをご存知か?

『PROJECT IM@S vα-liv』
 
ヴイアライヴは、アイマス3.0 VISIONの新事業戦略である「複合現実を融合させた新たなるプロデュース体験」の一環として発起された一大プロジェクトだ。

 我々視聴者がプロデューサーとしてアイドル候補生の配信を応援することによって彼女たちをアイドルへと導いていくという企画である。そのためか厳密にはアイドルマスターシリーズではないのだという。月毎にオーディションと言う名の投票企画があり支持率が1番高かった候補生がその月のご褒美をもらうことが出来る。著名人とのコラボ動画であったり楽曲動画を作成してもらったり楽曲を配信してもらったりと活動を後押ししてもらえるものが主である。

 誤解されやすいのだが3人のうちからアイドルになれる1人を選ぶものではない。それぞれがアイドルに向けて成長しているかを評価するものであって全員がアイドルになる道も用意されている。そして視聴者はプロデューサーとして毎月のテーマに沿った課題をこなしていく候補生達に配信を通して助言をしたり悩みを聞いたりする。そうして配信と言うプロデュース活動を経て候補生達は発表へと挑んでいく。驚くべき事に視聴者の反応はかなりの濃度で反映される。あの発言が面白かった、その言動がカッコよかったといったコメントや感想が単純な声援でなく実際に発表内容を構成する一部となっているのを直に感じることが出来る。そして発表後の配信にて一緒に振り返ったり反省を踏まえて次に活かそうと言う話までもを共有していくので本当にプロデュース活動をしているかのような錯覚を覚える。
 
 実際にオーディションが行われることで単なる肩書きだけのアイドル候補生で終わらないことを示しており、毎月勝者と敗者が生まれてしまう。このリアリティがヴイアライヴの見所の1つだ。ただし候補生達3人は徐々に仲を深めてきており3人での配信では仲睦まじい姿を見ることができる。そのため視聴する側も気負い過ぎずに配信を見るのが望ましいだろう。アイマスシリーズの良さである「仲間でライバル」と言った面を感じてもらえると分かりやすい。

 またオーディションだけに留まらず、歌ってみた動画、ゲーム配信、企業様からの案件など通常の配信者のような活動も行っているので気になった方は気軽に触れてみて欲しい。

PROJECT IM@S 3.0 VISION

 一口にヴイアライヴはアイマス版のVtuberだと言われているが、それだけに収まらないアイマス全体のこれからを担う役割を与えられているのではと私は見ている。そのためヴイアライヴについて更に話していく前に、まず3.0 VISIONについて話したい。
 
 3.0 VISIONのキャッチフレーズは「CRE@TE POWER WITH YOU! あなたらしさが、きっと誰かの力になる。」だが、私は、1ユーザーとしてアイマスに触れていくことが他のユーザーに対して多大な影響力を持っているのだと言うことを改めて説明しているのだと受け取った。私達がアイドルマスターシリーズのアイドル達を現実にいるかのように扱うことで、それはやがて伝搬しアイドルマスターの実在感をより解像度の高いものへと昇華させていくだろう。

 このような展開の試みは既に行われていた。現在は無くなってしまっているDMM VR THEATERにて行われていたアイマスMRステージだ。MRステージについて詳しくはこうした記事をご覧いただくのがよい。

 余談になるが私は運良く765プロさんの菊地真さんと双海亜美、双海真美さんの公演に行くことができた✌️

 私は765プロさんで亜美真美Pをさせてもらっていたのであのステージで思わず泣いてしまったのを覚えている。

 本当に2人がそこにいる。
話しかけてくるしいじってくる、こちらの言葉や感動に反応するし、文句も言ってくる。そんな世界に自分がいる…。

 この感覚を大々的にアイドルマスターシリーズ全体に広げ、かつ身近にする。アイドルマスター各ブランドのアイドル達がまるで本当に存在しているかのように、そこに関わる全ての人でその世界を作り上げていく。私はそこにアイマス3.0 VISIONとは何かを見出している。

ヴイアライヴに出来るコト

 3.0 VISIONの実例として765 MILLIONSTARS LIVE 2023 Dreamin’ Grooveの開催であったり、先日の東京ゲームショウ2023にて283プロのみなさんがバンダイナムコTVのスペシャルアンバサダーとして活躍していたのは記憶に新しい。

 これらを見ているとヴイアライヴの可能性が見えてくるはずだ。

 勘の良い方はもう気づいているかもしれないが、上記にあげた765MLDGと東京ゲームショウ2023にはヴイアライヴが直接絡んでいる。

まず765MLDGの同時視聴枠

そして東京ゲームショウでのスペシャルサポーターとしてのお仕事

 ここで重要視したいのはヴイアライヴの候補生達は現実の人間と虚構のアイドルとを同列の存在として扱っているという点である。

 かつてのMRステージだったり星井美希さんのSHOWROOM配信、行くマス来るマスなどで既に現実と虚構の邂逅はアイマスにおいては実践済みであったが、ヴイアライヴと言う現実と虚構の両方の性質を併せ持つ存在が介入してきたことに大きな意味があると考える。彼女達の配信は虚構に対して更なるリアリティを広げる役割を担っているのだ。

候補生達はどこにいるのか

 ヴイアライヴはアイマスとしての側面と配信者としての側面の両方を持っている。

 これはどういう事かと言うと、直接言及はされていないのだがヴイアライヴの候補生達はどうやらアイマスのアイドル達が実在している虚構の世界の住人であるようなのだ。アイマスやアイドルマスターと言う言葉は使わないし、アイマスのキャラクター達は各ブランドのアイドルとして独立しているので、例えば『天海春香さん』と言えばヴイアライヴの候補生達に伝わるのだが『天海春香さん役の中村繪里子さん』と言うと伝わらなくなってしまうようだ。※1

