運命学入門

【最初に】

 運命とは何か。
 当方はしばしばそのようなことを考えます。
 『未来は常に空欄で人々の意思で明日をいくらでも作っていける』
 このような考えの人にとっては、
 『運命などないあるのは人の自由意志だけ』ということになります。一方で、人間は生まれた時からさまざまな制約を受ける生き物であり、であるから自由な意思を持っていたとしても思った通りには生きられない。というような考え方をする人もいます。
 『運命はある程度ある』
 ということになります。
 そもそも運命の定義とは何なのか。
 よく判らないのでウィキペディアから剽窃をします。

 『運命とは人間の意志をこえて、人間に幸福や不幸を与える力あるいは、そうした力によってやってくる幸福や不幸、それの巡り合わせのこと 』

 端的に言えば幸不幸の波のことが運命というものの正体のようである。
 運、不運。ツキ、不ヅキ。
そういうものの流れの総体が運命。
 貧富、勝ち負け、栄枯、生死。
 東北大震災を経験している日本の人々の多くは、恐らく、運命というものはあると考えているのではないかと考えます。努力の甲斐もなく死んでいく人々を見て、
 『人間の意思で明日をいくらでも作っていける』
などと言える人は、今の日本では恐らく相当『能天気』な人と言われるはずです。
 一方でこの何だかよく判らない、得体の知れないものにやられっぱなしになるのも癪に触ることです。
 どうせ死ぬのであれば運命というものがどういう形をしているのか、どんな色をしているのか、少しでも理解してから死にたい。
 そう思って当方はいろいろと試行錯誤をして、なんとはない答えのようなものを見つけました。もっともこれはあくまでこれは当方が見つけた当方の答えであって、他人に押し付けるような代物では本来ありません。
 これはあくまで私だけの真理。
 ただ、そうは言っても何かの役に立つこともあるかもしれません。
 シャーロック・ホームズも言っています。
 『ありえないことを一つ一つ消していけば最後に残るのはどんなにありえなそうなことであったとしても、それが真実』
 当方がしくじってもそのうち誰かが真実にたどり着くに違いありません。

先回りして、本記事の内容を説明すると次のようになります。

①人間は生まれてからの日数を無意識にカウントして生きている。
②人間は9日、99日、999日、9999日、99999日のような『10のn乗-1』の日数内に起承転結が収まるように無意識に計画立てて生きている。

人間の運命の基本は9ターン1サイクル。どんな場合でも9回ワンセット。9日で1サイクル。99日で1サイクル。999日で1サイクル。9999日で1サイクル。そう決まっている。そのサイクルに収まるように人間は無意識に計画を建て、実行をし、補正をし、結果を出そう生きている。生まれた時から死ぬまでずっとその9ターン1サイクルが続く。死んだ後にもそのサイクルが残る。
 それこそが運命の形。
 とまれ、まずは話を進めることにします。

◇               ◇              ◇

 七五三というものがあります。
 生まれたお子さんが三歳、五歳、七歳になったのを祝う習慣です。数え年であれば、二歳、四歳、六歳です。
 七つまでは神のうち。
 恐らく七つになるまでに亡くなるお子さんが多かったのでしょう。七五三はなんとか関門を突破できたことを祝う儀式。
 厄年というものもあります。
 男性は数え年で二十四歳、二十五歳、二十六歳。四十一歳、四十二歳、四十三歳。六十歳、六十一歳、六十二歳の三度。
 女性は数え年で十八歳、十九歳、二十歳。三十二歳、三十三歳、三十四歳。三十六歳、三十七歳、三十八歳の三度。
 この時期いろいろと難しいことが多く、トラブルに遭い易い、そのような時期。陰陽道がベースにある、根拠は良くわからないが、そういうことがあるらしいという俗信です。ただ俗信とは言え、何か人々の心に引っかかるものがあるから今も厄除けのような儀式が各地の寺院で行われている。 
 七五三にせよ厄年にせよ、特に気にする必要もないと言えば気にする必要もない、存在を無視してよろしいレベルの話です。
 そのようなものは気にしなくて良いもの。
 一方で、更年期というものがあります。閉経前後四十五歳から五十五歳ぐらいの期間のことですから、本来的には『女性だけの症状』ということになります。ただ、男性にもこの時期、不調を感じる人がいるということですから、とりあえず、こちらでは『男女共にそういう時期がある』ということにします。
 あるいは幼児のイヤイヤ期というものがあります。二歳半ばぐらいから始まります。何を言っても嫌がってどうにもならない時期。ただ、個人差はあるようです。何が個人差に繋がるのかは判りませんが、とりかくそういう時期がある。
 第二次反抗期というものもあります。文部科学省の説では大体中学二年生ぐらいの時期ということです。12歳ぐらいから始まり、高校に入るぐらい、15歳ぐらいで終わるとということでよろしいと考えます。親の言うことを聞かず、暴れたり、めちゃくちゃなことをしでかす時期、という認識ですがこちらも個人差はあって、特に大きな騒動を起こさないお子さんもおられる。
 七五三、厄年、更年期、イヤイヤ期、反抗期。
 俗信迷信と統計を取った上での現象と差はあるのですが、言わんとすることは簡単で、

