神道の原則１

これまで色々な方に神道や神社の説明をして来たが。
その基本原則についてから説明を始める事が多い。
そしてその原則を押さえておかないと、その他の事も理解が進まないと思われるので。
それをこれから書いて行く事にする。

原則１
神とは世界そのものを世を創り成り立たせてある筋道道理そのもの

神とはそもそも何か。
世界そのものを創り、そして成り立たせてある筋道道理の事です。
だから物理学者などが、この物理自然宇宙の法則を捉え様とする事も神を捉える事の１つ。
但し物理学者が捉えようとしている事は世界の物理現象についてのみ。
世界そのものはそれだけではない。
当然人間にもそれは及び。
細胞の一粒、脳にも。
砂の一粒にも、数多の銀河にも。
それは物理法則が物理自然宇宙の全てに及んである事と同じ。
万有引力の法則が宇宙のここでは働き、ここでは働かないなどという事はない。
（但し素粒子量子のあるレベル以上微細になると又色々あるが。）
この様に世界そのものが法則に拠って成り立っているというあり方を法界と仏教では言う。
物理自然宇宙だと物理法界。
仏の世界だと仏法界。
それがこの世界そのものだと神法界。
この世界そのものが創世され成り立ってあるのあり方そのものが神として世界があるという事である。
それはネに基づいてあるが、これについては又別に。