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これが町田スタイル 

今回は観戦記っぽいところから、試合のプレビューまで書いていこうと思います。できるだけ経路とかは自分の撮った写真を使いたいと思いますので、画質が低いなどはご了承ください笑。では行きましょう。

2024年 3月2日 14:00k.o @豊田スタジアム
🟥名古屋グランパス(20位)vs⬜️FC町田ゼルビア(9位)

旅の道のり

新横浜駅から1時間ほど新幹線に乗り、豊橋駅で下車。そこからはグランパス応援きっぷを利用し名鉄線を利用し、知立駅で乗り換えて豊田市駅で下車。

橋から見える豊田スタジアム

豊田市駅からは徒歩で約20分で到着。スタジアムが近づいてくる感じは、どのスタジアムに行ってもワクワクしますね。名古屋サポーターさんは皆さんとても温かくてよかったです。親切に道など教えてくださって嬉しかったです。

豊田スタジアム

メインスタンド裏

収容人数は44380人で、日本で2番目に大きいサッカー専用スタジアムです。このスタジアムといえば上層席の傾斜ではないでしょうか。急な傾斜があるため、最上部でもピッチが見やすく、どの席でも快適にサッカーを見れる環境でした。人生で一度は行ってみたいスタジアムだったので、来れたことが嬉しくて圧倒されました。それ以上に対戦相手として来れるなんて夢にも思いませんでした。

最上部からの眺め

最上部は高所恐怖症の方は控えた方がいいかもと思いました。最大傾斜は38度もあり、警備員も配置して注意喚起をしていました。手すりを掴んで降りたら安全ですよと。一歩間違えたら大怪我しそうです。

選手評価

前節よりも評価を平均して0.5点分厳しくすることにしました。そうしないと毎回みんな7点とかになっちゃうので笑
前節からは退場処分の仙頭に代わり下田北斗、ナサンホの代わりは藤尾翔太に。宇野と安井が今季初のメンバーインし、高橋大悟はメンバー外に。やはりボランチには不安が残り、攻撃的な安井と守備的な宇野の2枚を置いておきたかったように感じた。

左が予想、右がメンバー


谷晃生 6.0 いい意味で見せ場なし。ゴールマウスだけでなく、ビルドアップにも安心感あり。
鈴木準弥 6.0 ロングスローが相手の脅威に、さらにはクロスからチャンスを作りアシストも記録。
ドレシェヴィッチ 6.0 流石の安定感とボール保持。たまに遊んじゃう。危険。やめて。怖い。
ミンギュ 6.5 ユンカーを完全封鎖した。ボール際の強度も最高でした。あわや退場気をつけて。
林幸多郎 7.0 完全に左サイドを制圧。町田の民は完全に彼の虜に。
下田北斗 6.0 帰ってきた胸熱漢。目立った活躍はなかったものの、ゲームをコントロールした。
柴戸海 6.5 強力な2シャドーに仕事をさせず、ボールを持ち前進することもこなした。
バイロン 6.5 「いや。打てよ」といった場面はあったものの完全に覚醒状態に突入。
平河悠 6.0 期待を込めて厳しく評価。自信もって前進したらもっとぶち抜けると思う。
藤尾翔太 6.5 覚醒した昨年の彼が帰ってきた。走って、競って、さらには点を取る。
オセフン 6.0 落としのパスの質は不安だが、闘うし常にゴールを狙ってた。

デューク 6.5 状況的に守備メインとなったが、勝利のために攻守共に奮闘。
藤本一輝 6.0 ぜひスタメンで見てみたい。我未開拓。
安井拓也 ---- ピッチ横で出れなかったで賞。

黒田監督 6.5
適材適所の采配。イエロー出た選手は変えた方がいいのでは?

前半

名古屋スタメン

名古屋のスタメンは上のシステムで1-3-3-2-2。予想通り中山とハチャンレがスタメンに。3年ぶりにスタメンを外れるという想定外な展開で米本がスタメンに。FWはスピード系のユンカーと永井を並べ、敗戦した前節から4枚ほど変えてきた模様。

Goal Japanより

前半は、準弥が一生ロングスローを投げていた印象。前節同様、CBからセフンの頭というのがベースで、そこを拾うもしくは、落とすのでサイドに展開する狙いは今節もハマっていた。試合前の予想通り、3バックの脇を平河とバイロンがうまく使いサイド攻撃をうまく完結させていた。それにより下がったラインを鈴木と林のクロスを、スローインを使い相手DFにストレスを与え続けた。前からのプレッシングもよくハマっていて、ミンギュとドレシェヴィッチのところで奪えるシーンが多かった。ミンギュのロストは失点したかと思った。心臓に悪い。平河が最後方まで守備をするため、林の守備負担も軽減され良い守備を行うことができ、左サイドでボールを奪うシーンが多く見られた。書きながら感じているのは、文字に起こしづらい内容の前半だったなと。SPAによるイエローカードがあったため、リスク管理はしっかりできていると思うが、ポジショニングであったり対応の仕方に成長の余地があるなと感じた。ノーカードで危険なシーンを防げるほど良いことはないし、球際でのカードはなかったので、より勿体無いと思った。しかし彼らは次までには修正する。そういう集団だから。まあミンギュ、退場でもおかしくなかったぞ。サランヘヨ。

