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暑い富士で熱いバトル

8月9日(日)に「SUPER GT 2020(SGT)」の第2戦が行われました。新型コロナウイルスの影響で変則的なスケジュールとなった今シーズン。7月19日の開幕戦、この第2戦と富士スピードウェイでの開催です。

今回も無観客レースのため現地での観戦はできませんでしたが、いつもの「J SPORTS」だけでなく、YouTubeの「SUPER GT Official Channel」でも無料でライブ配信を行っていました!

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スタート前のコース上。いつもの様にマシンが並びますが、日本のレースでおなじみのレースクイーンさんたちがいませんね…。華やかさだけでなく、活気が感じられないのは少し残念。

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とはいえ、シグナルが緑にかわってレースがスタートすると、いつものエキサイティングな展開に。「GT500(500馬力)クラス」では、予選でトップタイムを記録して、「ポールポジション」からスタートしたカーナンバー(#)8のホンダNSX「ARTA NSX-GT」が飛び出します。

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「GT300(300馬力)クラス」は#6のトヨタ86「ADVICS muta MC86」と#55のホンダNSX「ARTA NSX GT3」が並んで第1コーナーに入って行きます。

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#8のNSXと #17の「KEIHIN NSX-GT」が激しいトップ争いを演じ、TVの前のホンダファンをハラハラさせたでしょう。

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結局、ライバルたちよりも常に1周あたり1秒近い脅威の速さで走り切った#17のNSXが優勝。開幕戦ではトヨタ・スープラ勢に歯が立たなかったホンダが一矢報いました。

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GT300クラスの優勝は、予選3番手から浮上した#2ロータスEVORAの「シンティアム・アップル・ロータス」でした。

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ゴール後マシンを降りた直後の塚越広大選手。とにかく生まれ持っての速さには定評のある彼!「天然」と言われることもあるキャラから湧き出す笑顔が暑さを吹き飛ばします。

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ロータスのマシンでチェッカーフラッグを受けた柳田真孝選手(向かって右)。去年は海外のシリーズに参戦していたので、日本での優勝は久しぶりでした。両クラスで年間チャンピオンに輝いた実力派ですが、いつまで経っても謙虚でさわやかな「マー」君です。

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塚越選手を最初に迎えたチーフメカニックさんかな?決して「目が死んでいる」のではありません。感極まっている感じでしょうね。今回も、カメラマンさんが目の表情をばっちり撮ってくれました。

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F1をはじめ海外のレースも同じですが、サーキットでマスクが普通になっちゃいました…。ロータスのチームマネージャーさん、マー君にカッコいいマスクをお願いします ^_^;

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観客がまったくいないスタンド…。普段の富士は5万人とか入るんですけど。早く日常が戻ってくるようにお祈りしながら、「うつさない・うつらない」ことに気をつけた生活をがんばりましょうね。

次のレースは2週間後。8月22~23日の週末に、三重県の鈴鹿サーキットで第3戦が行われます。


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