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その一手間が惜しい

時代はキャッシュレス。
我が家も財布を軽くする目的とともに家計費一括管理しやすいカードやスマホ決済に切り替えて久しい。
その中の一つであるQRコード決済のPayPayが注目を浴びている記事を見つけたため、我が家の実例や下記に挙げた日経新聞の記事を参照しつつ書き綴りたい。

ーインバウンドとともにアリペイがやって来たー
数年ほど前から黒船来航の如く中国人観光客のインバウンド対応のためのチャージ式決済のQRコード決済が始まった。
その日本版とも言えるチャージ式QRコード決済がPayPayだ。今ではクレジットカード等で後払いも対応している。

しかしながら、我が家ではクレジットカードとQUICPayあるいはGooglePayで集約していたため気にも留めなかった。インバウンドの観光客をよく眼にする環境では特に敬遠してしまう心理も働いたのも大きい。

そんなQRコード決済であるが、旅行や買い物などでQRコード以外の電子決済払いやカード払い非対応の店舗に行く機会が増える事によって、我が家の状況が一変する。
まずは良く行く居酒屋や牛丼チェーン店でPayPay払いだけの対応が多いので、ここは一つその際の大蔵大臣、主人に先頭を切ってもらおう、そうしよう。と使い始めたのであった。

あるとなかなか便利ではあった。特に何があるか分からない旅行先で重宝した。
しかし、自分のカードやスマホ払いの場面はそうはない。
コンビニはもとよりスーパーや病院・薬局に至るまで全てQUICPayで事足りてしまうからだ。何より、手帳式ケースを開かずにかざすだけで支払いが終了し、カメラモードを立ち上げなくて済む。仕事でもないのにいちいちカメラを起動させるのは億劫である。よってアプリはダウンロードすれども未だ使用していない。

さて、そのPayPayであるが、コロナ禍により現金決済が減りスマホ決済の割合が増える中で躍進してきた。2021年度におけるアプリ利用者数ランキングでは19年度比38.5%増の第2位となっている。
調査会社によるリサーチではQRコードなどのスマホ決済をした回数のシェアはPayPayが5割を超えるそうだ。

また買い物などにより貯まるポイント、ペイペイポイントの本格稼働により共通ポイントのプラットフォームの4大経済圏「Tポイント」「Pontaポイント」「楽天ポイント」「dポイント」に新たに加わり今年の秋から5大経済圏を生み出すという。
QRコード決済にクレジットカードを併用することによってポイント3倍もあるそうだ。

その他方で、商品やサービスの支払いに使えるペイペイポイントの外販を今秋より始めるそうだ。大手チェーン企業はもとより将来的には個人店舗に至るまで、決済手段を持つ持たないに関わらず購入できるようにするという。導入店舗や利用者を新たに増やすのが目的ということである。
ペイペイが主導で行ってきた販促を現場の判断にて行える形になっているとの事、他4大経済圏にどのような化学反応を及ぼすのか注目が集まりそうである。

とまあ、何はともあれ、利用者にとって選択肢が増えて還元率が増えるというのは物価高が叫ばれる昨今においては有難い。
何かとQRコードをかざす機会が多いから皆さんは慣れているのであろうし、カメラ起動の一手間は手間と見做さないのであろうから。

さて、私も仕事以外にもカメラ起動させるべくPayPayのセットアップをしよう。
まずはその一手間のハードルが高かったのだ…


気になるPayPayとその他QRコード決済事業の中身については下記日経新聞記事を是非ご一読されたい。

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