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使い捨て綿棒をやめる。ゼロウェイストな代用品

綿棒っていつから台頭してきたんだろう?
わたしが子どものころ、綿棒はもちろんあったけれど、頻繁に登場する必須アイテムではなかったように思います。

大人になってメイクをし始めたら、ちょっとはみ出したアイライナーを拭ったり、アイシャドウをキワに塗ったり、アイメイクを落としたりするときに便利に使っていました。
耳そうじも、綿棒派、耳かき派に分かれるようです。

我が家の洗面所で、ゴールデンゾーンに鎮座していた綿棒。
購入頻度は高くありませんでしたが、あると使ってしまうし、使い捨てには変わりありません。

このバイブルでは綿棒の代わりは「指」ということになっています。
読んだときはクスリと笑ってしまいましたが、他人事だった証拠。今はけっこう真剣に実践しています。

そもそも綿棒は細かい所を拭うためのもの。紙軸だろうとプラ軸だろうと、使い捨てる必要なし。いくらでも代用できそうです。
脱綿棒するべく、使用シーンそれぞれに、代替案を考えました。

・耳そうじ
夫は黒いプラスチック耳かきを毎日愛用。わたしはスクリュータイプのステンレス耳かきを使用しています。もともと耳かき派なので問題なし。
耳の周りは、お風呂の時に濡れたガーゼで拭うとさっぱり。
・子どもの耳掃除
ガーゼをつかっています。
長男出産時に自宅訪問してくれた保健士さんが教えてくれた有益情報。
赤ちゃん綿棒は先が細くて奥まで入るからかえって危ない。
綿棒よりもガーゼをねじってこよりにして使う方が、危なくないし、使用感も優しいと。
使ってみると、これがまた快適なので、すっかり子どもに綿棒はつかわなくなりました。(赤ちゃんの鼻掃除にも便利です)
耳と、耳の穴の周囲はお風呂の時にガーゼで拭いて、中はガーゼのこよりで掃除できる範囲しか触りません。そもそも耳かき自体が必要ないという話もあります。
ただ保育園からも耳掃除は定期的にするようお達しがあるので、清潔に気をつけるようにしています。

そして数ヶ月に一回くらい、耳掃除に耳鼻科に行きます。初めての時は、なんだか耳を痒がる感じがあって…などど言えば、耳掃除かな?とやってくれます。
セルフ耳掻きの比ではないくらいとれます。
・メイク時
色を乗せる時は小指で問題ありませんでした。多少雑になろうがゼロウェイスト優先です。
ちょっとまぶたにマスカラがついてしまったときなんかは、洗面所にかかっている手拭きタオルの端っこで拭いたりします。このタオルの端っこ、なかなかいい仕事をしてくれます。
固さもちょうどいいし四隅以外にも、少し折れば接地範囲の調整も自由自在。
なにより新たに用意するものゼロで、洗濯物も増えない。
そして綿棒でていねいに落とさなければならないようなアイメイクはやめました。
すべてお湯か石鹸で落ちるもののみ。多少まぶたに残ったとしても、綿棒でこする方が刺激となってよくないのではと、指で優しく洗うに留めています。

こうして、半ば強引に綿棒を撤去しましたが、困るのは一点のみ。
子どもの耳掃除、ふざけまわる3歳長男の耳に、ガーゼを仕込むのがだんだん難しくなってきました。
こんな時綿棒ならサッと入れてクルッと拭うだけなのに…!

それで、大人の耳掻きにガーゼを巻いて綿棒風。
ステンレス耳掻きのヘラの方に、ガーゼを巻いて、逃げずにできたらおやつだよなどと食べ物で釣りつつ、なんとかこなしています。

もう少し大きくなれば耳かきも使えるだろうし、大変なのは今だけと割り切って、ゼロウェイスト優先しています。

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