見出し画像

レジェンド・オブ・ルーンテラを普及したい話

自粛生活で家にいることが多くなりデジタルカードゲーム(以下DCG)をやる時間が増えた結果、とうとうipadに4種類ものDCGをインストールしてしまいました。どうもぜぜまるです。

タイトル通り今回は【レジェンドオブルーンテラ】というカードゲームの紹介をするために記事を書くことにしました。

最初にこんなことを言うのもなんですが、まだ本リリースして1年も経っていないので悪いところも山ほどあります。が、生まれたてにしては完成度が非常に高い上に他のDCGとは全く違う独自の路線で突っ走っている点(後に説明します)が個人的にすごく気に入ったので僕はどハマリしてしまいました。

もちろん忖度なしに良いところ悪いところをつらつらと書きますがこれで1人でも人口が増えると僕は嬉し泣きながらルーンテラに感謝の課金をすることになるでしょう。

①そもそも【レジェンドオブルーンテラ】とは

説明しなくてもタイトルで既に察しがつきますが知らない人のために一応説明すると、
元々はLeague of Legends (リーグ・オブ・レジェンド)というRiot gamesが運営しているオンラインゲームが元ネタのDCGです。

画像8

正直僕はLeague of Legends(以下LoL)をほとんどやっていない”大にわか”なのでこれ以上LoLについて詳しいことは語れませんが、逆に言うと元ネタを全く知らない僕のような人でも純粋にカードゲームとして楽しめます。

もちろん知ってる人はなおさら楽しめるはずです。カード同士のボイスの掛け合いも他のDCGと比べても異常なほどあるのでそれを楽しみにするのもいいかもしれません。


②他のDCGとの違い


思っていたより長くなってしまったので要点を先に言っておくと、ルーンテラは【遊戯王とハースストーンを足して2で割ったようなカードゲーム】です。

なので遊戯王の経験があればルールを比較的早く理解できると思います。今回は簡単にしか説明しませんが需要があれば簡単なルール説明のような記事を書くかもしれません。(未定)

もちろん遊戯王の経験がないとできないカードゲームではないです。あくまで僕の中での例えなので対戦相手のドリュウズのつのドリルが当たる確率ぐらいの信用度でいてください。


今DCG界で有名どころといえば【ハースストーン】【シャドウバース】【ドラゴンクエストライバルズ】辺りでしょうか。日本限定だと断トツでシャドウバースが人気でしょう。流石萌え萌えエロメンコと呼ばれただけの風格があります。ちなみに海外を含めるとハースストーンらしい

(他にも【遊戯王デュエルリンクス】【デュエルマスターズプレイス】などありますが彼らは元々DCGではなくTCGなので今回は無視します。ごめんよ)

これらはところどころ違いはあれど基本ルールはどれも同じでしかも非常にシンプルです。それ故に初心者でも入りやすい上にカードゲーム間の移動、移民が簡単です。

ちなみになぜ基本ルールが同じなのかは木村唯人と二木達博に聞いてください。ヒントを一つだけ述べるとすればハースストーンが一番最初にリリースされています。要するにパk

と、言ってもマナやカードの作り、ライフなどはルーンテラもほぼ同じなので人のことを全く言えません。神様仏様ハースストーン様


しかしルーンテラは驚くことに先攻後攻のターン制ではありません。わお(厳密に言うとありますがそれは後程)

ルーンテラでは基本的に同時にマナが増えていき、同時にターン開始のドローを行い、同時にターンを終了することになります。

「そんなのカードゲームとして成り立ってないじょのいこ!」とお怒りの全国のえなりかずきさん、大丈夫です。

このゲームはターン毎に【優先権と攻撃権の受け渡し】でゲームとして成り立っています。(以下優先権に省略)

画像6

無理やりターン制に当てはめて説明するとすれば奇数ターンに優先権があるほうが先攻、偶数ターンに優先権があるほうが後攻という認識で間違っていないです。たぶん

これだけだと意味不明だと思うのでもう少し詳しく見ていきましょう。

とは言ったものの説明が下手くそなので線内のところは読み飛ばしてもらって大丈夫です。その下の良いことろ悪いところを見てこのゲームが気になればインストールして自分でやってみたほうが早いと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゲームのスタート時もちろん1マナからスタートします。カードの左上に書いてある数字分のマナを消費してカードをプレイできるのでこの時点では1コスト以下のカードしかプレイできません。そりゃそうだ

