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「au TOM'S GR Supra」 が富士で優勝

2023 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE

 SUPER GT第2戦は、ゴールデンウィーク中の3月4日に富士スピードウェイにて、春らしい晴天のもと開催された。午後1時30分、大勢のファンが見守る中、決勝レースはスタートし、ポールポジションスタートの#100「STANLEY NSX-GT」(山本尚貴/牧野任祐)がトップを守り、#16「ARTA MUGEN NSX-GT」(福住仁嶺/大津弘樹)と#24「リアライズコーポレーション ADVAN Z」(佐々木大樹/平手晃平)が#19 「WedsSport ADVAN GR Supra」(国本雄資 /阪口晴南)を抜いて2位、3位に続いた。
 

トップ3の後方では、4周目に#36「au TOM'S GR Supra」(坪井翔/宮田莉朋)が#8「ARTA MUGEN NSX-GT」(野尻智紀/大湯都史樹)と#19 GR Supraを抜いて4位に浮上し、20周目にはさらに#24 Zを抜いて3位に躍り出る。
 


22周目に#8 NSX-GTがGT500マシンとして初めてピットインし、その後20周にわたって残りのマシンがピット作業を行った。戦略的なピットタイミングで#36 GR Supraがトップに立ち、#8 NSX-GTは42周目には2位に浮上した。また#100 NSX-GTは3位で表彰台圏内を走行していた。
 

トップ集団は60周目までこのままで続き、GT500クラスは順次2回目のピットストップを行い始めた。速いピット作業により、#100 NSX-GTはポジションをひとつ取り戻し、2位に上がる。一方、#36 GR Supraはトップをキープし、ピットストップを遅らせた#24 Zは3位まで順位を上げてきた。
 

このままトップ3はレース終了までこの順位を維持するものと思われた。しかし、終盤の95周目に#24 Zのボンネットから煙が出始め、ピットに入ることになった。これにより、#8 NSX-GTは3位に浮上したが、その#8 NSX-GTも最終ラップに突然スローダウンしたため、#17 「Astemo NSX-GT」(塚越広大/松下信治)が3位に躍り出た。この後、#36がトップでゴールし、ZFがサポートする#100 NSX-GTが2位、#17 NSX-GTが3位でフィニッシュした。
 

GT300クラスは、#56「リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R」(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/名取鉄平)がポール・トゥ・ウィン優勝を果たし、#2「muta Racing GR86 GT」(堤優威/平良響/加藤寛規)、#52「埼玉トヨペットGB GR Supra GT」(吉田広樹/川合孝汰)がそれぞれ2位、3位に続いた。
 
2023 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE RESULTS


GT500

1. #36 「au TOM'S GR Supra」(坪井翔/宮田莉朋)
2. #100「STANLEY NSX-GT」(山本尚貴/牧野任祐)
3. #17 「Astemo NSX-GT」(塚越広大/松下信治)


GT300
1. #56 「リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R」(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/名取鉄平)
2 #2「muta Racing GR86 GT」(堤優威/平良響/加藤寛規)
3. #52「埼玉トヨペットGB GR Supra GT」(吉田広樹/川合孝汰)

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