Astemo NSX-GT、オートポリスで優勝
2022 AUTOBACS SUPER GT Round7 FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE
SUPER GT 2022第7戦は、季節外れの夏日となった10月2日(日)、オートポリスに多くの観客を集め、決勝レースが開催された。レースはパレードとフォーメーションラップの後、クリーンスタートが切られ、ポールシッターの#24「リアライズコーポレーション ADVAN Z」(佐々木大樹/平手晃平)、2位の#100「STANLEY NSX-GT」 (山本尚貴/牧野任祐)、3位の#19「WedsSport ADVAN GR Supra」(国本雄資/ 阪口晴南)と上位3台が予選の順に並び進んでいった。
トップ3の顔ぶれが変わったのは、GT300のマシンがコースアウトしてグラベルにスタックしたため、16周目にフルコースイエローが提示され、ピットレーンが閉鎖されたことがきっかけだった。18周目にレースが再開されると、#19 GR Supraがスピードリミッター解除に手間取ったようで、#17「Astemo NSX-GT」(塚越広大/松下信治)に抜かれて3位となった。
次にレースの行方を大きく左右したのが、ピットインのタイミングだ。GT500勢は22周目からピットインを開始し、早めにピットインした車両が有利になることが判明した。GT500の全車がピットストップを終えた時点で、#17 NSX-GTがトップに立ち、#100 NSX-GTが2位に、遅れてピットインした#24 Zが3位を走行していた。
その後、#17 NSX-GTはレースをリードし続け、今季初優勝を飾った。レース終盤には#24 Zが#100 NSX-GTを猛追し、順位を挽回しようとしたが、結局抜くことができず、#100 NSX-GTが2位、#24 Zが3位でフィニッシュした。
GT300クラスでは、フロントロウからスタートした#52「埼玉トヨペットGB GR Supra GT」(吉田広樹/川合孝汰)がポールスタートの#61「SUBARU BRZ R&D SPORT」(井口卓人/山内英輝)を抜いてトップでチェッカーを受けた。2位には#61が、3位には#65「LEON PYRAMID AMG」(蒲生尚弥/篠原拓朗)が続いた。
2022 AUTOBACS SUPER GT Round7 FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE Results
GT500
1. Astemo NSX-GT(塚越 広大/松下 信治)
2. STANLEY NSX-GT(山本 尚貴/牧野 任祐)
3.リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木 大樹/平手 晃平)
4. ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋 和也/山下 健太)
5. WedsSport ADVAN GR Supra(国本 雄資/阪口 晴南)
6. カルソニック IMPUL Z (平峰 一貴/ベルトラン・バゲット)
GT300
1. 埼玉トヨペットGB GR Supra GT (吉田 広樹/ 川合 孝汰)
2. SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300(井口 卓人/ 山内 英輝)
3. LEON PYRAMID AMG (蒲生 尚弥/ 篠原 拓朗)
4. Weibo Primez ランボルギーニ GT3 (小暮 卓史/元嶋 佑弥)
5 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(藤波 清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
6. グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口 信輝/ 片岡 龍也)