 人間にはそういう時期、危ない時期がある。

 つまり、人間という生き物の体内(この本は運命学の本であって生物学の本ではないのですが、とりあえず今はこの表現でいきます)にはたとえば蝶が羽化したり、おたまじゃくしがカエルになるように、ある時期が来ると何某かの変化が起こる、そのような仕組みがある。
 では、その時期を、年数ではなくて日数でとらえたらどのようなものが見えるだろうか。
 一年ごとにおおまかに見るのではなく、生まれてからの日数で人生を捉え直す。そもそも人間のように一年を一つのサイクルとして考える生き物は、生物全体から見ると少数派です。鮎は一年で一生を終えます。ショジョウバエは頑張って2ヶ月。一年以上生きない生き物には一年という単位は無意味です。生まれてから何日か。何日が経過したか。その経過日数によって変化が起こる。人間も同じ。一年という単位を恐らく細胞レベルでは認識していないはずです。あくまで重要なのは、
 『生まれてからの日数』
 基準は日数。
 生まれた日が判らないという人は確かに存在します。ですが、
 『生まれた日から本日までの日数がそのつど変わる』
 という人は存在しません。  
 昨日生まれた人は今日が1日目です(生まれた日をゼロ日と考えた場合です。生まれた日を1日目、とすれば今日は2日目です)。
 昨日生まれた人は今日が2日目。
 昨昨日に生まれた人は3日目です。
 100日前に生まれた人は本日が100日目。
 昨日生まれた人は今日が365日目ではないですし、一昨日生まれた人は今日が十歳の誕生日ではありません。
『生まれてからの日数だけは絶対に変わらない』
『生まれてからの日数というものだけは絶対的な指標』
なのです。
神様がいるか分からないですし、守護霊背後霊がいるかもよくわからない(私には霊感のような物がありませんから)。ですが『生まれてからの日数』は当てにならないこの世の価値尺度にあって珍しく『絶対的なものさし』になります。
 ですから、生き物は『生まれてからの日数』を頼りに自分のライフサイクルなりを組み立てている。それは人間も同じ。
 イヤイヤ期や反抗期、あるいは更年期といった変化もそのよう不可変の日数というものに準拠して起こる。起こるはず。
 一方でこのようなことも疑われます。
 イヤイヤ期であるとか、反抗期、更年期以外にも実は人間の変化期のようなものはあるのではないか。
 それが実は、七五三や厄年といったものと関係があるのではないか。
 そういった何がしかの人間の節目、変化。
 手がかりとしたのが27クラブ、と呼ばれるものです。これも俗信です。ただとても引っかかるものです。

 『ミュージシャンやアーティスト、俳優。そのような人々に27歳で亡くなる人が多い』

 27クラブの大意はそういったものです。
 ブライアン・ジョーンズ。ジミ・ヘンドリックス。ジャニス・ジョップリン。ジム・モリスン。カート・コバーン。そういった人たちが27歳で亡くなっている。そこで、このあたりに何かあるのではないかと主にアメリカの音楽雑誌の記者たちが考えるようになって27クラブという概念が生まれた。 このあたり『更年期』と同じような『システム』が人間には備わっているのではないか。
 ちなみに日本の尾崎豊氏は享年26歳。27クラブ入りはしていませんが近い年数になっています。
 とりあえずとっかかりは27クラブということにして、亡くなったアーティストたちの生まれてから死亡するまでの日時を日数に換算してみます。何か判るかもしれません。

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 27歳。9999日近辺。少し結論としては早いのですが、9999日という節目の日近辺にアーティストは亡くなる。
ちなみに日本の尾崎豊氏は享年二十六歳。

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このような形になります。

アーティストの例だけでは少しサンプルとして少ないです。ですから、補足という形で別のデータも出します。死刑囚のデータです。Murderpedia という海外のサイトからの引用です。人数が膨大ですからとりあえず頭文字『A』の部分の犯罪者で、生年月日が分かっている人物だけを抽出しました。統計的なサンプルというには正確性を欠きますが、方向性を見るのであればこの程度の人数データで十分だと思います。
 『殺人犯はいったいどの日数近辺に殺人等の重犯罪を犯すのか』
というものです。年数ではなく日数です。

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 9000日から9990日、10989日ぐらいまでに犯罪を犯す人物が圧倒的に多いです。この傾向は多分、サンプルの分母をさらに大きくしても変わらないはずです。いずれにせよ『9999日』です。

 自分を殺してしまう27クラブ。
 他人を殺してしまう犯罪者は9999日近辺に多く現れる。

 9999日には『死』がつきまといます。終わる時期です。

◇               ◇              ◇

  話が前後する形になるのですが、それでは最初に例としてあげた更年期を日数換算で見た時、どうなるのか。

 更年期は50歳±5歳です。1950年1月1日生まれの人をサンプルにするとこのようになります。

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 16436日ぐらいから20089日。50歳は18262日。
 雑な言い方ですが、更年期の終わりはだいたい20000日ぐらいに来ることになる。

