藤野真人の進捗ノート

フェアリーデバイセズ代表取締役CEO/CTO、日本電産、AVITA 顧問、エンジニア。…

藤野真人の進捗ノート

フェアリーデバイセズ代表取締役CEO/CTO、日本電産、AVITA 顧問、エンジニア。H/W層から、OS/ドライバ、通信・クラウド・データベース、機械学習等を跨ぎ、アプリ層まで作る何でも屋。東大院医学系研究科中退、科学技術と経営と恋と革命に興味があります。

最近の記事

CES 2022 出展参加体験記 #1

はじめまして、フェアリーデバイセズ株式会社代表取締役 CEO/CTO の藤野真人です。この note では、CES 2022 に出展参加した体験記を、未来の参加者たちの参考のために連載記録しておきたいと思います。 この note 以外にも、私のツイッターでは速報的に、YouTube チャネルでは当社製品である「LINKLET」を自ら利用して、会場の様子をリアルタイム YouTube Live 中継しますので、そちらも合わせて御覧ください。 CES とはCES(Consum

    • 伽藍とバザール #2

      僕自身の自己紹介を兼ねて「伽藍とバザール」にまとめられたオープンソース文化から得られた経験則を読んでいます。第二回バザール開催。 伽藍とバザール 19 の教訓 7〜11 例えば半年に1回とかのリリースにして、その間、念入りに、ひたすらバグ取りに集中する、というのは確かによくあるリリーススタイルです。オープンソース文化におけるこの経験則はその対極にあります。リーヌスの取り組みは刺激的です。Linux のカーネルの開発というとても難しいタスクを1日に何回もリリースしたのですから

      • 伽藍とバザール #1

         僕自身が開発者として大切にしたい姿勢や思想の多くが、ハッカー文化、オープンソース文化の文脈で既に語られています。例えば、エリック・レイモンドの「伽藍とバザール」では、様々なオープンソースソフトウェアの開発から 19 の味わい深い教訓を導き出しています。  この note の初めに、私の自己紹介を兼ねて「伽藍とバザール」を読んでいきたいと思います。優れた書評はすでに数多く書かれていると思うので、ここでは自己紹介を含むものとして私的な体験や考察を数多く交えていきたいと思います

      CES 2022 出展参加体験記 #1