#38.コットンのメッシュバッグを編む
ゼロウェイストな買い物の必需品と言われる、コットンのメッシュバッグを編んでみました。
ばら売りの野菜を入れるものとして販売されているようですが、具体的な使用場面を想像できないまま製作に着手。主な目的は余っているコットン糸消費です。
作り方を調べたところこれといった編み図が見つからず、かぎ針のネット編みで自己流に作ってみました。
このように手持ちの材料で作ろうと思うと本やネットの編み図はあまり参考にならず、はじめから自分で考えた方が早い、ということによくなります。
四角を二枚作って剥ぎ合わせてもいいのですが、目を数えながら編むのは時間がかかって苦手。かといって輪を作って底部分から増やし目をすると、これも計算が複雑になる上、完成系が見えづらく思うサイズにならない可能性が。
大雑把な性格なので、料理と同じく目標物と出来上がりがまったく違うということがけっこうあります。
なにも考えずにぐるぐる編めるよう、横幅を鎖編みで確定し、その周囲をネット編みで一段。その後は段ごとに立ち上がり目すら作らず、好きな高さになるまでぐるぐるひたすら編みました。
編み物はなにも考えず無心になれるから楽しい。目を数えたり複雑な柄編みを図を見ながら作るのは苦手です。編み図を一度確認すれば最後まで編めるような単調なのがいい。
気に入った大きさになったところで、鎖編みで作った紐を、ネットの網目に通して結べば紐通しも済み完成です。
ネット編みなので中に物を入れるとふくらみます。
八百屋でばら売りのトマトを入れたりセオリー通り使ってみましたが、わたしはばら売り野菜がエコバッグの中で混ざっても構わないために、メッシュバッグに入れる必要性を感じませんでした。
中身が見えて便利なので、もっぱらