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長い夢の中で

いつからだろう何かから追いかけられる夢を見るようになったのは、とても夢とは思えないリアルな人生のエンドロールまで流れてまた目が覚める。

ずっと子供のまま変わらない空想の中で、まだ僕はあの頃のままの天井に向かって手のひらを広げる。

特に意味はない、生きている事と同じように生命が増え続けるため存在しているように意味はない、だけども時が止まったような居心地に僕は幸せを感じる。

とてもくだらないのかもしれない、地獄の中で何かに恐怖を抱く程に。

ベッドに乗って空を駆け抜ける夢を見ていた、
窓の外は戦争で大変だ。

母親は音楽に恋をしている、僕の相手なんて誰もしてくれない、だから僕も音楽に興味を持ったのかなと今この文章を書いていて思った。

ありのままで誰かの作ったルールをぶち壊してしまえ、前に進め

あの病棟の個室で広げたブリキの兵隊の最後の結末のように

ただずっと前に、前に向かって
もう正しさなんて分からないのなら
ずっと前に向かって進め‼︎

最後まで声が出なくなるように歌ってぶち壊してしまえ、殴って叩いて暴言を吐き散らかす誰かの首を絞めるような感覚で10代の頃のように

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