SUPER GT第2戦の舞台裏
昨日は、フォトレポートで第2戦のレース展開をお伝えしました。国内最高峰のこのシリーズ、レースの詳細はたくさん報道されていますので、「モタスポ!Park」では写真多めで雰囲気を楽しんで頂ければと思います。
さて、今シーズンは世界最高峰のF1も含め、すっかりおなじみになったマスク。サーキットでは全員が着用していますが、チームやドライバーによって様々です。F1では多くのチームがオリジナルを用意している様ですが、SGTはどうでしょうか?
こちらはモタスポ!Parkがお世話になっているドイツZFがサポートするTEAM KUNIMITSU(チーム国光)の山本尚貴選手。レーシングスーツと同じ配色で黒字に濃いブルーのロゴ入りの様です。ちなみに奥さまはテレビ東京の狩野アナウンサーです。
こちらは山本選手のパートナー、牧野任祐(ただすけ)選手。「GT500(500馬力)クラス」のデビューシーズンで、きっちりポイントを獲得しています。
チーム監督がグラフィックデザインもこなすチーム国光。マスクのバリエーションも豊富の様です。さすが。(ウェブショップで売ってます!)
こちらはトヨタ・スープラをドライブする阪口晴南(せな)選手。こちらもロゴ入りのオリジナルですね。フィンランド人のヘイキ・コバライネン選手が新型コロナの影響で来日できず、急きょ、開幕戦と第2戦に抜擢されました。
ニッサンのエースとしてGT-Rで参戦する松田次生(つぎお)選手。ニッサンのモータースポーツ部門NISMO(ニスモ)はカタチにもこだわるのですが、マスクは汎用品?
と思ったら、左側にnismoのロゴ入りでした。これも、日産本社のデザイン部署の監修が入っているんだと思います。細かいんです(いい意味で ^_^; 先代のエース、本山哲(さとし)氏は、「エグゼクティブアドバイザー」として後輩の育成に携わっています。
さらにその前のニッサンのエース、星野一義監督(向かって右)。こちらは「カルソニック・ブルー」(カルソニックはスポンサーである自動車部品メーカー)に白抜きのロゴ入り。通気性の良さそうな素材になっているトコロはさすがです!星野さん、実はとても繊細なんです。
トヨタの豊田章男社長が汎用品のマスクなのは、たぶんどのメーカー系のピットにも気軽に入れるように、という意図でしょうね。海外のレースでは、メディア用のベストを着て「どこでも入れるからね」って笑ってましたから。
こちらは今回のレースで優勝したホンダ系チーム。金石勝智監督は、チームカラーのブルーのマスクです。こちらは、しっかりした素材・造りな印象ですね。
もちろん全員お揃いです。
予選で最速タイムを記録して、「ポールポジション」を獲得した野尻智紀選手・福住仁嶺(にれい)選手のコンビ。このチームはマスクを統一していない様です。メインスポンサーがカー用品の「オートバックス」なので、今後、鮮やかなオレンジのマスクが登場するかも。
という事で、今回はサーキットで見られたマスクの色々をご紹介しました。今後も、そんなオタクな視点からレースの舞台裏をお見せしたいと思います。引き続き、よろしくお願いします。
リクエストがあれば、お知らせくださいね。カメラマンさん、今回も素敵な写真をありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?