 20000日≒19999日です。

何が言いたいかというと、つまり、

『27クラブであるとか重犯罪者が多発する27歳、9999日』

の次の危うい時期が『19999日』なのではないか、ということです。

参考までに申し上げますが、上の1950年1月1日生まれの方の19999日は2004年10月3日。だいたい54歳と9ヶ月。

27年周期、9999日サイクル。

あくまで仮説であり、推論ですが、

『人間の中には、9999日で人生を一つ終わりとする、そのような仕組みが組み込まれている』

 のではないか。
 9999日という期間の中で生まれ、育ち、何事かをなし、9999日に終了する。
 27歳寿命説です。本来的には27年生きれば人生は十分。ただ、実際には日本人の平均寿命は80歳を越えますから、27歳、1サイクル説としたほうが良いかもしれません。
 一方で、そうだとすると次のような理屈もやはり正しいと考えないとつじつまが合いません。
 『人間は脳では知覚していないが、常に生まれてからの日数を正確にカウントしている』

 カウントできていないと27クラブも犯罪者の行動も成立しなくなってしまいます。更年期もそうです。日数をカウントしていて、ある日数が来ると発動するトラップが人間の体の中には存在する(繰り返しますがこちらで語っているのは運命学であって生物学ではありません)。

 では、ついでです。この流れであれば29999日も何か人間としての節目があるはずです。
 上の1950年1月1日生まれの人の29999日は何時か。2032年2月19日。82年1ヶ月19日です。だいたいですが日本の男女合算の平均寿命が84歳ですから、ほぼ≒ということになります。

整理するとこうなります。

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 『9999日ごとに命の危険が巡ってくる。そういう作り。そういうふうにできている』

そう考えたほうが得心が行く。あるいはこういう言い方もできます。

『人生とは9999マスの原稿用紙につづっていく日記である』

 ある人は9999日27歳、1サイクルで亡くなってしまう。ある人は19999日、9999日サイクル2セットで人生を終える。82歳(81歳でもよろしいですが)3セットで大往生をする人もいる。
 そのような大往生のサンプルとして『おひょいさん』として知られる藤村俊二氏のケースをあげます。

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29999日没です。ただ、このような例はとても稀です。

◇               ◇              ◇

 第二次反抗期はどうか。
 12歳ぐらいから15歳ぐらいまで。この頃は男子であれば声変わりをする時期です。女児であれば初潮を向かえる時期です。変化する時期です。更年期よりも期間としては幅が狭いです。2000年1月1日生まれの人をサンプルにします。

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このような感じになります。

 4383日から5479日ぐらいです。これだけでは少し判りにくいですから、イヤイヤ期について話を進める前に別の事象サンプルを挙げようと考えます。

それは、

『サブカル系の仕事をしている人は40歳前後で鬱病を発症したり人生が行き詰るケースが多い』

 こちらも27クラブで一部日本の関係者が語る俗信みたいなものです。ただ、俗信とは言っても多くの人が体感していることだと考えますから参考程度にはなるはずです。

判りやすく1960年1月1日生まれの人をサンプルにします。

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 40歳の誕生日が14610日ぐらいです。実際には閏年の関係で若干差が出ます。

 27歳、9999日、54歳、19999日、82歳、29999日が同じように終焉の時期であるならば、12歳4610日ぐらいで起こることと14610日で起こることは同じようなことであるはずです。24610日に起こることも同じ。同じような事象。そうならないとおかしい。

 サンプルをあと二つ付け加えます。

 SMAPの例です。ジャニーズ事務所のアイドルグループです。

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 SMAPの解散の直接の引き金引いたのは香取慎吾氏であったと聞き及びます。解散発表があった2016年8月14日は氏が生まれてから14440日。

 もう一つサンプルです。歌舞伎役者市川海老蔵例です。奥方の小林麻央氏死亡日時の2017年6月22日時点で氏は生まれてから14443日。死去発表は翌日ですから、14444日。

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 この二つのサンプル例入れたのは簡単に言えば、14444日がターニングポイントだろうということを言いたかったからです。本来的にはこのような『自分に都合の良いサンプルを選って利用する』ということはとてもアンフェアなことですが、

40歳以降のサブカル関係者の失墜となる14610日

 という事象のきっかけのどこが本当の肝となるのかを設定するのに少し無理をして例示しました。

サブカル関係者の変調のきっかけは14444日。

だとすれば第二次反抗期も4444日という日数が変化のきっかけということになります。


9999日、19999日に終わる。

4444日、14444日に変わる。

29999日にも終わるということですから、24444日にも変化がある。そういう見立てになります。

また少し整理します。0日からの出来事です。

このような形になります。

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 どうせですから厄年も日数的にどのような位置にあるか調べてみましょう。迷信俗信ではありますが、そこにはなにがしかの先人の知恵があるはずです(恐らく、厄年という概念はお寺のお坊さんの檀家帳が元であるのだと考えます。享年を見ているうちに何某かの法則に古い時代の僧侶が気がついた、そういうことだと考えます)。
年齢は数え年ではなく満年齢です。

男性の厄年はこちら

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女性の厄年はこちら

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 たとえば2000年1月1日に生まれた女性がいたとして、その人は2017年1月1日から2017年12月31日までが前厄。2018年1月1日から2018年12月31日までが本厄。2019年1月1日から2019年12月31日までが後厄ということになります(そこまで厳密に考える人はいないと思いますが、とりあえず、です)。
日数にするとこのようになります。

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 4444日、9999日という流れからすると、このあたりの危うい点は6666日のことを言うのだろうと考えます。

