ベストボディジャパン初参戦。感想と考察

ベストボディジャパン横浜大会に参加してきた。
結果としては予選敗退だったが、収穫は多かったと思う。

まず自分の現在地が把握できた。上位に入賞する選手と比べてバルク・カット・カラーリングなどほぼ全ての点において明らかに劣っていた。
これらを間近で目の当たりにしたことで、来年に向けて今後取り組むべきことが明確になり、モチベーションが高まった。

そして何より、コンテストに参加することが楽しかった。
高校で部活を引退してから忘れかけていた真剣勝負の高揚感のようなものを感じることが出来た。

現代社会において、日常生活で肉体的、身体的に極限まで追い込まれることはない。
YouTubeやスマホアプリなど、無料で手軽に楽しめる娯楽が世の中には溢れている中で、あえて自分自身を肉体的・精神的に追い込み、理想の身体を作り上げる。

そんな一見無駄にも感じられるし、世間一般からは理解されないことにお金と時間をかけるだけの情熱を持ち本気で取り組んでいる人たちが一堂に集い、自らの肉体とパフォーマンスを競い合う。そんな場所だったからこそ、真剣勝負する高揚感を感じることが出来たのだと思う。

自分にとっては、トレーニングやボディメイクは、たかが趣味であり、されど趣味である。
やはり趣味は本気のほうが面白い。と言うのを実感している。

想い返すと、高校時代の自分は、部活がオフの日でも、自主練をしたりトレーニングをしているような人間だった。
それは誰かに強制されたわけでもないし、自分がストイックだったわけでもない。
ただそれが楽しかったからやっていただけだ。練習することで良い結果が出る。うまくいかないことは原因を分析して改善を行う。その繰り返しによって、過去の自分より成長した自分がいるということが楽しかった。それが本気で取り組むことの面白さだと思っている。

コンテストを目指すことで、物事に本気で取り組むことの面白さを再発見させてくれた気がする。この面白さは同時に、「悔しい」「勝ちたい」という感情も連れてきた。

今年の結果はやっぱり悔しい。
来年は勝ちたい。

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