ここまでは他のカードゲームと同じです。違いはここから

例えばここで1コストのフォロワー(モンスターカード)を何か一体召喚したとします。その後他のDCGであればターン終了ボタンを押して相手にターンを譲ることになりますが、ルーンテラではここで一旦相手に【何かをプレイする権利】が移ることになります。つまり同ターンで相手もフォロワーを召喚することができるのです。(もろちんスペルも可能)

そして同様に相手もフォロワーを召喚したのでまた【何かをプレイする権利】は自分の手元に戻ってきます。しかし既にマナがないためカードをプレイすることができません。ここで「僕はもう何もすることがありません」の意味を込めたPASSを選択します。相手も同様にすることがないはずなのでPASSを選択します。

お互いPASSを選択したところでようやくターンが終了し、お互いの使用したマナが回復&最大マナ量+1されます。それと同時に優先権も相手に渡り先ほどと同じようにターンがスタートします。

しかし2ターン目は上で述べたように相手に優先権が渡っているので相手の何かしらの行動を待たないと自分はモンスターを召喚することができません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

…このように自分のターン、相手のターンがあるわけではなく優先権の受け渡しで試合が成り立っている訳です。なので上で述べた奇数ターンに優先権があるほうが先攻、偶数ターンに優先権があるほうが後攻という説明が何となく伝わったかと思います。

ちなみに優先権というワードは遊戯王ではよく使われ、あのカードゲームも何かを召喚・発動するたびに相手に優先権が移り相手待ちになります。そういった点で【遊戯王+ハースストーン÷2】と言わせてもらいました。厳密に言うと遊戯王では相手の召喚で移ってきた優先権で自分もモンスターを召喚!…ってことは出来ないのでちょっと違いますけどね。そもそもあのカードゲームは先攻後攻ありますし


え?説明が下手すぎて意味が分からない?うるせえ【百聞は一見に如かず】ってコトワザ知らねえのかよとりあえずプレイしてみろレッツルーンテラ!!!!!!!!!!!


③ルーンテラの良かった点

あくまでここに書くのは個人の意見です。しかもルーンテラ歴1か月も経っていないにわかの。なのでなんとなくで受け取ってあとは自分の目で確かめてみてください。

⑴従来のターン制ではないこと

まず挙げることができるのは先ほどから散々言っているターン制ではない点でしょう。運営さんのインタビュー記事にも書いてありましたが極限まで先攻後攻の有利不利をなくした努力が非常に感じられます。

そもそも従来のターン制だと基本的に先攻は1マナ多く相手より使用できるので必ず先攻は強力なモンスターを先にプレイする権利が与えられます。

このままだともちろんゲームとして成り立たないのでDCGに限らずカードゲームは後攻は先攻より手札を多く持った状態でスタートできたり後攻から攻撃が可能だったりします。

ハースストーンなんかは後攻に0コストのコイン(使用ターンのみ1pp増やした状態で戦える)が配られてスタートしたり、シャドバなんかは進化権が後攻は一回多く使用できる上に後攻から進化権を使えるようになるなど後攻に大盤振る舞いして先攻後攻の勝率の割合を保とうとしています。まあそれでも先攻のほうが有利な環境が圧倒的に多いんですけどね、初見さん。

その点ルーンテラは比較的まだどっちスタートでの有利不利が限りなく少ないように感じます。一応0ではない理由として例えば先攻スタートだとエリス様が2ターン目に即攻撃出来ないとかかなーり細かいところはありますが…後述するとあるもう一つの理由でさほど気にはならないでしょう。

まあ僕自身がまだ初めて1か月も経っていないのでもっとやり続けると意見が大きく変わるかもしれません。現状はってことです。現状はね

⑵スペルマナの存在

これも非常に大きい存在です。例えばシャドウバースではアグロデッキ以外は1ターン目に行動をすることは少ないです。(もろちん知恵の光ワイルドマナ黄金の鐘など例外はあり)ではこの使用しなかった1マナはどこへいくでしょうか?シャドバではなんと虚無に消えていきます。つまり無駄になります。もったいないですよね

しかしルーンテラの場合、余ったマナはスペルマナゾーンに移動します(最大3つまで)。これはスペルを使用する時に優先的に使用されるマナで例えば3ターン目にスペルマナ3つある状況だと

3コスフォロワー+3コススペル

2コスフォロワー+4コススペル

のような動きができます。もちろん6コストの大型スペルも発動することができます。普通のマナは3コストしかないはずなのに!