 31歳から33歳の日数はこうです。

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 12222日。

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 13333日。

男性の場合であればこうです。

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8888日。

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 15555日。

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 これは22222日。

 厄年が前本後と三年も幅を取っているのは2000年1月1日生まれの人も2000年12月31生まれの人も一緒に扱っているということもあるかもしれません。365日も差があるデータの二人を同じに扱うにはある程度の時間的な余裕が必要です。

 と、いうことでここでまた整理します。俗信ですが厄年の概念もチャートに付け加えてみます。

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 1111日単位で区切りが来る。トラブルは1111日ごとにやってくる。そのような全体像。人間の運命は9999日が一サイクル。単位ターンとしての1111日。1111日×9で9999日。
そのような全体像がなんとなく見えてくる。

 せっかくですから、1111日ごとの区切りと年齢の対応表を作って載せておきます。後で何かの役に立つかもしれません。

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◇               ◇              ◇


 ここで少し話を少し脱線させます。
 占いの話です(運命学も同じようなものですが、純粋な意味での占いの話です)。
 九星気学とカバラです。
 九星気学は、いわゆる暦です。一白水星であるとか七赤金星といった具合に年度ごとに人間の運命を支配する星が決まっていて、この星の動きを見て人の吉凶を占うというものです。恵方巻きの恵方もこの気学の考え方がベースにあるといいます。歳徳神というものがいて、この神様が毎年八つの方角を動いて回る。この吉神のいる方角を見て太巻きを食べる。そういう風習だと聞き及びます。
 カバラはユダヤの占いです。数秘術。数字にはいろいろな意味と作用があって、その力を人間も受けている。そのような捉え方でよろしいのだと考えます。
 双方に言える事は、
『物事は9年サイクルで完結する』
 というものです。
 九星気学の場合は乾兌離震巽坎艮坤の八卦+中宮で9。

 準備→発展→幸運→静観→収穫→悦楽→変動→好調→衰退

このような形で人生で起こることは決まっている。

 カバラの数秘術に関してはこちらも9ターン1サイクルで人の吉凶を計るということで間違いないと考えます。
 

生まれ、育ち、子孫を残し、死ぬ。

 起承転結でも構いません。
 9年で1サイクル。
 9年×3セットで27年ですから九星気学もカバラも細密に見れば人生を9999日一区切りで見ている。

と、いうか、9999日だけにこだわらず、そもそもが生き物というものは

『9ターン1サイクル』

でものを考える、そういう仕組みなのだと考えます。

 9999日を9で割って1111日を一区切りにする。
 それは実は999日でも99日でも9日でも同じ。

 常に、そのようなサイクルに収まるように行動する。そのような癖がある。だからお坊さんの100日行や1000日行というものが成立する。100日行ではなくて実は99日行。1000日行ではなくて999日行が本当の姿。石の上にも三年。999日がだいたい3年。

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 人間は生まれるとすぐにすぐにこのようなサイクルに乗せられることになる。これらのサイクルは常に同時に進行連動している。恐らくしているはず。

 たとえばこのような例が999日のサイクルの存在の傍証になるかもしれません。

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 ジェームズ・ディーン氏が生まれてから死ぬまでの日数です。
 ぴったり9000日です。8999日、と見てよろしいのだと考えます。ここまでぴったり日数が揃う例は稀です。普通は数値がぶれます。

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 ロバート・ファルコン・スコット(英国軍人)。南極冒険の帰路、非業の遭難死をとげます。没年月日は生まれてから16000と1日です。15999日でサイクルが終了し、16000日のリセットがあって16000日から16999日に向けた999日サイクルの1日目に死亡ということになります。

死んでしまうばかりの話ではありません。生まれることもあります。

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 ケンブリッジ公ウィリアム王子は1982年6月21日生まれ。
 長女シャーロット王女が生まれた2015年5月3日はウィリアム王子が生まれてから12004日。12000+4日。11999+5日と見るのがよろしいです。

 実際にはもっとばらばらです。

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  サン・テグジュペリ 氏は1900年6月29日生まれ。亡くなった1944年7月31日は氏が生まれてから16103日。16111-8日です。16100+3日でも構いません。

 9999日を9で割った1111日が1ターンということですから、999日を9で割った111日も当然何某かの意味持ってくるはずです。

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 マリリン・モンロー氏のように222日から少し離れてしまう場合もあります。普通はこれぐらいの誤差がある場合が多いです。誤差は9日を見ています。9がとりあえず運命の基本ということになるからです。

 当然ですが、全く数値的に99日であるとか111日が絡んでこない例もあります。

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 まったく特徴的な数値ではありません。

 実際にデータを見ていますが、死期に日数が絡んでくるのは全体の3割ぐらいだと考えます。オードリー・ヘップバーン氏のような例のほうが多いです。統計論で考えた時この数値は『誤差の範囲内』『統計学で説明ができるレベルの話』であると考えます。ただ、今はもう少し解説を続けることにします。

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座間連続殺人犯人白石隆浩氏のように逮捕日が9888-4日に巡ってくる人物もいます。

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 ダルビッシュ有氏のようにお身内が逮捕されるというような場合もあります。

 サンプルケースについてはあとでまたいくつか提示すると思います。ここで言いたいことは999日を9で割った111日の倍数日近辺も9999日を9で割った1111日ごとの区切りの日同様印象的な出来事が起こりやすい、ということです。いや、当方がそのようなサンプルを見つけて選択しているだけという話かもしれません。ただ、あまりにも印象的な事件が起こるというきらいはあります。

