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【4月24日最終更新】(解決)IOSTをBinanceへメモ無しで送金した時の話

私が苦労した送金ミスの話を、備忘録を兼ねてシェアさせていただこうかと思います。

内容としては以下のとおり。

1. CoincheckからBinanceへIOSTをメモ無しで送金した際の対応方法
2. Binanceで資産回収申請をした際に起こりうること
3.   【12月4日追記 現在の状況】
4.   【4月24日追記 返金されました!】

私もネットで色々調べたにもかかわらず明確な対応方法がヒットせずとても焦ったのをよく覚えています…

結論、令和4年4月現在すでに返金されました!
本当に長かったけれど、ついにここまできました。

【CoincheckからBinanceへIOSTをメモ無しで送金した際の対応方法】

CoincheckからBinanceへIOSTを送金する際には、送金先アドレスのみならず、識別のためにメモ(各サービスの送金画面で注意書きが出ていると思います)をつけなければならないのですが、当時私は一部のIOSTを誤ってメモなしで送金処理してしまいました。

結論どうなるかというと、送金したIOSTは時空の狭間(?)を彷徨うことになります。
厳密に言うと、Binance側で入金処理がされないままのものとしてプールされているような扱いになるみたいです。正確には分かりませんが。

では、これをどう回収するかというと、Binance側へ資産回収申請(Asset Recovery Application)を行います。一応バイナンス公式(日本語対応)のページがあります。

間違った、または欠落したタグ/メモで仮想通貨入金を取得する方法
(Binanceホームページへリンクします)

ログイン後、トークン名(IOST)や数量など必要な情報を入力していきます。送金元アドレスは、CoincheckからIOSTを送金した場合は「cc_iost」で、トランザクションIDはコインチェックのアプリまたはブラウザ版から送金情報を開くと確認できます。

ここまで来たら申請自体は完了です。資産回収完了後にBinanceからメールが届きます。

私に届いたメールのタイトルは「Asset retrieving(Refunded)」となっていました。記載内容を要約すると、「あなたの資産回収申請は返金処理されました」ということが書かれており、返金時トランザクションID(Tx ID)が記載されています。

※さらに言うと、Binanceでログイン後に見ることのできる画面で、どのトランザクションIDでBinanceへ送金されてきたものがどの返金リクエストIDで処理されてどのアドレス宛にいくら返金されたか、返金手数料で何IOST徴収されたか(確か5IOSTでした)などを全てまとめて確認できるページがあります。どこから辿り着いたか思い出せないので、分かり次第追記します。

これで資産回収申請自体は終了です。お疲れ様でした。

【Binanceで資産回収申請をした際に起こりうること】

さて、ではこの資産回収申請が無事完了した時にどう言うことが起こりうるかについて、自分が調べて分かったことと実際に現在進行形で起こっていることを書いていきます。

資産回収申請をすると、もっと前(正確な時期は不明)は無事にBinanceの自分のアカウントに反映されていたことがあったようです。この場合は、Binance側から「送金処理をしたサービスの画面の動画を撮影して送ってくれ」とメールが来るみたいです。

そのような内容のメールが来ない方は下記の記事を読み進めてください。

私の方で確認できている限りでは、少なくとも今年の6月時点ではBinance側の仕様というか対応が変わっていたようで、資産回収申請した分のIOSTは自動的にCoincheck側へ返金処理されるようになったみたいです。

しかも、Binance→Coincheckの送金もまたメモ無しでされているみたいですね。

Binanceからは英文で「資産回収(返金処理)が完了しました」的なメールが届くんですけど、メモ無しで返金されているので当然Coincheckのアカウントにも反映されません。

この場合、今度はCoincheck側へ問い合わせが必要です。

サポートへ経緯を伝えると、Binance側から返金処理された際の返金数量とトランザクションID、日時を教えてくれと言われるので回答します。
この後の対応が2パターンに分かれるようです。

まず一つ目のパターン。

こちらは、こちらが伝えたトランザクションIDと返金数量、日時の内容でCoincheck側の確認が完了し、すんなり返金されるパターンです。聞いた話では、返金までの時間は4日〜1ヶ月と振れ幅があるみたいですね。理由は不明です。

そして2つ目のパターン。
こちらは、すんなり返金されないパターンです。ちなみに私はこちらでした。

詳しく言うと、Binance側へ行った資産回収申請の結果、複数の申請分がまとめて一つのトランザクションIDでCoincheck側へ返金されたパターンとなります。
つまり、AさんとBさん、Cさんその他の方が行った資産回収申請分が一本化されてCoincheck側へ返金処理されたということですね。

この場合、Coincheck側からは「数量が一致しない」「回答のあったトランザクションについては、他のお客様からも同様の申し出をいただいている」との回答があります。

そこから定期的に進捗状況を確認しているのですが、Coincheckからは「バイナンスへメールやその他の方法で確認を行なっているが、返事がないため返金に踏み切れない」という趣旨の回答しか得られていません。
まあ、顧客対応については定評がありますもんね(もちろんイヤミだよ)。

【12月4日追記 現在の状況】

結論を先に言います。まだ返金されていません。

11月下旬2ヶ月ぶりにコインチェックへ追加のメールを送信し確認したところ、詳細情報の提出依頼(悪用を防ぐため、何を求められたかは念の為伏せます)と状況報告がありました。

以下、CCからの報告内容要約です。

現在バイナンス側へ確認しており、謝った数量やアカウントへの反映を防ぐためその確認が終了後対応を進めたいと考えています。
また、返金時に合算されていることにより、アカウントへの反映処理のためのシステム開発が必要になります。
反映処理の具体的方法を検討し、システム処理の実施が必要になることから、お客様アカウントへの返金までに時間がかかります。

【4月24日追記 返金されました!】

しばらく忙しく完全に忘れていましたが、3月初旬に無事IOSTが返還されました!

その少し前の日に情報共有をしていた方からSNSを通して連絡をいただき、無事返金がされたとのことをお聞きしたので、私もCCへ連絡してみました(ちなみに向こうからの積極的な連絡は相変わらずありません。流石ですね)。

すると、「お客様のアカウントへの反映を随時行なっております」との返信が!
そして後日の3月9日、無事CCアカウントに返還分が反映されたのでした。

道のりは長かったですが、諦めずに手段を調べて待機した結果だと思っています。暗号資産の送金時には本当に気をつけねばなりませんね。


以上、送金時の誤りで不安になっている方、対応方法がわからない方、英語が読み解けず苦労されている方たちの助けになればという願いを込めて。

なんにせよ、諦めないことが肝心です。自分のお金を取り戻しましょう!

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