映画『メガマインド(吹替版)』感想メモ
amazonプライムビデオで視聴:『メガマインド(吹替版)』
あらすじ
とある惑星が爆発の危機に瀕し、青い皮膚で大きな頭をした赤ん坊が緊急脱出ポッドに乗せられて宇宙へ旅立った。同時刻、別の惑星からも、スーパーパワーを持つ赤ん坊が、緊急脱出ポッドで宇宙へ飛び立つ。2人は同じ惑星の、同じメトロシティという場所に落ち、やがて「街を守るヒーロー」と「街を脅かす悪」という宿敵になった。
悪役となった青い顔の男は「メガマインド」。街を守るヒーローは「メトロマン」。メガマインドが美人TVリポーターのロクサーヌを誘拐してはメトロマンが彼女を救う、メガマインドが騒動を起こしたらメトロマンがメガマインドを倒して刑務所へ送る。そんなお決まりの日々が続いていたある日、メガマインドは、メトロマンを倒すことに成功してしまう。
メトロシティを支配したメガマインドは意気揚々と悪事を働きまくるが、だんだん虚しさを覚えていく。「悪いことをしても、止めてくれるやつがいない。」物思いにふける彼は、やがて思いつく。メトロマンのDNAからスーパーパワーを採取し、ヒーローに適した人物に注入することで、新たなヒーローをつくることを。しかし、彼の”つくった”ヒーローは、私利私欲のためにしか力を使わず、メガマインドと組んで街を支配しようと持ちかける、駄目駄目なヒーローだった。そこでメガマインドのとった決断は・・・。
※以下、ネタバレ含みます
・日本のアニメで例えるなら「バイキンマンがアンパンマンを倒してしまったらどうなるか?」を描いた作品
・メガマインドが根っからの”悪”ではなく、育っていく過程で「自分の才能に気づき、それを伸ばそうと決意した」結果の悪党なのが面白い
・宿敵を失った悪役の悲しみ、失望、切なさ、驚き・・・
・メガマインドめっちゃメトロマンのこと大好きでかわいい
・ヒロインのロクサーヌが知的で頼れる女性でかっこいい
・メガマインドの発明品がとにかくワクワクするものばっかり
・「倒してくれるヒーローがいない・・・」→「自分でつくろう!」
・悪役がもうしみついてしまっているんだなあ・・・
・コブンギョ(メガマインドの子分の魚)が有能かつかわいすぎる
・「自分が本当は何をしたいのか、何になりたいのか」に気づく物語
・メガマインドは悪役だけれど決して「悪」ではない
・メトロマンもヒーローだけど決して「完璧な英雄」ではない
・彼らは人と違う力や容姿を持っているけれど、それによってどんな道を選ぶかは彼ら次第であって、他人が決めることじゃない
・ハッピーエンドで、戦闘もかっこよくて、とにかく良作品だった
・ラストのメトロマンが良い味だしてる
・こんな神作品がなぜ日本未公開なのか・・・
★★★★★
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