見出し画像

「葉問3」を見る。ハマる。感動する。

もう数日前に見た映画だけど、まだ忘れられない。

日本公開前の映画の事を書くのは気が引けるけど、ちょっと感動してしまったので、ネタバレなしで、ちょっと書いておきたいと思った次第。

「葉問(イップ・マン)」シリーズは日本で見ていたけど、東京では新宿武蔵野館ぐらいでしか、上映されていなかったと思う、だからヒットしたと言っても、まあソコソコのヒットだろう。

画像1

中国では3月4日に公開された、公開から一週間たってしまったが、近所にある映画館では3Dの上映が無かったので、少し足をのばして街の中心にある映画館へ、

朝1回目の上映は9時55分から... それがナント、観客は僕一人の貸切状態、いつも人が少ないこの街の映画館でも、こういうことは始めて。

まあ、それはイイ、問題は映画だ。

まず、葉問を知らない人の為のマメ知識、「葉問」は人の名前です、中国の略字だと「叶问」、英語名が「イップ・マン」

それで「葉問」がどういう人だったかと言うと「詠春拳」というカンフーの流派の先生です。(詳しくはWikipediaで...)

葉問を演じるのはドニー・イェン、すべての形が決まったかっこよさ。

画像2

と言う訳で、この映画もいわゆるカンフー映画ではあるんだけど、アクションはアクションでたっぷり見せつつ、親子愛であったり夫婦愛であったり、その辺の所もキッチリ押えている。

日本での上映が判らないから、詳しくは書かない。だだ、俳優がイイ、美術がイイ、脚本がイイ、演出がイイ。

画像3

上のポスターの女優、リン・ホンさん、チャイナドレスにカーディガンがステキ。

モデルさんでもある彼女、検索したらセクシーショットも出てきた、

画像4


舞台は1959年の香港、行ったことの無い時代の街だけど、そのノスタルジーはビンビンと伝わる、一番イメージしやすい中国の良き時代かもしれない

「慕情」という香港を舞台にした映画は1955年製作、同じような、穏やかな時間が流れてる感じがする。

画像5

マイク・タイソンとも戦う。

画像6

ブルース・リーも出てくる、ブルース・リーは葉問から詠春拳を学んだのだ。

あと、日本ではさほど馴染みのない俳優さんたち、それぞれがみんなイイ。

画像7

画像8

中国にある独特の色使い、というものも時代と共に無くなりつつあり、そんな1950年代の細かな部分が丁寧に作られている感じがする。

画像9

上は香港バージョンのポスター、イラストなのか写真の加工なのか知らないけどイイ感じで、往年の日活無国籍アクションの趣もある。

スクリーンで見る価値のある1本だと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?