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今までとこれから~みらいとあんな様考察記事

ペロピタ・キュン♡キュン♪でお馴染みの黒主零ですよー。本日はまず全国10億万のプリズムの同志たちはご存じだと思いますが改めてご連絡をば。キラッとプリチャンが一旦106話で放送休止になってしまいました。鬱だ。黒だいあちゃんになるんだよん。そんで今回はプリチャンの3期時点での振り返りとタイトルにもあるようにキラッツ、メルティック両軍センターのみらいとあんな様についても語ってみようと思いまっせ。

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まずは2019年度のプリチャン2期を1枚の画像にまとめました。メルティック不在、リンマリ未結成と言う状態で迎えた4月。当然のように最初のジュエルアイドルに選ばれたみらいちゃんと虹ノ咲さんやだいあちゃんが出会ったのもこのあたり。リンマリが少しずつ仲良くなったりりんかちゃんがジュエルアイドルになった5月。メルティックスターが帰ってきたりめるめるがジュエルアイドルになった6月。ついにリングマリィを結成したまりあとすずちゃんがジュエルアイドルになる7月。誰もジュエルアイドルにはならなかったけどみんなで海に行った8月。虹ノ咲さんとだいあちゃんの秘密が明らかになったりさらがジュエルアイドルになった9月。不審者変態フェニックス画面が大暴れしたりオープニングが変わったりアンジュがジュエルアイドルになったりする10月。さらと対決したり負けたり兄との関係が変わったりとすずちゃん推しな11月(でも画像はイグ山)。監督渾身のヒロインズドラマ3部作と虹ノ咲さんの告白などイベント目白押しだった12月。アナザーだいあちゃん登場により物語が終盤へと加速する1月。ジュエルコレクションが開幕した2月。2年目最終決戦となる3月。

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2年目の戦いが終了し、虹ノ咲さんはデザイナーズ10の立派な一員になるためにイタリアはミラノに留学。リングマリィはなるちゃん引率のもとブロードウェイに渡航。これによりキラ宿にいるのは1期の頃と同じミラクルキラッツとメルティックスターだけとなった。

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新キャラはちょっと頭が残念だけど明るいアリス・ペペロンチーノちゃんとクールにふるまってるけどねこねこソフトが欲しがるポンコツ疑惑がある輝イブちゃんだ。プリズムストーンショップやディアクラウンがあるキラ宿の広範囲なエリアが2年目最終決戦の裏側でひそかに工事されてて完成した遊園地・プリチャンランドになっていてそこが舞台になる。リアルとバーチャルの融合を目指して完全にプリパラと大差ない環境になったプリチャンの世界。

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5つのクイーンカップと1つの黄金のクイーンカップを勝ち抜いたアイドルが真のイルミナージュクイーンとなるプリチャンランド開幕早々開始されたイベント。前年度のジュエルコレクションが個人戦だったのに対し今回はチーム戦の模様。また各チームにはナビゲート用にマスコットが用意される。全てがバーチャルだいあちゃんのようにバーチャルの存在となっている。キラッツのマスコットは当然シルクちゃ……ごほん。キラッチュである。元々は3話でみらいが書きなぐった謎の落書きに過ぎなかったキラッチュがいつの間にかりんかちゃんの手によりミラクルキラッツのマスコットとして扱われることになり、虹ノ咲さんをみらいと引き合わせてみらいの誕生日にはだいあちゃんを通してキラッチュをほぼ今の姿と変わらない立体映像とは言え自我を持たせて喋らせるようにした。それが今回のプリチャンランドによってアイドルマスコットに進化するようになった。ものっそい出世である。

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既にログには残っていないが3話での登場時には某動画サイトにて「何故生んだ……?殺せっ!!」などと言う過激なコメントもあったのも懐かしいだけの話。ちなみにメルティックスターもメルパンと言うパンダのマスコットが用意されていて第二形態及びまだ未登場の第三形態では某CCSの苺鈴ちゃん似のアイドルマスコットになっている。どうやらプリチャンランドでのイベントをクリアするとその経験値としてマスコットが少しずつ成長していくらしい。ちなみにキラッチュとメルパンそして105話で少しだけ登場したラビリンの3人のマスコットの声はノンシュガーである。今年5月に予定されていたノンシュガーライブが中止になってしまったために残念がって自主的に無人島に渡航してしまう系女児先輩も安心してプリチャン3期を楽しめる設計となっている。

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さて、後半の話題に入ろう。3期に入ってからそれまでとは別ベクトルに様子がおかしいあんな様。前期でだいあモンドアイドルになったみらいを大変意識している様子。それまでなら顔を合わせるたびに全国のあんえも大好きすぎてリアルスプラトゥーンがごとく街中に赤と黄色の体液をまき散らさないと気が済まずに毎日プリチャンに6万課金する系女児先輩が大興奮して夜しか眠れない体になるほど濃厚な絡みを見せていたえもちゃんに対してもほとんど反応せずにみらいに対して意識を集中させている。明確な理由はまだ明かされていないがそもそもあんな様は去年の12月の時点でジュエルアイドルとなって最強最高のアイドルを目指していた。そのための完璧なる正義を目指す最中でえもちゃんと軽くもめたりもした。そのためほとんどマークしていなかったみらいがだいあモンドアイドルになった事でライバル以上の存在として意識するのはある意味当然の事だったりする。その割には1期終盤以来みらいを名前で呼んでいない……ってか1対1の会話すらほとんどない状態が続いている。ではここで一度みらいとあんな様の対人関係について考察してみよう。

