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AWSルートアカウントは普段使わない(2)

前回記載した「AWSルートアカウントは普段使わない」の続編です。
今回は、ルートアカウントの代わる管理者アカウントの作成手順を記載します。

1.管理者グループを作成する

以下のポリシーを付与したグループを作成します。
「AdministratorAccess」・・・管理者のアクセス権
「AWSBillingReadOnlyAccess」・・・課金情報のRead権限(オプション)

2.管理者アカウントを作成し、1.で作成した管理者グループを割り当てる

・AWSアクセスの種類:「パスワード-AWSマネージメントコンソールへのアクセス」を選択します。のチェックをON
・コンソールのパスワード:自動生成パスワード(お勧め)
・パスワードのリセットが必要:ON(お勧め)
「次のステップ」を選択

アクセス許可の設定:「ユーザをグループに追加」(初期選択)
ユーザをグループに追加:管理者グループを選択(チェックをON)
アクセス権限の境界の設定:アクセス権限の境界を設定せずにuserを作成する(初期選択)
「次のステップ」を選択

タグの追加(オプション)
何も追加せずに「次のステップ」を選択

作成するユーザ情報を確認し、
「ユーザの作成」を選択

「.csvのダウンロード」ボタンを押下し、以下を確認してください。
・マネージメントコンソールへの接続URL
・パスワード

3.課金情報のアクセス権限を付与(オプション)

作成したIAMユーザが課金情報にアクセスするには、IAMアクセスのアクティブ化をONにします。

右上のアカウント名を選択し、「アカウント」をクリックします。
"IAM ユーザー/ロールによる請求情報へのアクセス"の編集をクリックし
「IAMアクセスのアクティブ化」をONにして更新します。

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