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誰でも今日からプロになれる場 | ランサーズブートキャンプ・ビギナーコース8期 3回目講義レポート

講義前に 憧れのライフスタイルを疑似体験

先日から受講している、ランサーズブートキャンプ・ビギナーコース。

ここまでの私にとっての学びは、1回目の講義からは「理想のライフスタイルから働き方を考える」こと、2回目の講義では「やりたいことをやりたいと言ってかまわない」ということでした。

《理想のライフスタイル》
天気のよい日に、部屋にこもらず外に出かけて仕事ができる。

《やりたいこと》
お出かけに付随することを仕事にしてみたい。
取材やインタビューをして、記事にできたらいいな。

この2つが言語化できたところで、天からタダでミラーレス一眼レフカメラが降ってきたので、

講義前の3日間、JRが期間限定で出している「秋の乗り放題パス」なるものを使い、3日間で9都道府県を巡る各駅停車の旅(つまり、乗り鉄)をしながら、長年夢見ていた「旅して働く」スタイルの疑似体験をしてきました


カメラの練習場所に選んだのは、長野県塩尻市、奈良井宿

フォトジェニックな場所で撮ったら場所効果でイケるかな…と思いましたが、まだまだ練習が必要です。

そして、やってみて自分なりに気がついたことがありました。

山間部を移動中、愛用のChromebookは使い物にならない。
膝の上で作業するのは極めて効率が悪い。机 超超超大事。

動きながら作業するのではなく、移動時間は移動時間と割り切って過ごし方を組み立てる方がストレスが少なく済むことに気づきました(当たり前…!)。ただ漠然と憧れていたことも、無理やりにでも現実にして体験してみると色々と気付きがありますね。自分にとっての心地よいライフスタイル、ワークスタイルを探る試みはまだまだ続きそうです。

藤原卓志さんのお話

3回目の講義が始まる10分前に自宅に戻った私は、いそいそとZoomに接続しました。今回のリード講師はリュウジさん。「今日が終わったらもう折返し、半分になります」との言葉に、時の流れの速さを感じます。

今回のテーマは「魅力的なプロフィールづくり」。ゲストの藤原卓志さんと、講師リュウジさんとのやり取りを中心に講義が進みました。

か!な!り!具体的な内容が満載でここに書くのが憚られるのですが、差し支えなさそうな範囲で印象的だったお話をいくつか取り上げます。


■趣味から始めたことが仕事になった
「大学在学中に未経験のライターから始めて、今ではウエディングのカメラマンをやったり、(コロナの前までは)海外に取材に出かけたりといったこともしてきました。写真は元々趣味でやっていて、写真販売サイトで売れたのをきっかけに『あれ、俺の写真イケてる…?』となったところからアピールするようになりました。」

特に結婚式のカメラマンって、一生に残る写真を撮る仕事だから失敗できないし、確かなスキルが必要なはず。学校に行くなど、専門的な勉強や下積みが必要な世界だと思っていました。第2回講義ゲストの筒井さん然り、趣味から始めて少しずつ実績を積み重ねたことを仕事にしている方の存在を知り、勇気をいただきました。


■直依頼で仕事が回っている
「今はランサーズで自分で提案する(営業を掛ける)ことはほぼなくて、新規/継続の両方のクライアントからの問い合わせに応える形で仕事が回っています。受ける内容はビジネス系の資料作成から、SNS運用、ライティング、撮影、広告運用など多岐に渡ります。」

実績を積み重ねていくうちに、自分で営業を掛けたり手を挙げたりせずとも、クライアントからの直接依頼だけで仕事が回るようになったとのこと。ランサーズを使っての未経験からのスタートでも、この状態に到達できる方もいらっしゃるんですね。
また私自身、会社員時代にクライアント側の立場でランサーズを活用してきましたが、その時は一度プロジェクト形式で公募をかけ、実際に仕事を依頼してパフォーマンスのよかったランサーの方に継続的に発注する、ということをしてきました。プロフィールを見てゼロから声を掛ける、という使い方はしていなかったのですが、案件ベースでいきなり相談するクライアントも結構あると分かったのも勉強になりました。


■自分の「やりたい」を宣言しておく
「欲しい案件や得意ジャンルを洗い出すことが大事です。苦手なジャンルは自分のモチベーションも上がりにくく、続きません。長く続けていくためにも、自分が無理なくできるものを洗い出して、プロフィールの中でアピールするといいと思います。」

これは前回講義での学びにも繋がりますが、自分のWillを表明しておくことの重要性がここでも出てきました。
また少しずつライターとしてのお仕事が取れてきて、実際に手を動かしてみて分かったのは、興味のあるジャンルと書きやすいジャンルは必ずしも一致しないということ。つい最近も、イケると思って喜び勇んで手を挙げた案件で大苦戦!という経験をしました。こればっかりは、実際にお仕事を請けながら自分の中で研ぎ澄ませるしかないところだと感じています。

他にも、ランサーズ上でプロフィールを上位表示させるためのtipsや、ランサーズでの仕事が軌道に乗るまでの話受講生からのQ&Aなど、ためになる話が満載の講義でした。


誰でも今日からプロになれる

ここで私の話をします。

半年前に、より自由なライフスタイル・柔軟な働き方を求めて、勤めていた会社を辞める決心をしました。

怒涛の引継ぎ期間を経て、やっと9月から動く時間ができたところで、自分のアンテナに引っ掛かった人に積極的に会いに行ってみたり、面白そうな話に全力で乗っかってみたりということをしてきました。

その一つが、ランサーズ「新しい働き方LAB」主催の「トラベルライター合宿」への参加であり、合宿でお会いしたハマさんをきっかけに受講したのがこの「ランサーズブートキャンプ・ビギナーコース」でした。

合宿の場で、ハマさんが未経験からフリーランスに挑戦されたお話を耳にし、その過程の話をもっと聞けたらいいなという軽い気持ちで参加したのですが、思いのほか、

自分がどうありたいか (Being)
自分がどうしたいか (Will)

を、根底から見つめ直す機会となりました。

そして、少しずつフリーランスとしてのお仕事をいただき、実際に動いてみることでの気づきも相まって、日々学びの中で過ごせています。

ランサーズを始めとしたクラウドソーシングサイトについて、これまでは「仕事を受発注する場」として捉えていました。もちろんそれも正しい理解なのですが、今回ブートキャンプの講師やゲストの方々のお話を伺い、また自分も駆け出しのフリーランサーになってみて気づいたことがあります。

それは、クラウドソーシングは、

「誰でも今日からプロになれる場」

だということ。

もちろんここで受ける仕事には対価が発生するので、受けた案件はしっかり取り組み、クライアントに満足いただけるものを納品しなければいけません。ただ、これまで仕事にしたことがないスキルであっても、ポートフォリオを作ってクライアントにアピールし、それがクライアントに受け入れられさえすれば、今日からでもプロを名乗ってお金をいただいて仕事をすることができます

十数年の専業会社員生活では、日々否応なく命じられる「できると思われた仕事」を必死にこなしてきました。そんな私は今、ランサーズのサイト上で「できそうで、かつやってみたい仕事」に喜び勇んで手を挙げる、新鮮な体験を味わっています。

講義はこれから後半戦。
気づきの日々は、まだまだ続きそうです。

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