後半

ゼルビア公式より

ペナルティエリア内の守備は言うことがないくらいの強度ですが、ブロックを敷いた時のバイタル後方あたりの守備には不安を感じた。山中(名古屋)にフリーで無回転シュートを打たれるのは、危険そのものなのでヒヤッとした。稲垣だったら決められてたぞ。と。藤尾のプレッシャーから米本のレッドカードを誘い、前節とは逆の立場に。だからと言って余裕ができたわけではなく、しっかりと11人だろうと10人だろうとブレずに試合を進めた。途中出場の倍井は非常にいい選手でミドルシュートは正直終わったと思った。間違いなく今後の鍵を握るルーキーだなと感じたし、中に仕掛けてシュートを打ち切れる選手だった、なんなら欲しい。
試合終盤は、集中力が切れたのかイージーなボールロストやパスミスが見受けられたので、試合を終えるまで集中して攻撃、守備をして欲しいと感じました。今節は幸いにも失点には至りませんでしたが、確実にミスを決めてくる。それがJ1だと思うので気をつけて欲しいなと。デュークも復帰し、守備のタスクが多い中でも全力で戻りボール奪取したり、攻撃の起点になったりと、活き活きとプレーしてる姿を見て期待が膨らむばかりです。そしてタイムアップ。記念すべきJ1初勝利を掴む。

試合総括

今節は、データを用いながら個人的に感じたことを中心に、試合総括をしていきたいと思います。

ボール支配率は五分五分といったところ。どちらもボール保持をするタイプのチームではない中で、町田は自主的にボールを持ち、名古屋にボールを持たせたように見えた。長谷川健太(名古屋)監督のスタイルである、堅守速攻は見る影もなく後ろから繋ごうとした意思が見えた。絶対に去年までのスタイルに戻すべきだと思う。平戸と高江が調子悪い時のゼルビアみたいでした(2021くらい)。このスタイルをやるのであれば、パトリックを使うべきだと思った。ユンカーへのパスは全てミンギュと、ドレシェヴィッチがシャットアウトし、名古屋の攻撃のリズムを作らせなかった。CBからのパスでFWよりも、ウイングバックの山中と中山から、トップ下の森島と和泉につけた方が攻撃のリズムができ、そこからサイドに展開され守備を崩されたように感じた。しかしスタッツを見ての通りシュートは打たせておらず、後半の山中のミドルともう一本はなんだろうか。覚えていませんが、これといってビッグチャンスを作られることはありませんでした。しかしビッグチャンスを作ることもありませんでした。今節は中盤の強度が高いゲームになり、ゴール前に迫りきるシーンが少なかったように感じました。ハラハラするシーンよりも、一瞬でも隙を見せたらやられる。ユンカーに形を作られたら失点してしまう、そんな試合でした。名古屋のゴール期待値は0.3くらいだったでしょうか。得点の匂いはほとんどしませんでした。
ちなみにこの試合で一番走ったのは藤尾翔太で12kmでした。彼がここまで走る選手になるとは、加入した当初は考えもしなかったでしょう。チームのために走ったから得点というご褒美がついてきたと思います。これから期待です。

MOM(マンオブザマッチ)

ゼルビア公式より

LSB 林幸多郎
自陣の左サイドを完全に制圧し、中山克広には微塵も仕事をさせなかった。先週とは比べ物にならないくらいクリーンで高い強度の守備や、裏抜けへの対応も完璧にこなした。さらには平河を追い抜かして攻撃参加も見られ、町田サポの心を鷲掴みにしたのではないだろうか。

気持ちよく帰町

今回は天国ロード

試合前に勝ったら天国、負けたら地獄の橋とTwitterで拝見しました。おかげさまで人に溢れ返った橋ではありましたが、気分は天国の橋でした。来年も来れるように頑張りましょう。
我々は生き証人です。名古屋に来てよかったし、自分の目で、自分の体でJ1初勝利を見れたこと、感じれたこと、とても嬉しかったです。ゼルビアファミリーの皆さんおめでとうございます!しかし夢の続きはまだまだ果てしなく続く道です。勝負はここからです!

グランパス応援きっぷ(復路)

今節の戯言

「勝つってやっぱ最高よ。専スタすげぇ。欲しい」

今回のコールリードは個人的には素晴らしかったと思います。体力無いのできつかったですが笑。勝ったからそんなもの帳消しです。ホームで最高の雰囲気作りましょう!あの日の1-5を思い出せ。絶対にポポさんには、海舟には負けられない。あの日の借りを返そう。

では次回はホーム鹿島アントラーズ戦でお会いしましょう。

ゼルビア公式より

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