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考察①八尋寧々について

こんにちはこんばんは。地縛少年花子くん考察部です。今回は物語のヒロイン、”八尋寧々“ちゃんについてお話します。

1.八尋寧々とは

八尋寧々ちゃんは、かもめ学園高等部1年A組の、オカルト大好き少女です。
以前話した通り、恋愛成就の為七不思議が七番、トイレの花子さんを呼び出す事に成功。
ただし、”人魚の鱗”を飲み込んでしまい、強い呪いを受ける事に。
また、魚になってしまった寧々ちゃんを助ける為に花子さんは自分も”人魚の鱗”を飲み込み、寧々ちゃんは半分人間、半分怪異となりました。
そして花子さんの助手となり、毎日トイレ掃除をさせられる羽目に。
ただ、そんな事をされても花子さんの優しさに段々と惹かれるようになります。

2.容姿

大根足なのがコンプレックスで、黒いタイツを履いています。前髪は眉毛の上まで切り揃えてあり、腰くらいまで髪が伸ばしてあります。また、毛先はエメラルドグリーンです。また、すぐに目に入る特徴と言えば、勾玉の形をした髪飾りですね。


この先ネタバレありです!ネタバレ苦手な人はUターン!






3.寧々の秘密

なんと、寧々ちゃんは後一年後に死んでしまう運命なんです。
これを知っているのは怪異と光くんしかいないみたいです。
花子くんは第一話で会った時から知っていたらしいです。
光くんは運命を変えようとしますが他の怪異は知らない若しくは諦めているという感じですね。
花子くんが言うには、「あの世に1番近い人が俺を呼び寄せる。もうすぐ死ぬ人か生まれつき霊力が高い人に限る」と言っており、寧々ちゃんの運命を「どうでもいい」と言ってました。この場面見た時は中の人3人とも怒りましたね。でも、その後を見て怒りは収まったとか。

4.違和感

さて、大体寧々ちゃんの事はお分かり頂けましたでしょうか。それでは、これから考察部での寧々ちゃんに対しての違和感をご紹介します。
あくまでも考察部での余談なので、笑いとばして聞いてください。

1.家族
なんとこの寧々ちゃん、作中では殆ど家族が出てきていないんです。

自宅にいるシーンもあるのに、寧々ちゃんの部屋しか写されていないんですね。
また、4巻の裏表紙には入学式の写真が描かれていて、両親っぽい人も写っているんですが、なんと
顔がどちらも黒く塗りつぶされているのです。
さらに自分が死ぬと分かったシーンでも、1番最初に思い浮かべそうな両親の顔も浮かんでいません。
もしかしたら、寧々ちゃんは両親の存在を知らないのかも。いや、流石にそれはないか。
この事に関してはまた今度お話したいと思います

2.何故大根足なのか。そして名前の由来
もう一つ、かになる点があります。それは、何故寧々ちゃんは大根足と呼ばれたのか。
単純に足首が太いだけでもいいですよね?
そして、イメージカラーの話になります。
大根の花言葉は”潔白”そして”適応力”。
寧々ちゃんのイメージカラーは白。
そして、寧々ちゃんは適応力もあります。
まさにこのキャラクターにピッタリ一致しますね。また、大根を他の読み方にするとおおね。
おおねとは、物語の大元、根本という意味をします。
更に、八尋寧々という名前も気になります。
やしろは社、つまり神を奉る建物。
また、八という数字は、日本では神様に喩えられています。
花子くん、そして七不思議は七不思議に役目を与えたのはカミサマだ。と言っています。
もしかしたら、寧々ちゃんは神様の生まれ変わりとか....??