2024年の目標は掲げない

一年の計は元旦にあり

自分はこれ、苦手なのである。
去る1年の振り返りと開けた1年の抱負を掲げるの。

ある程度のいい歳まで行くと、思い通りに行かない人生の中
だんだんと自分というものを構成している要素に気付き
時には障害となっている、そのうちのいくつかのものと
どう対峙していくかという課題が輪郭を帯びて浮かんでくる。
もう38歳のオッサンだし、そんなことに今更取り組んでも
やや遅きに失しているかもしれない。
しかし良く捉えれば、内観の精度が少しずつ上がっているのかもしれない。
好転のチャンスはあるかもしれない。

だから、1年区切りの振り返りと目標設定というテンプレは使わず
もう少し長いスパンで、自分に対してざっくりと行動規範を
与えてみようと思った（正確には「思わせようとする出来事があった」）
のが、2023年12月31日という日であることを、ここに記しておく。

その行動規範を以下にランダムに列挙する。

①他者に寛容であれ、常に謙虚であれ
②自分のことは自分で満そう
　他者に自身の幸せを委託するな
③他者の承認、それより先に自己承認
④他者が関心を持つものに興味を持とう
⑤固定観念から自己を解き放とう
⑥出来るだけ言語化していこう
 「何故そう考えるのか」を常に意識しよう
⑦生まれた感情は否定しない
　負の感情は別のものに昇華しよう
⑧意見の食い違いに心を痛めるな
　言い澱まず、自己開示してみよう
⑨もっと教養をつけよう
⑩物質的、精神的な収支バランスを向上させよう

優先順位は、なし。
ところどころニュアンスが重複しているが、
今の自分に必要なことを集めてみた。
無害で穏やかな、おもしろオッサンになるべく。