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マヒンドラ・レーシング、ABB FIAフォーミュラE世界選手権第6戦サンパウロに向かう

マヒンドラ・レーシングは、ABB FIAフォーミュラE世界選手権第6戦に向け、シーズン9の新たな舞台であるブラジル・サンパウロで準備を進めています。

チームは、ルーカス・ディ・グラッシのホームレースのためにブラジルに向かいます。このレースは、約10年前の選手権開始以来、彼が母国での開催実現に大きく関わってきたイベントです。

マヒンドラ・レーシングは、ルーカスとオリバー・ローランドがともに好成績を収めることに、これまで以上に力を注いでいます。両ドライバーは、開幕戦のメキシコとチームのホームレースであるインドで成功を収めました。

ルーカス・ディ・グラッシは、次のように語っています。「ホームレースということで、とても楽しみです。ここに来るまでに10年かかっています。やっとホームでレースをすることができ、とても光栄です。私が育った場所で、友人やサポーター、家族の前で、そしてブラジルのファンの前で。ブラジルではフォーミュラEが十分に知られていないと思うので、このレースは間違いなくその助けになるでしょう。チームとしては、良い結果を出すために全力で戦い、シーズン開幕時と同じレベルのパフォーマンスを取り戻したいと思っています。それを実現するために、特にハードに働くつもりです」

レースに戻ることを楽しみにしているオリバー・ローランドは、次のように語っています。「今週はまた新しいコースでレースをすることになり、いつもちょっとしたチャレンジになります。タイトでツイスティなコースは、エキサイティングな要素になるでしょう。南アフリカの後しばらく休養していましたので、強い気持ちで臨みたいですね。ルーカスのホームレースでもあるので、チームのために良い結果を出したいと思います」

第6戦を前に、チームのCEOであるフレデリック・ベルトランは、次のように語りました。「ケープタウンでの出来事にはもちろん満足していませんが、チームは完全に団結し、サンパウロではこれまで以上に強く立ち向かう準備ができています。このフォーミュラEレースをブラジルで開催するために、ルーカスがどれだけ努力してきたかを知っていますので、ルーカスと彼の母国のファンのために、素晴らしいショーを披露することを目標としています。彼とオリバーは、シーズン序盤に力強い走りを見せてくれました。2台のマシンが強力なポイントを獲得してシーズン序盤を終え、4月のヨーロッパラウンドに向けて勢いをつけることが目標です」。

サンパウロE-Prixは、3月25日(土)現地時間14:00に開幕します。

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