これにより例え相手がアグロデッキで自分は1ターン目2ターン目動けなかった普通なら諦めかねない絶望的な状況でも3ターン目に強力なスペルをプレイすることでまだまだ逆転を狙えます。

ちなみにシャドバで同じ状況だとほぼ死です。

画像7

⑶デッキの種類が超豊富

上記3DCGにはリーダーというものが複数存在し、その中から一つを選びそのリーダークラスのカード+共通クラス(別名ニュートラルなど)でデッキを組むことになります。

しかしルーンテラの場合7つの地域の中から最大2つの地域(クラス)を組み合わせてデッキを組むスタイルをとっています。もちろん1つだけでもいいですしそれを要求してくる【忠義】というテキストも存在します。

これにより単純計算で純7種類+混合21種類のデッキを組むことができます。もちろん組み合わせる意味のないものや1つの地域に3つ以上戦術があったりもするのでこれ以上やこれ以下になります。あくまで目安ということで、組もうと思えばってことです。この辺りはデュエルマスターズとかに似ていますね。

特に僕がこのゲームをはじめて一番驚いたのは僕がこの記事を書いている時点でTeirSデッキ(今めちゃくちゃ強いとされているデッキのこと)が8個存在している点です。

群雄割拠している環境を面白いと思えるかは人それぞれですが、カードゲームとしては最高の状態を意味しているでしょう。

④ルーンテラの悪いところ

⑴ルールが複雑

僕はポケカ生まれ遊戯王育ちなので正直個人的には良い点としてカウントしたいんですけどシャドバやハースストーンなどシンプルなカードゲーム(諸説あり)が愛されている現状、世間や初心者にはかなりハードルが高くなってしまっていると思います。

ややこしくなるので今回は触れていませんでしたが、ファストスペルにはファストスペルでチェーンして発動することができたり遊戯王でいう≪強制脱出装置≫や≪激流葬≫のようなカードもあり頭を使う所が山ほどあります。なので確実に慣れるまで時間がかかります。

何度も言いますが、逆に遊戯王をやっていた人は早く慣れることができるはずです。(当社比)イメージとしては代償ガジェやカエル帝の頃を想像してもらえるといいかも

画像5

⑵専門用語がとにかく多い

これは本当にダメな点だと思います。専門用語が多い上にそれぞれにマークがあって基本はテキストを直接書かずマークで表示されているのでテキスト欄にマークが2つだけあるフォロワーも山ほど存在します。

黄金の一角

均衡の名刀

スキル名も問題があり、【オーバーパワー】や【タフ】などの聞いた感じでなんとなく理解できる用語はまだしも(前者は貫通、後者はダメ-1)

【イルーシプ】【アテューン】【エフェメラル】【フィアサム】【エンライト】【リジェネレーション】などなど今でこそある程度理解はしましたが僕は最初頭が爆発しました。まあ世界観は確立されていてオシャンティ度は非常に高いので一概に悪いとは言えませんが

初戦なんかはさながらラーの翼神龍を使用した舞の気持ちが味わえることでしょう。

テキストの意味

試合中でもデッキ編成画面でもその用語の意味を見ることはできるので覚える必要はありませんが初心者バイバイになっているのは確実でしょう。

今回紹介した用語以外にもまだまだ倍以上あるので是非皆さんも苦しんでください。





まだまだ褒めたい所や改善してほしい所は山ほど存在しますが思っていたより長く記事を書いてしまっていったのでこの辺りにしておきます。ちなみにこの時点で5000字らしいです。ちょろい教授のちょろい授業ならこの時点で単位確定です。

専門用語の闇さえ乗り切れたらもうそこは天国です。是非皆さんも快適なルーンテラライフを送ってください。それでは

画像4