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どうなるのか、終りまで見られるか。

困った状況が続いている、ずーっと家にいるのでさほど書く事もない、外に出られなくも無いけど、パスポートに通行証が必要で、店に入るごとに、何回も熱をはかられる。

その体温計は正確なのか、もし異常な数値が出たら…… なんだか、そんな事を考えると、出るのさえ億劫になる。

今居る吉林省は患者数が少なくて、比較的管理がユルユルだったらしいけど、今日、韓国から飛行機で来た2人が発熱で病院に強制連行されたという話があり、問題は2人の強制連行ではなく、同じ飛行機に乗っていた数百人が、そのまま帰宅したという話。

またプチパニックが始まりそうだ、韓国人は中国人に来て欲しくなく、中国人も、今は韓国人に(韓国にいる中国人も)来て欲しくない。

まあ、気持ちはわかる、ぐらいしか言えない。


外国に住む日本人はその土地の領事館に届け出る事になっている。

そんな訳で、吉林省に住んでいるので瀋陽領事館に届け出ているのだけど、その領事館からこのところ頻繁にメールが来る。

病気に関する最新情報と、早期帰国を促す内容だ。

最初に、この病気に関するメールが来たのは外務省からで、新年そうそう1月6日、この段階では「原因不明の肺炎の発生」という件名だった。

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それから1ヶ月半、

このところはほぼ毎日、時には1日2回メールが来る。ただ、これは中国情報を訳しただけなので、どこまで信じられるかは不明。

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中国のTikTokを見ていると、あちこちでトラブルが起きているのがわかる、でも、こんな事さえ書いていいのか悪いのかわからない。

うわさ話も出なくなった。

映画「未知との遭遇」では、検問をくぐり抜けて、目的地にたどり着くが、現実はもっとぐちゃぐちゃで、人間臭い状況になる、これは中国ならではかもしれないけど、貴重な経験の真っ最中である事は確かだ、終りが見えないけど。



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