43本目 ジャグマの証明(解答)

デビステのてんぷら 43本目 (週刊PONTE vol.44 , 2019.9.16)

つい先週9/7のジャグリングマーケット(ジャグマ)にご来場いただいた皆様、その節はありがとうございました!
結構強めの雨がしっかり降っていたりすることはなかったが、しぶとい残暑の中あれだけの人が来ていたので、ジャグリングがもつ集客力の高さに純粋に驚愕。いや、あまりにも暑すぎて外でジャグれなくなった人が来てくれたのかもしれない。

冒頭に、ご来場いただき云々とか言ったが、私は別に出店してない。あくまで客としての参加だ。私は好きなアーティストのライブに行っても、Tシャツとかタオルとかを買わない人間。デビルスティックは回すが、経済は回していないのである(デビルも回せてない)。なのに今回のジャグマでは浮かれて完全に散財で万歳である。スティックバッグを手に入れ、満悦。ぴよっとクラフトでタオルも買うわ、KOMEIさんからけん玉も購入するわ、挙げ句の果てPONTEのTシャツまで買ってしまった(初めてPONTEグッズを買った)。

必然、ジャグマに出ていた本に関してはすべて購入する運びとなった。『ピンクの猫』所属のじん氏による論集も、いり氏の漫画も、ピントクルのアトチもしっかり入手した。いぬとジャグラーのゆる可愛さと、ジャグリング論集の骨太さと、アトチvol.8の画像の粗さは必読必見である。

もちろん、オリジナル道具を販売しているブースも興味深かった。
かつての私は、シガーボックスにキムワイプを仕込んだり、デビルスティックにバネを仕掛けたり、カラーコーンをけん玉にしたりと道具自体に手を加えることに余念がなかったが、これらは所詮改造。対して、ジャグマ出店者たちの道具は創造なのである。
中でも、トラヨシ氏が販売していたスタッフポイ。名前はスタッフとポイだが、その長さはいかにもデビルスティック。棒の両端に、数cmの紐を介して球体の持ち手が付いており、コレとハンドスティックと組み合わせることで、無限の可能性が溢れ出す素晴らしい道具だった。

と、なんだかんだで満喫したジャグマであったが、やはり出店者として出てみたいなぁという思いが強くなった。わざわざしおんさんが徳島から会いに来てくださったり、面と向かって「読んでます」と言っていただけるのは嬉しいものなのである。私は、ジャグリーなアクセサリーも作れないし、イラストも書けないし、道具は改造止まりであるので、商材はおのずと限られる。限られる中で考えるのは、ジャグリングを考える時のようにワクワクするものである。
ジャグマ、楽しかったので来年もぜひ開催してほしいし、てんぷらをお読みの皆様のご来場を心よりお待ちしている。

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きんまめ:ジャグリングサークルジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。デビルスティックをやっていました。ホントのジャグマはわかりやすい場所で開催されていたので迷いませんでした。好きなジャグラーは主催のゴ~チョさん。

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