 9999日と999日のサンプルは提示されました。最後は99日です。

 たとえばこのような感じです。

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 東京都知事猪瀬直樹氏が知事職を辞任をした日。2013年12月18日は氏が生まれてから24500日。00日は99日+1日ということでよろしいのだと考えます。つまり、24399+1日の辞任です。

 同じく都知事の舛添要一氏の例です。

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 こちらは24700+6日に辞任です。 都知事関連ということで次のようなデータもあります。

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 選挙投票日に各人の生まれてからの日数を載せています。小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏と皆さん00日、99日近辺で揃います。宇都宮健児氏だけがこちらは999日の単位サイクル111日に絡んできます。

 選挙に立候補した議員氏の『生まれてからの日数の下二桁が99日近辺に選挙投票日が絡んでくる』ことがしばしばあります。当方は何度かそういう場面を見たことがあります。

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 RIZAP社長瀬戸健氏例です。2019年度の決算説明会が2019年2月14日にあったようです。氏が生まれてから14899日。99日。企業家は99日のサイクルに決算イベントがめぐって来ることが多いです。

もちろんですが、繰り返しになりますが死亡時でも決算時でも常に区切りの良い日が巡ってくる来るというわけではありません。オードリー・ヘップバーン氏に続いてやなせたかし氏例です。

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 水木しげる氏例です。

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 繰り返しになりますがこのような『特に印象的ではない普通の数値が出てくる』ことのほうが多いです。
 当方は自分の考え方を開陳する目的で『データをアンフェアに利用してる』と言えます。その部分は注意が必要です。

 とりあえず99日であるとか111日、1111日といった区切りの日のことを仮に『力の解放日』という名前をつけようと思います。いちいち数字を使うのも面倒だからです。

 999日であるとか13333日は『力の解放日』

 力の解放がある日。
 厄年であるとか、27クラブも力の解放がある日。力の解放があるゾーン。以降こちらではそのように言葉使っていこうと考えます。
 また999日であるとか9999日のサイクルにも名前をつけておこうと考えます。

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 このように名前を決めてしまいます。

 99999日の超々長期運命サイクルについては解説をしていませんが『これまでの流れから恐らくそういうものもあるだろう』という話です。また、1日、11日、111日、1111日、11111日といった運命サイクルを9で割ったターンのことを以後『単位サイクル』と呼ぼうと考えます。

◇               ◇              ◇

 さて最後までイヤイヤ期と七五三が残っていました。ただその前に、もしかしたら気がつかれておられる方もおられると思うので確認をしておきたいと考えます。

『9999日で終わり27クラブ。4444日が折り返し点。39歳』

 折り返し点は5000日でないとおかしくはないか? 0日から9999日までの中間点は5000日。4444日ではないのです。

 そのことについてはイヤイヤ期であるとか七五三の日数換算のチャートのあとにしようと考えます。

 イヤイヤ期は2歳から3歳ぐらいまで。数え年の七五三の『三』歳と指し示している事象は同じなのだと考えます。

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 2歳が730日ぐらい。3歳は1100日ぐらい。999日の長期運命サイクルの終了日999日と1111日の超長期運命サイクルの単位サイクルが終わる時期です。

 999日長期運命サイクルが終わる。

 9999日超長期運命サイクルの最初の1111日が終わる。

 切り替わりの時期で。いろいろなことが起こりやすく危ない時期と考えることができます。


 『五』歳は満年齢では4歳です。1461日から1826日ぐらいです。単位サイクルであるとか99日が絡むわけではありませんが1444日という峠を越えることができたお祝いと見ることができると考えます。39歳、14444日を越えることができたこと同じです。

 『七』歳は満年齢で6歳。2222日。1111日の3歳の次の単位サイクル終了日です。ここまでくればとりあえず大丈夫だろう、亡くなるようなことはないだろうという時期。グラフにするとこんな感じになるのだと考えます。

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 1111日が最初の峠。2222日で登山下山の1セット終了。ここまでくれば9999日ぐらいまで乗り切れるだろう。そのような目算が立てられる。
 このチャート、少しですが株式のエリオット波動のチャートにも似ています。
 相場にはサイクルがあって、そのサイクルにしたがって株価が上がったり下がったりする。景気が動く。エリオット波動の中身を簡単に言うとそういうことになると考えます。
 株式相場は、
 
上げ、下げ、上げ、下げ、上げ、下げ、下げ、下げ
 
 と8つの上下の波でできている。そういう趣旨の理論です。詳しくは株式の専門家に譲りますが、少し当方の運命チャートに似ているという話です。

 さて、七五三やイヤイヤ期の日数的な位置づけは大まかですが済みました。

 『0日から始まって最初の999日、1111日ぐらいまでは危ない』

 そういうことです。

 だとすればです。次のような推論もできます。

 『10000日からの最初の999日も実は七五三の三同様に危ない時期ではないか』

 27クラブで死ぬ。けれど、その後も普通の人は人生が続きます。何もないということはないはず。
 データを出します。2018年から2019年にかけて引退をしたプロ野球選手の年齢分布グラフです。引退をするのですから死、つまり27歳ぐらいが多いのかと予想していたのですが、実際はそうではありませんでした。

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 こんな感じです。引退する人は、実は27歳から30歳に突出して多くなります。ほかの年度も大体同じような形になるはずです。

