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お絵描きのススメ -己の欲望を知れ-

久しぶりすぎてnoteの書き方を忘れた。泥水です。

私は、絵を仕事にしているわけでも、美大卒でもなんでもない人間です。
しかし、自慢といっちゃあなんですが、中学生の頃から絵を描き始めたので、お絵描き歴は約15年になります。
現在28歳なので、もはや人生の半分は絵を描いて過ごしてます。

そんな私の現在の絵のスキルはこれくらい。

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15年かけたにしてはたいしたことねえな!?とか色々言いたいことはあるんですが、とりあえず自分の中では「及第点」の絵です。一応。
ちなみに背景も含めて、ピッタリ1時間で描きました。

きちんとした手順やデッサンも習っていない、そこまで絵がうまいというわけでもない私が、何をもって「お絵描きのススメ」などと言えるのか・・・
と、自分でも思わなくもないんですけども。

とある方に、私の過去記事「絵の練習経験がない人とお絵かきしてみた」を引用していただいたのをきっかけに、こんな私でも何か「絵を描きたい人の力になれないだろうか?」と思いまして。

文章講座も投げっぱなしなので、このお絵描き講座も企画が”無”に帰す可能性はあるんですが、ものは試しということで、やってみようと思います。

STEP0:自分の欲望を明確にしよう

初手で他人にぶん投げていきますが、「絵がうまくなる方法」は、絵が本当にうまい人に任せます。それこそいくらでもGoogleで調べればプロレベルの人が講座をブログとか動画とかでやってくれてますので。良い時代だよね。

ということで。
私は「自分の描きたいものを描けるようになるにはどうしたらいいか?」についてお話していきたいと思います。

一般的に言って、思ったように絵が描けるようになるまでは大体5年くらいかかると私は思っています。逆に言えば、誰でも5年くらいかければある程度の絵が描けるようになるということです。

でも、5年間ずっと絵を描き続けるのは、ハッキリ言ってしんどいです。

だって最初のうちは全然描けないから!!何がどうなってるのか、どっから線を引いたらいいのか、全然わからないから!!!マジで何から始めて良いのか本当にわからないから!!!!

ではどうしたら継続できるのか?

鍵になるのは、欲望です。

美しい景色を写真ではなく自分の脳を通して表現したい。
大好きなペットをかわいく表現して色んな人に知ってほしい。
公式で死んでしまったキャラの幸せな姿が見たい。
気になるあのキャラのちょっとエッチな絵が見たい。

全部、立派な動機です。

私は大マジです。絵に必要なのは欲望。そう信じています。
欲望こそが絵の原動力になるのです。

だからこそ、絵を描きたいという人に、まず問いたいのは
「あなたは絵で何がしたいのか?」

ひとくちに絵と言っても、キャラクターを描くのと背景を描くのに必要な技術は異なりますし、カワイイ女の子が描きたい人とムキムキのマッチョを描きたい人なら練習題材が変わってくると思います。

なので、漠然と「絵が描けるようになりたい」という人は、まず何かひとつでも「こういうものが描きたい」という明確な目的を持つと、モチベーションが保ちやすくなると思います。

さあ、考えてみましょう。
「好きなキャラを描けるようになりたい」…いいですね。「綺麗な風景画を描けるようになりたい」…素晴らしいです。「とにかく絵うまくなって神絵師になって人に褒められたい」…それもまた良し!

ここで「そこまでして描く必要あるかなあ?」と思ったら、言い方は悪いのですが、あなたの欲望は、そこまで燃え上がっていないのだと思います。例えば「褒められたい」なら、神絵師になる以外にも人に褒めてもらう方法が色々ありますし・・・。あるいは、もうすでに絵が飽和していて、「自分が描くまでもない」状態にあるのかもしれません。

実際、現代は絵のうまい人が溢れかえっています。
それでも私が絵を描くのは、私の欲しい絵がこの世に存在しないからです。

技術力も画力もたいしたことない私は、「自分の欲しい絵を描けるようになりたい」人のために記事を書こうと思います。

というわけで序章。ステップ0、「己の欲望を知れ」の巻でした。

ちなみに私は「好きな漫画のキャラがこういうことしてたらかわいいのに」という欲望で描き始めました。煩悩だけで生きてます。

おまけ

上の絵の制作過程です。背景に興味がないのがバレバレです。
ちなみに、この絵は「太眉の男の子が描きたい」という煩悩で構成されています。あとごつい靴が描きたかった。欲望〜〜〜!!!

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