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超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズとの蜜月

 ドラグーンとかいう"世界"と戦ったあの日々…
 奴の話をしますわ。歴史とか、感想とか…

目覚め編


 あれはまだ私がブログを始める前、2019年の終わり頃、奴は世界に姿を現した。

 ドラグーン、そしてアナコンダ。

 効果モンスター2体出すだけで出せる効果無効、対象及び破壊耐性に破壊バーン2回の凶悪効果は現役を離れたプレイヤーにもその悪名が轟く程でしたわ。

 ただ、意外にも構築が固まるまで2週間ぐらいかかり、いち早くドラグーン入りオルフェを試すも、そんなに結果は振るわなかったりしましたわ。

 最強編


 ドラグーンが最強になり始めたのは発売から数週間が過ぎた1月初頭から、

 10〜12シーズンが終わり、新制限下でノータッチだったドラグーン関連はあらゆるデッキに出張、そしてドラグーンビート、リリーサードラグーンなどのドラグーン主体のデッキも流行り始め、まさに時代はドラグーン一色!

 私はドラグーン入りオルフェを一番長く使い、時にドラグーンに笑い、時に泣いていましたわ……


 この頃はドラグーンを返せるカードで強いカードが超融合ぐらいしか無く、

 先行ドラグーンで勝ちor超融合で捲られてドラゴスタペリア+展開を通して勝ち!みたいな試合が多かった印象ですわ。


 ドラグーンを倒せるか、ドラグーンを使えるか……
 環境デッキにはこんな基準がありましたわ。

 我一人、大地に立つ編


 コロナで公認が開催制限されていた3月中頃、四月からの新ルールと新制限が発表されましたわ!

 その時点で開催されていた大会は店舗毎の非公認大会とcsのみ。新制限新ルールは四月を待たずに適用されたも同然になりましたの。


 これにより先行で詰み展開を作れるリリーサードラグーンが壊滅、それによりドラグーンオルフェ一強の時代になりますわ!


 しかし新パックで対処を取らない墓地送りでドラグーンを除去できるエルドリッチが登場!

 使用率ではドラグーンオルフェがトップ独走なれど、決勝トーナメントなどではエルドリッチがかなり勝っていましたわ。

 衰退編

 エルドリッチ登場後一二週間もしないうちにcsも開催が自粛される様になり、暫く環境は停滞が続きましたわ……

 そして6月頃、公認大会が再開されると、環境デッキは

ドラグーンオルフェ、エルドリッチ、サンダー、召喚ドラグマ

 と多様化していましたわ!

 それもその筈、ドラグーンに対して強く、そしてそれ以外でもちゃんと使える強カード『禁じられた一滴』が登場していたのですから!


 強力なメタカードの登場による痛手で使用率は減っていき、遂に10月から適用の新制限で禁止が発表されると、ドラグーンは静かに息を引き取りましたわ…


 っとまぁ、ドラグーンの歴史はこんな所ですわね。

 ドラグーンLOVE編


 私は、ドラグーンが好きですわっ!

 あんのクソバカカード環境を荒らしに荒らし、ドラグーンに強いから強いデッキなんてものを誕生させ、デュエリストの敬意も警戒も憎しみも愛も独り占めした最強伝説!

 私が愛するに値すると思いませんこと?


 私はドラグーンを時に使用し、時にメタり…そんなドラグーンを中心に回る環境を楽しんでいたんですの!


 もちろん奴への憎しみも分かりますわ!アレが居るせいでメタビートやらノイドやらが大打撃を食らった事は重々存じてますの!

 しかし、いえ、だからこそ!それでもそれらのデッキを使い争うデュエリストが!今までのデッキを手放し環境に沿う力を求める覚悟が!あらゆるデュエリストの感情が渦を巻き、最もヤバ過ぎるドラグーン環境は神環境で、おもしろかったんですわ!


 それにドラグーンが流行る事で「メタの範囲が絞れるぜ!」なんて発想が生まれる狂気、狂乱!

 ドラグーンなんてクソバカカードに真っ向から挑んで薙ぎ倒していくデュエリストの底力!

 世紀末過ぎる……好きっ!


 地獄に行ったらドラグーンとまた殴り合いたい

 いかがだったでしょうか、ドラグーンの歴史と私のドラグーンへの巨大感情

 また遊びたいですわね……
 
 

 

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