 10000日から10999日。
この間にリタイアをする選手が一番多いのです。恐らくこのあたり七五三の

『三』歳

 と同じような働きがあるのだと考えます。27歳で死に、10000日で生まれなおし、再び人生を始める。そういう流れ。イチロー選手のように大成功をする人もいますが、多くは10000日から10999日までの生まれなおしに失敗してそこで去っていく。そういう流れ。

 これだけではあまり説得力がありませんからデータを出していきます。
 スティーブ・ジョブズ氏例です。

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 ジョブズ氏がマッキントッシュを開発し発売したのが1984年1月24日。10000日から人生が始まり555+6日目のことです。これが恐らくですが、2007年1月9日、18947日のIphoneの発売に繋がっている。ただ、その前にジョブズ氏は一度解任されてしまいます。1985年5月24日のことです。11047日です。

ビル・ゲイツ氏の例もあわせてサンプルとして掲載します。ウインドウズの発売日です。

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初代ウインドウズの発売日は10981日。10000日が始まり最初の999日が終了するという時期のことです。ここからウインドウズの歴史は始まります。

アマゾンのジェフ・ベゾス氏例です。

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 アマゾンの設立は11132日。11111日と21日。ですが、設立することそのものは1993年の後半には決めていたということです。勤めていたヘッジファンドを辞めて、そこからの起業ということになります。だいたいですが10800日ぐらいだと考えます。

グーグル社のラリー・ペイジ氏はどうだったか。

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 Google AdSenceの開始が2000年10月23日。ここからグーグルが大きくなっていきます。

日本の企業家、ドワンゴの川上量生氏の例を挙げます。

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 10555+6日にドワンゴ設立です。ジョブズ氏がマッキントッシュを発売した日数と同じ日です。

 あるいはこのような例もあります。
アドルフ・ヒトラー氏

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 戦闘中に毒ガスをもらい一時的に失明をします。このときに催眠療法のようなものを受けているというような話を聞き及びます。このあたりの部分が氏のその後の行動を大きく変えていくのだと考えます。

 宇多田ヒカル氏例です。
 氏の場合は流れを見るために少し大きく取ります。

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 10000日が始まってすぐに休止宣言です。2010年12月31日で活動は止まります。10900日になって新しい楽曲の配信が始まります。ジョブズ氏のマッキントッシュ、ゲイツ氏のウインドウズにあたるものが宇多田ヒカル氏の桜流しであると考えます。ジョブズ氏は11000日以降解任されてしまいますが、宇多田ヒカル氏にとっては、母君の藤圭子氏の自殺が同じような運命的な位置づけにあたるのだと考えます。

 10000日から10999日の間には何か、その後の人生を左右するきっかけようなものがある。27歳から30歳までのことです。

 もちろんですがそのきっかけは27歳までに積み上げてきたもの、それが再び芽吹き、花開くわけです。生まれ直しです。うまく行く人はビル・ゲイツ氏のようになる。うまく行かない人は引退を余儀なくされる。そういう時期。言ってみれば試運転の時期。ここでトラブルが無ければ19999日までの人生が拓かれる。そうでなければ消えていく。

◇               ◇              ◇

 生まれなおしの時期は当然ですが20000日からの999日にもあるはず。人生とは繰り返し、サイクルだからです。

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 200000日から20999日ぐらいまでにトラブルを起こした人々のサンプルです。20000日から20999日は少しおどろよくような出来事が起こります(江川ほーじん氏の★マークは正確な日数が判りませんので仮の数値で10日としました。12月上旬というのが公式の報告です)。

 もう少し詳しいサンプルをあげます。作家中村うさぎ氏の例です。すでに氏については過去の人となってしまった感があり、忘れられているということもありますが、20000日以降の人生のサンプルケースとなりえると考えます。作家としてのデビューは12171日。1991年6月25日のことになります。

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 20000日が始まりすぐに敗訴です。その後、炎上、20300日に心肺停止となります。20444日には文春での仕事を失います。再入院、テレビに復旧しますがトラブルを起こし降板、20900日には自殺未遂を報告します。

 たとえば香山リカ氏も同じ時期、20333日ぐらいに精神的な変調を発し、泰葉氏なども20555日近辺で異常行動を見せる、この時期は狂いを発症しやすい時期であるともいえます。

 19999日までに刈り取った種が20000日以降発芽し、育ち、20999日に向けて一旦結実する。一旦人生がここで終わる。中村うさぎ氏のように自殺未遂とトラブルによる社会的な死という場合もあれば、飛鳥涼氏のように薬物で逮捕と言う形で業界を追われる人もいる。任天堂の岩田聡氏やスティーブ・ジョブズ氏のように死んでしまう人もいます。

川島なお美氏も亡くなってしまった人の一人です。

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 手術日は19444-7日。亡くなるのは20041日。20044-3日です。
 川島なお美氏に関しては10500日近辺でも事故に遭って頚椎骨折の重症を負っています。恐らくこのあたりのトラブルが後年のガン死にも絡んできているのだと考えます。
 

 整理します。言わんとすることは簡単で9999日、19999日に向けて終わっていく人生は10000日、20000日にリセットがかかって10001日、20001日から新しい人生章となる。その歳最初の999、つまり、10999日までの999日、20999日の999日は生まれなおしのような時期となる。試運転の時期です。ここで亡くなる人は亡くなってしまう。人生の方向性も決まる。生まれてからの3年間、999日と同じようなことが起こる。起こるのではないか、というのがここまで伝えようとしていることです。

