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値引きした仕事の手を抜くことができるのだろうか

値引きを要求されたら手を抜くというのはよくある話で、小さい頃に値引きするなと教わったのもそれが理由.
ところが自分が値引きする側でなく値引きされる側にいるいま、果たしてそうなったかというとそうはならない.

ある弁理士のSNSで、値引きされたら手を抜くと公言し、それに対して、値引き仕事の手を抜くことに賛成する人が多数.
ただし、手を抜くと言っても一体どこの手を抜くのか.
手を抜いて登録まで持っていくという高度な技を持ち合わせているのかもしれないが、そんなことができるのだろうか.
特許出願にしても商標出願にしても、手を抜いて登録できないとなったらそれは弁理士が提供するサービスではない.

値引きした仕事の手を抜くという多数のコメントのなかに、1つだけ、手を抜くなら値引き仕事は受けるべきではない、というのがあった.
これが正しい姿勢ではないだろうか.


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