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マヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチーム、ジャカルタの週末を通して前進を遂げる


 マヒンドラ・レーシングは、ロベルト・メルヒのデビューを含め、この週末を前進させ、灼熱のジャカルタを後にしました。
 
ロベルト・メルヒは、この週末にチームに合流し、今シーズン最も暑いレースイベントのひとつであるジャカルタでフォーミュラEのレースデビューを飾りました。ロベルトはそのすべてを受け入れて、週末を迎えるにあたって、すべてのセッションで上達することを目標に掲げ、それを見事に達成しました。
 


ロベルトとルーカス・ディ・グラッシは土曜日の予選で苦戦し、21番手と22番手からレース1をスタートしました。しかし、2台とも順調に順位を上げ、最終的には14位と18位でゴールしました。
 
日曜日は、2台とも予選でデュエルに進めなかったものの、ディ・グラッシが19番手、メルヒが21番手と、セッションは若干改善しました。マヒンドラ勢は好スタートで16番手、17番手と順位を上げ、レース序盤も順位を入れ替えながら激しいバトルを展開しました。その後、ディ・グラッシは一時12位まで順位を上げ、ふたりは14位と17位でチェッカーを受けました。
 


フォーミュラEレースデビューを果たしたロベルト・メルヒは、次のように語りました: 「シーズン中盤にレースをスタートさせるのは大変でした。みんなすでに一定のレベルに達しているから、経験もテストもない状態でここに来て、追いつくのが大変でした。しかし、マヒンドラのおかげで、チャンピオンシップとマシンに慣れることができたし、いい週末でした。昨日から今日にかけて、僕は大きく成長しました。今日の予選はもっとポジティブでした。チームが物事を前進させているのがわかりました」


 
チームと共に懸命にマシンを学び、進歩させているルーカス・ディ・グラッシはこう語りました: 「良い週末とは言えません。できる限りのことをやって、ポイントを獲得しようと昼も夜も懸命に働きましたが、残念ながら、そこに到達するために必要なものを見つけることができませんでした。悔しいので、帰ってデータを分析し、次のレースに向けて何をすべきかを理解する必要があります。両レースとも、まずまずの出来だったと思います。ハードにプッシュして大きなミスもなく、何台かのマシンをオーバーテイクすることができたけども、これだけ後ろからスタートすると、大きな進歩を遂げるのは難しいです。次はポートランドに向かいます」


 
今シーズンの再建について、フレデリック・ベルトランCEOは次のようにコメントしています: 「ジャカルタの週末は、なんと暑いこと!、につきます。もちろん、もっと上を目指したですが、今シーズンは学習と再構築の年になりつつあることがわかりました。ルーカスは両レースで順位を上げ、ロベルトはセッションを重ねるごとにチームとクルマに馴染んで行きました。ロベルトはこの種のマシンを運転するのは初めてですが、実にうまく対処してくれたと思います。もちろん、まだやるべきことはたくさんあるし、結果的にシーズン終了が簡単になるとは思っていませんが、ありがたいことにチームには闘志があり、決してあきらめることはありません。マヒンドラ・レーシングをフォーミュラEの先頭に戻すために必要な変化を起こすために、パートナーや重要なマヒンドラ・グループからのサポートがあります」
 


ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン9の次のイベントは、6月24日に開催されるサウスワイヤ・ポートランドE-Prix(米国)という、また新しいイベントです。


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