『三つ子の魂百まで』

とは999日までで起きたことがそのままその人の人生と≒になる。
そういう意味であるととらえてよろしいのだと考えます。

長くいろいろなことを書いてきましたが、次で最後です。
一つだけ自分で書いておいて忘れかけていたことがあります。それは、

『9999日で終わり27クラブ。4444日が折り返し点。39歳』

折り返し点は5000日でないとおかしくはないか? 0日から9999日までの中間点は5000日。4444日ではないのです。

1から9までの数値で中心は5です。

1234-5-6789

0日から9999日までであれば5000日が折り返し点。4444日ではない。

0日から999日までであれば500日が折り返し点。444日ではない。

ですが折り返し点は4。

 40歳以降、精神的におかしくなる人が多い。
 先回りをして結論を言うのですが、物事は8で終了なのだと考えます。
 易は八卦。9ではない。
 もともとも末広がりの八で物事は終了。だから8を寝かせると∞になる。そこで世界としては完結してしまっている。最後の9は別。

 何を言っているかよく判りませんから実例をまた出します。

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 コナミのゲームクリエイター小島秀夫氏例です。19000+2日にメタルギアシリーズ最新作が発売になります。以降、氏はコナミを放逐されることになります。

ゲームタイトルの一覧と日数はこのようになります。

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 9999日までにメタルギアという種が蒔かれ、小さな花を咲かせ、実を結びます。その実から取れた種が10000日以降大きな花を咲かせます。19000日に完成結実。一方で小島秀夫氏は名声と結果を引き換えに去っていきます。  19000日は去って行く時期。 

 サンプルをもう幾つか。まずは昭和のスターです。

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 石原裕次郎氏も美空ひばり氏も19000日を越えてすぐに亡くなっています。

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 女優の高島礼子氏は離婚です。

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 堀ちえみ氏はガンの手術が19000日に巡ってきます。

ただ繰り返しますがこのような綺麗な数値は珍しいです。大抵は誤差がでます。

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俳優の今井雅之氏。亡くなるのは19000日を過ぎて随分経ってからです。

ナポレオン・ボナパルト氏例。

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 こちらは18888終了で亡くなる。19000日まで待たない。

 週刊文春編集長花田紀凱氏のように少し早まる場合もあります。異動という形で現れます。文藝春秋社退社は19558日。19555+3日です。ユダヤ系の団体による抗議が原因です(現実的な理解としては、ですが)。

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 18888日から19000日ぐらいまでで人生の結末は出てしまう。そうやって小島秀夫氏のように去っていく。ナポレオン氏も同じ。死んでいく。最後の1111日、9番目の1111日あるいは999日はあってもなくても同じ。それは999日のサイクルや99日のサイクルでも同じ。

 以前聞いた話ですがお坊さんの1000日行も実際に1000日をやることはないということでした。975日ぐらいでやめてしまう。何故ならば975日より以前に何かを得ているから。900日ぐらいで『判ってしまう』のだと考えます。

◇               ◇              ◇

 では最後の1111日、999日は何か。

 それは恐らく復習の期間、あるいは次のサイクルに向けた準備期間。映画のエンドロールの時期なのだと考えます。

 小島秀夫氏の例で言うならば、

 10000日から19000日まででやってきたことをもう一度やり直す時期。

 スタッフを集め企画を立ててもう一度ゲームを作り始める。そういう時期。もちろんですが、18888日、19000日までにやってきたことよりも大きなできるというわけではない。あくまでサマリーです。
 花田紀凱氏も同じです。週刊文春でやってきたことをマルコ・ポーロという新しい雑誌でもう一度やり直す。結果としてうまく行かずに会社を追われることになりますが、それでも構わない。やるべきことは54歳、19999日までで終わる。

 ですから寿退社、24、5歳というのもサイクル的に見た時同じような位置づけにある。8888-9000日ぐらい。ここで会社をやめて結婚をする。女性差別であるとかは関係ない。そこで人生が一度終わる。一度終わって、もう一度最後の1111日、あるいは999日で生まれた時と同じようにもう一度夫と新しい家庭を作ってみる。そういう時期。
 3年で会社を辞める若者たちも実は理にかなった行動をしている。大学を22歳で卒業。3年が経過。だいたい8888日から9000日。ここで結果が出てしまう。小島秀夫氏の19000日近辺の動きと同じ。最後の999日は0歳から8888日、あるいは9000日までにやってきたことと同じようなことを繰り返す。

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 こんな形をイメージしています。これは27歳から54歳までのもの。最初の999日、赤い三角形がビル・ゲイツがウインドウズをリリースし、スティーブ・ジョブズがマッキントッシュを発売した時期。

 14444日は頂点。香取慎吾氏がSMAPの解散トリガーを引いた時期。ここを境に人生は右肩下がりです。多くのクリエイターは精神的におかしくなります。

 そして18888日から19000日に結果が出る。高島礼子氏のように離婚をしたりナポレオン氏のように亡くなったりします。最後の999日は復習の時期です。花田紀凱氏のように新しい雑誌の編集長に移ります。ですがうまく行かずに結局は去っていきます。
 そういう風にできている。そういうシステム。 

