正論を武器にするのは正しいのか
正論を武器にしてはいけないとよく聞くが果たして本当にそうだろうか。
あくまでも持論だが正論を武器として使うのはありだと思う。
なぜなら正論だから。
きょうは正論について自分の考えを述べていきたい。
さて、そこでまず必要になるのは正論という言葉の正しい意味合いからだ。
よく使うweblioからの出展だ。
では道理とは何だろう。
正直、正論を武器にしてはいけないという文を使うのが言われている側なのか第三者なのかわからない。言われている側だとするならば白旗に近い意味合いとして私は受け取る。第三者なら仲介と私はとる。
まず、正論をどのような場面で使うのか考えていこう。
”あーあ今日俺三時間しか寝てないわ。”
”寝れば?”
これが正論だ。
まず寝てないアピールの彼がどうして寝てないアピールをしているのか考えていない。
背景を探ってみよう
”あーあ今日俺三時間しか寝てないわ。”
”どうして?壱岐理人君いつも寝不足だよね”
”いやー彼女と長電話しちゃってさーもう一年になるんだよねー”
”あー、長いねえ”
”いっつもくだらない話ばっかでさー”
”くだらないことに時間を割いてる自覚があるなら寝れば?”
これも正論だ。
一歩引いて相手がどうしてそれを言ったのか聞いたがただののろけだった。
では次に正論を武器にするのは正しくないといわれる場面を考えてみよう。
”俺ってば国立文系出てるしさーなんていうか高卒の君とは会話にならないんだよね”
”誇れる資格があるなら社会に出てみるともっと輝けると思うよ。”
””正論だけぶつければいいと思ってんの?そんなんだから大学にも行けなかったんだよ。”
どうだろうか、これはきつい。
右ストレートをみぞおちに食らったような気分になる。
最後に第三者が言う場面に移る。
”壱岐理人君さあ、もう少しまじめに勉強したら?そんなんだとこの先就職できないよ?”
”いやーでもぶっちゃけカノジョとの時間が楽しくて今楽しければいいかなーて、それにあいつも将来は絶対俺と一緒になるって決めてくれているんで。”
”一緒になるって言ってもこのまま留年でもしてみなさい、たぶん高校はあなた中退よ”
”えーでも時代は学歴より実力じゃないすか”
’’じっと座ってることすらできないあなたに何ができるのよ”
”まだ若いんでプログラミングとかやるっす、まだまだ伸びしろありますから”
”あなた勉強できないじゃない”
”やろうと思えばできますよ”
”じゃあなんで今やらないのよ、こうしているうちにもあなたの若さは失われていくのよ。あなたの唯一の強みを日々消費しながら日々堕落していることにきづかないの。やろうと思えばできるなんてやってないからできてないのよ。自分ではやってないつもりでもほんとはできないことなんて誰にだってわかるわ。”
”それはあなたが俺のやっている時をみていないからでしょ”
”たぶんあなたのやっているところを見ているのなんてあなたの囲ってる彼女さんだけよ。”
”へーじゃあカノジョに聞くっす”
”帰ってくるのはやさしいとか、かっこいいとか人によって極端に価値の変わるものだけよ”
”.....”
”そろそろやめておきなさい、正論を武器にするのは間違っていますよ”
少し長いがこんな感じだ。
書いていて思ったがロジハラと正論連打は近い気がする。
正論なんだから武器にしてもよいと思うがそれでは人は動かないだろう。
逆にもし自分がこの壱岐理人の立場であったら俺はできるんだと思い込んでさらにカノジョと自分との関係にどっぷりとはまっていくだろう。もしくは彼女も信じられなくなって被害妄想が多発末うのではないか。
とりえず今日はここまで。
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