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クライアントの目的を汲み取って提案しよう | ランサーズブートキャンプ・ビギナーコース8期 4回目講義レポート

提案時にチェックすべきポイントとは

10月上旬から受講しているランサーズブートキャンプ・ビギナーコース8期。全6回の講義のうち、2020年10月28日は4回目なので、後半戦に入りました。今日も夜8時にZoomを繋ぐと、進行のハマ講師のあたたかい声が聞こえます。

今回のテーマは「提案文を書こう」。ランサーズを始めとするクラウドソーシングサイト上では、仕事の案件に対して「私に任せてください!」という提案をするのですが、その際に自分のスキルや実績をまとめて、クライアントにアピールする文を書く必要があります。

提案文について学ぶ前に、前回講義の課題として、ビギナーコース8期の受講生向けに2つのお仕事が用意されていました。次期、9期生の募集をする際に使われる告知バナー画像のコンペと、受講体験談執筆のお仕事。

実際に当選した方には報酬も支払われるとのことで、私も受講体験談執筆のお仕事の方に、このnoteに自主的に書いた実績(?)を引っ提げて、ここぞとばかりに提案しました。

今回講義の前半は、それらのお仕事の当選者の発表と、実際の作品や提案文を見ながら「どこが選定のポイントになったのか」が、ケーススタディ形式で解説されました。

結論として、提案時にチェックすべきポイントは「クライアントから与えられた情報を全てチェックし、必要事項に答えた上で、クライアントの目的を汲み取った提案ができているかどうか」ということだと分かりました。

もちろん応募者が多い場合は、ここからさらに、クライアントの好みや、応募者の実績・スキル、提案までのスピードといったプラスアルファの要素が関わってきます。提案したものが基準を超えていたとしても必ずしも受注できるとは限りませんが、まず候補に入らないと仕事獲得には繋がらないので、留意しなければいけないと思いました。

そして。提案していた、受講体験談の執筆のお仕事。このnoteで先に書いていたこともあり、見事受注できました。いやっほい!


加茂慧一さんのお話

今回のゲストトークは加茂慧一さん。映像クリエーターとしてご活躍されています。
かなり具体的なお話が満載だったのですが、ここに書ける範囲で印象的だったお話は…。

■その時にできることを最大限提案すること
「自分の実績数によって提案の仕方は変わってくると思っています。実績が少ない時だと、スキル以外の部分でしかアピールすることがなかったので、その時にできることを最大限提案する、ということをしていました。例えば…レスポンスのスピードとか!納期を最速にするとか!(他にもいろいろ…)」

慣れない仕事で短納期を売りにしていくのはちょっと勇気がいるところですが、レスポンスのスピードであれば今日から意識しようと思いました。今回、8期の受講生の方から、提案していたものに対してクライアントから連絡が入っていたのを見逃してしまい、結果他の方に案件を取られてしまったという悲しすぎるエピソードを聞きました。特に複業でお仕事をされる方は、せっかくのチャンスを逃すことがないよう時間を決めてメッセージを確認するとよさそうです。


■提案し続けること
「案件を獲得するには、当たり前ですが提案し続けることが非常に重要だと思っています。僕も6年くらいランサーズを使っていて、今でもほぼ毎日案件がある限り提案し続けています。そして、提案を続けるためには自分の得意なジャンル、狙いたい案件に力を注ぐようにしてきました。初めのうちは意識していなかったのですが、会社員時代に営業していた時、競合って多くても4、5社だったんですよね。10人の中から選ばれることってすごいことだと、頭の片隅に置いておくといいと思います。」

私自身、会社員時代に発注側でランサーズを使っていました。LPやバナーの作成、イラスト、ライティング、翻訳といった案件を依頼していたのですが、難易度がさほど高くなかったこともあり、1つの案件に募集開始3時間で10提案くらい来るのもザラにあって…。なので、仮に提案が通らなくても落ち込まないことが大事だと思いました。引きずらず、淡々と提案し続けることですね!


■競合調査をすること
「毎回提案していると、だんだん、どういう人が提案しているかが分かってきます。ライバルのプロフィールを読み込んでいくうちに、スキルや得意分野が分かってくるので、それらを意識した提案をしてきました。映像の分野に例えると、相手は撮影と編集のどちらが得意な人なのか。案件とライバルとを照らし合わせて、自分がどう優位性を出していくかを意識してきました。」

なるほど!ライバルのプロフィールを読み込む、というところまではしていませんでした。自分の得意ジャンルに応募している人のプロフィールはよく読んで、取り入れられそうなところはそっと参考にしつつ、案件に応募する時にどこで差をつけるかを考えるとよさそうですね。


その後の私の話

実は今回の講義の前に、2つの案件を受注してお仕事したのですが、見事!両方のクライアントから継続のお話をいただくことができました。4回目講義後の課題は「実際の案件に提案してみる」で、目標提案数も明示されていたのですが、自分のキャパシティが心配になってきたので、このタイミングでの提案本数は控えめにしています。

ただ、このブートキャンプ期間中の目標として、5案件受注 を掲げていたのですが、新規と継続の合わせ技で達成が見えてきました!

提案(=営業)して案件を取ってくることは、フリーランスとして仕事をしていく上で必須スキルだと思います。一方、自分の仕事ぶりが評価されたり、評判になったりすることで、また次の仕事が舞い込んでくれば理想的です。引き続きいただいた仕事には全力で取り組み、クオリティの高いアウトプットをしていければと思いました。

仕事が仕事を呼んでくる。そんな状況が作れたらいいですね。

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