0歳から27歳までのものに1111日毎の区切りを入れたものはこうなります。

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 最初の緑の三角形が999日。3歳までの時期です。弱いお子さんはここまでで亡くなってしまいます。七五三の『三』です。
 最初の999日の『三』歳が終わってもサイクルはずっと続きます。999日サイクル×10回で9990日。そこに最後の9日がプラスされて9999日。万日行が完結します。
 小さな赤い三角形、999日の長期運命サイクルの下には99日サイクルが存在します。

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 99日サイクルの下には9日サイクルがあります
 逆に9999日サイクルの上位には99999日サイクルが存在するはずです。
 9999日のサイクル3セットのイメージはこんな感じです。

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 大体の人は29999日、82歳が終末点です。ただ、長く生きる人はこの山が四つ重なることになります。

 29999日までの人生をまとめて一つのサイクルとすることもできると考えます。

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 この図であれば14444日が頂点。この日が人生の折り返し点になります。

 ◇               ◇              ◇

 さて、そろそろまとめに入ろうと考えます。 
 その前に長々と話を進めてきたのですが、ここでここまで読んでくださった方に当方は謝罪をしなければなりません。
 それは、実は、当方は上述のように、

『厄年であるとか七五三といった数字に絡む人間の節目とは何なのだろう』

 といった疑問から生まれてからの日数を調べはじめ、そこから9999日、999日といった数字に行き着いたというような手順は踏んでいません。

 そうではなくて自分の日数を調べているとどうもおかしなことが12000日であるとか、8400日といった時期に起こる。そこでいろいろな人々の人生を調べた結果、9ターン1サイクルの考え方にたどり着いた、というのが本当のところです。

 『七五三とは何か』→『9999日のサイクルに思い至った』

ではなくて

 『9999日のサイクルが存在するようだと実感』→『七五三や、厄年を利用して自分の実感を解説する』

 このような流れなのです。ニュートンはりんごが落ちるのを見て重力に気がついたのではなく、一般の人に説明をするのがそちらのほうが判りやすいからりんごの話をしただけ、というのと少し似ています。

 00日近辺。111日であるとか222日といった日数近辺何かおかしなことが起こりやすい。
 13100日近辺でであった人間とどうも同じようなタイプの人間と13800日ぐらいにも出会う。
 同じような性格の人、同じような名前の人。同じような場所。同じような出来事が何故か繰り返される。
 特徴的な日数の日に昔、出会った人と再会したりすることがある。そういうものを丹念に調べていったところ、
 『9つで一つ』
 『9日で一つ。99日で一つ。999日で一つ。9999日で一つ』
という概念と最終的に出会った、とそういうことです。恐らくですが、こういうことはずっと同じ集団、同じ会社や学校といった共同体にいた場合気がつきにくいかもしれません。

 気に入らない課長はずっと気に入らない課長として定年まで居続ける。組織から離れた人間は『同じようなタイプの人間がどこにでも居る』ことに気がつきやすい。

 最後のデータです。 
 ウィルヘルム・フリースいう人が提唱した概念です。バイオリズムです。

 バイオリズムは、生命体の生理状態、感情、知性などは周期的パターンに沿って変化するという仮説、およびそれを図示したグラフ。

 というのがバイオリズムの概要です。

 身体リズムは23日、感情リズムは28日、知性リズムは33日の周期。

 生理、感情、知性という分け方が適切かどうかも判りませんが、恐らく、この日数は、当方の指摘するサイクルと意味は一緒だと考えます。

 実は上述のテキストでは書かなかったのですが、たとえば999日の単位サイクルである111日をさらに9で割った12.3日であるとか、1111日を9で割った123.4日をさらに9で割った13.7日もぼんやりとではあるのですが波として成立しているようなのです。

 知性リズムの33日は99日を3で割ったもの。感情リズム28日は13.7日を2セット27.4日と近似値。身体リズムの23日だけが少し数値からずれてしまいますが、あるいは、12.3日×2セットの24.6日。

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 恐らくウィルヘルム・フリース氏がきちんとコンピュータを使って生まれてからの日数データをとりながらサンプルを解析していれば当方と同じ結論を出したのではないかと考えます。
 逆に言えば、ウィルヘルム・フリース氏のデータ取りは相当入念に行われたものであって、適当に出鱈目、思いつきによって行われたものではない。とこのように当方は考えます。疑似科学とバカにしたものではない、ということです。ただウィルヘルム・フリース氏には生まれてからの日数を簡単に調べる手段が無かった。ただそれだけの話であると考えます。

 九星気学にせよ、カバラ、あるいは、四柱推命や0学でもよいのですが、そういった占いも適当に思いつきで言っているわけではなく、恐らく何某かのデータを集め、そのデータの集積の上に成り立つものであると考えます(それはたとえば檀家帳であるとか教会の台帳に記載される死亡日時によるものだと推察しますが)。

 年数、年度数によって人間には波がある。死に易い時期、生まれやすい時期。
 それが自然に9年周期となった(3333日です)。

 バイオリズムも厄年といった概念もカバラも全て言っていることは一緒。
 当方の結論も彼らの言うことと同じ。ただ、年数ではなくて日数で見ているので少し形が違うように見えるだけの話です。


 9日、99日、999日、9999日で一つのサイクル。

 ただそれだけの話です。



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