映画『しあわせのかおり』についての雑談

最近、役者さん注視で映画・ドラマを観るようになった。

ま、キッカケは田中圭さんなんだけどね。ファンです。

今まで映画を見る興味はそこにはなかったので、かなり新鮮です。

という訳で、こちらは田中圭目当てでGYAO!の無料配信から拾ったんだけど、“めっけもの”というやつでした。

中谷美紀主演。
地方都市の、小さいけど名店の中華料理店。その店主がある日病で倒れ、その弟子になるのが中谷美紀。店主が1人で切り盛りしていたお店を彼女が復活させるまでを描く。

完全にしてやられた。

何にって、店主役の藤竜也に。

念為ですが藤原竜也じゃないですよー、最近シェフの格好してたけど。藤竜也さんです。

なにせエンドクレジット見るまで、全く藤竜也だと気づかず、役名ままの『王さん』だと思ってた。
そういう中国出身の方だとすっかり思ってた。
「どこから連れてきたんだろう?日本語上手だな」で最後まで行ってしまった。

役者さんって、つまりは「演じてる」わけだから、その役に見えても元の本人を忘れられるってないと思うのです、大抵は。
マレフィセントはアンジーだし。
イーサン・ハントはトム・クルーズだし。
ジョン・マクレーンはブルース・ウィリスだし。
よく見るとそうだもの。

大抵どころか、100%の人いるよね。
キムタクは何演じてもキムタク。
まぁファンの人はそれが良いっていうし、最近はその気持ちも分かるようになってきた。

ただ、全く役者本人を忘れさせて役だけ立たせるって、凄いを通り越して、恐ろしい。

それを観てしまったわけです、この映画で。

そりゃもう、ビックリしました。

この映画は、藤竜也を見るためだけでも価値があります。

なお、料理がめちゃめちゃ美味そうなので、絶対に夜中には観てはいけない。
とんでもない飯テロです。
これだけは太字で声を大にして言っておく。

あーーー、これ書いてるだけで中華料理食べたくなってきた……

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