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まずはみらい。この作品の主人公。癖が弱いという印象があり、(ありすぎてサイコパスだのアンドロイドだの言われてたくらい)性格的にはあまり目だないキャラだ。だがえもちゃんほどではないが苦手なものに対しての恐怖心やためらいと言うのはかなり強く、初戦前はもちろん一度勝ってるのにメルティックスターとの2戦目の際にも絶対に勝てるわけないとまで思うほど自分に自信がない女の子だった。それでいて実は頑固で言い出したら聞かない部分がある。もしかしたら小さい頃はえもちゃんよりも手がかかったのかもしれない。しかしあいらと出会い、デザイナーと言う自分の夢を見つけてからは少しずつ自分に自信が出てきたのか恐怖に躊躇うというシーン自体がほぼほぼ存在しなくなった。デザインパレットはもちろん1期3話でのキラッチュ描画の際にも徹夜しているためかなりこだわるタイプのようである。臆病なくせに頑固と言うのは2期でメインを張った虹ノ咲さんにも通じる部分があり自分と違ってアイドルになるよりも優先したこともあり先にデザイナーの夢をかなえた虹ノ咲さんに対して本当は憧れや嫉妬の感情もあったのかもしれない。或いは自分と似通ったifとして興味深く見ていた可能性も。そんな虹ノ咲さんや3話と言う初期の段階で描きだしたキラッチュとアイドルやれているという今の環境はみらいにとっては幸せそのものなのかもしれない。

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次にあんな様。これまでに書いた記事でも少しだけ触れているように長年の付き合いであるさらやめるめる相手にも1期時点ではあまりコミュニケーションが足りているように見えない描写が時折見られている。キラッツのメンバーを名前で呼ぶのが1年目終盤と言うのもそうだし。2年目メンバーに関してはタイマンで名前を呼ぶ描写がない。さらやめるめるが黙っているとは言え少しでも自分から追求すればめるめるがどうしてあんな様達の前から姿を消したのか、キラッツに初敗北した後さらの様子がおかしく何に悩んでいるのかを聞き出すことが出来たかもしれない。それでいて完璧主義だから自分の予定が狂うと一気に落ち込むという中々派手な自己中である。しかしそこが可愛い。威圧が強いくせに打たれ弱いところがえもちゃんとは似たり寄ったり。

さて、肝心のみらいとあんな様の接点だが非常に数が少ない。プリパラでのらぁらとシオンのようにこのシリーズの主人公チームとライバルチームのセンターはほとんど絡まないジンクスでもあるかのように。とは言え向こうは14話でしか会話してなかったりするが流石に今回の二人はそう言うわけでもない。1話ではサイン頂戴とみらいが出したチョコをぺろりと食べてファンサービスはしない主義だと語るあんな様。そこから初のあんえもが(以下略)、2回目は上記にもあるように14話での初対戦後。さらの様子がおかしいとみらいから聞いたあんな様が何故かメルティックスター側の綱をみらいに渡すシーン。3回目は24話で運動会でめるめるからバトンを渡されたあんな様にみらいが話しかけるシーン。ちなみにあんな様は返事はしてないためみらいが一方的に話しかけただけ。それからはほとんど絡みがない。しかし48話でその実力を認めたあんな様が初めてみらいを名前で呼んでいる。みらい関連ではないが89話ではほとんど絡みがなかったように見える虹ノ咲さんの事を当たり前のように友達だと思っていた。このようにあんな様はひそかに自分の中で他人に対しての評価を完結させる癖があるらしい。自分の中でどのような評価を下しているかを相手に話す機会はかなり少なく、48話のみらいとりんかちゃんを実力を認めて名前呼び、89話での虹ノ咲さんを友達と認めるシーン、そしてヒロインズドラマ三部作でのえもちゃんとの関係。いつもお嬢様っ気たっぷりにまくしたてまくるようなあんな様にしては意外と言葉で自分の気持ちを表す事が2年で3回だけとかなり少ない。だから今回もみらいに対して相当な評価を下している或いは下そうとしているのはほぼ間違いない。しかし106話でライブ対決で負けたにも拘らず悔しがる描写も悲しむ描写もないためどのような感情を胸に宿らせているかは不明。そもそも2期で最初いなかったのは1期でキラッツに敗北してその修行のために全国を回っていたからであり、今回は実際ジュエルコレクションでみらいに敗北しているにも拘らずキラ宿に残ったままなのも気になる。

総括。頑固さはともかく臆病さから抜け出せたみらいと未だ自分の中で他人に対する評価を決定する癖があるあんな様。メルティックスターにはまだ4曲目を披露する機会がありそこで或いはそこまでに何かしらの動きがあると思われるのでぜひそれに期待したい。……いつになるんだろうね。