見出し画像

冷たい水。

中国では水道水をそのまま飲めない。

でも、クスリを飲むとか、なんかちょっとだけ水が欲しい時がある、その為に毎回、水のペットボトルを開けるのも不経済だ。

なので、湯ざましを作り、冷蔵庫で冷やしている。

しかし、そうそう水を飲む訳でもないし、冷やした水だって、そんなに保存できる訳じゃない、1日おきには、水を入れ替えていた。

そのたびに、冷たい水を捨ててしまう罪悪感があったのだが、解決方法を見つけた。

粉ジュースを飲んでいる。

子供の頃、ジュースと言えば粉ジュースだった、それは、家が貧しかったからかなのか、世の中がそうだったのか?

ただ、粉ジュースのテレビCMがあった事は覚えているので、それなりに一般的だったのだろう。

貧乏だからプラッシー(お米屋さんで売ってます、でおなじみ?)とか、ミリンダを買って貰えなかった訳ではないと思う。

コーラは子供が飲んじゃいけないと言われていた(ウソだと知ってたけど)

カルピスはあったけど、それはお中元とかで来るぐらいで、それも、あまり買って貰えなかった。(さほど裕福でもないな)

で。粉ジュース。

中国では普通に売られている。

コップに粉を入れ、冷たい水で溶かす。子供の頃、住んでいた家の、台所の様子やコップの形も思い出す。

悲しいような、嬉しいような・・・


今、日本で売られているのか、調べてみると駄菓子として存在していた、Amazonでは海外で作られているものも買える。

親としては100%果汁がいいんだろうけど、貧しい味も教えたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?