 それにも関わらず作品の世界を飛び出して現実で彼女達とはコミュニケーションが取れる。バンナムのお偉いさん方やお笑い芸人、インフルエンサーといった実在する人物と通常のやり取りが出来る。私達プロデューサーとも配信を通して自然な受け答えをすることが出来るし更に補足すると1on1という直接候補生達と会話の出来るイベントがあるのだが、そこで本当に普通の会話をすることも出来てしまう。配信者であるということは決められた台詞や選択肢で会話するのではなくリアルタイムでの人と人とのやり取りから発言をするのである。

 アイマスという話題において彼女達は向こう側の存在ではっきりと非現実の面を待つ。彼女達の世界では天海春香は実在しており、それは765プロダクションが存在していることを意味する。そうなれば同様に他のブランドも広がっているはずだ。

 しかしそれ以外の所では私達と同じ世界で私達と同じような感覚で生きている。現実との乖離はアイマス上でだけ起こるのである。他のゲームやアニメに関しては通常のように話をする。実際に存在する土佐兄弟さんやFRUITS ZIPPERさん、ヨビノリたくみさん、よみぃさんと言った芸能人の方との話題を共有することも出来る。アイマスが実在するかどうかを除けば私たちと彼女達とは同じ世界の話ができるのだ。

ヴイアライヴがもたらすもの

 さて、要点をまとめると、残念ながらアイドルマスターシリーズのアイドル達は現実には存在しない、存在して欲しいと私達が願うことしかできなかった。だが、そこにヴイアライヴが入ることで変化が生まれる。

 私達とヴイアライヴはアイマスを除いて現実の世界に対して同じ感覚を持っている。そして同時にヴイアライヴはアイマスが存在している世界の住人でもある。そのため彼女達が語るのはアイマス世界の真であって、彼女達を通すことで私達はアイマスの世界をより現実のものとして認識することができるのではないだろうか。

 こうして現実感の増したアイマスに対し私達が喜びを感じる事は新たな話題性や集客性をきっと産むことだろう。ここで3.0VISIONのキャッチフレーズ「CRE@TE POWER WITH YOU! あなたらしさが、きっと誰かの力になる。」の話に戻ろう。前述の通り私達がアイドルマスターの実在感をより鮮明に感じることがアイマス世界の広がりを持たらす事に繋がるのだとするならばヴイアライヴの存在はそれらをより確固たるものにするのではないだろうか。

 先日行われた9月のオーディションでは特別ゲストの審査員として765プロからの天海春香さんが出演している。天海春香さんは私達の世界には存在していないはずなのだがこの放送ではまるで実在するかのように天海春香さんの存在を感じることが出来る。候補生達に助言や感想を伝える天海春香さんは確かに私達の世界にも存在していた。ここにアイドルマスターのこれからが詰まっているのだと思えてならない。  

 ヴイアライヴの存在はアイマスの奥行きを広げる可能性があり、そうした展開をしていくかどうかは私たちプロデューサーにかかっているだろう。これからのヴイアライヴの成長と新しい試みに大いに期待したい。

終わりに 

〜視聴者=プロデューサーとしてできる事〜

 結局のところアイマスPとしてできることはシンプルに楽しむだけなのではないでしょうか。時に笑い、時に涙し、共に喜び成長し、一歩一歩を踏み締めて進むことがアイマスにおけるプロデュース活動なのだと私は思っています。

 ヴイアラは始まったばかりのコンテンツで今後どのような展開をしていくのかはまだ分かりません。ただ、私達の思っている以上に様々な願いが込められているプロジェクトなのだと思います。

 色々と理屈をつけ語らせていただきましたが私達がアイドルマスターを受け入れていなければこれらの道理は成り立たないです。バンナムの事を手放しに信用できない時も確かにありましたが、現時点ヴイアライヴ事業への取り組みは目を見張るものもあります。ヴイアライヴの可能性を信じてみてください。

 これまで興味のなかった方も一概にVtuberだと切り捨てず遠くからでもよいので見守っていただけると嬉しいです。ヴイアライヴはきっとアイマスの可能性を広げてくれるはずです。

 興味を持ってくれた方はまずチャンネル登録や高評価、Twitterのフォロー、そのどれか1つだけでもやってみてください。それが立派なプロデュース活動になります。そこから気になる動画や切り抜きなどを見ていただけるとよいかと思います。私としては7月のボーカルレッスン回などからがおすすめです。アイドルとして本気で何かを掴もうとしている姿を見ることが出来るでしょう。

 また本文中にご紹介した9月のエンターテイナーについて学ぶ回も非常に素晴らしいです。候補生達に心を揺さぶられて見てください。

 そしてちょうど10/4の12:59までの現在、中間審査なるものをやっているのでとりあえず気になる候補生に投票してみてはどうでしょう?

まだまだヴイアライヴの規模は小さいです。貴方の1票の影響力が非常に大きいです。

 と言うわけで最後までお付き合いいただきありがとうございました。次回があればもっと楽しく候補生の魅力について話していきたいと思います。

それでは
自分達の好きが誰かの力になると信じて…


とまあ、結局のところバンナムがどこまで考えてるかなんて知らんのでこうだったらいいなって思って書きました。少なくともヴイアラヴ企画の勝俣春樹氏が今までやってきた事と、自分の思い描くビジョンとやりたい事が重なるので信じてみようと思ってます。ヴイアライヴや勝股Pについて詳しくはこちらの記事もご参照ください。

これからもアイマスですよ!アイマス!

※1
声優としての中村繪里子さんをどういう扱いにしているかはまだ見えておらず。バンナムの方針も公開されているわけではない。


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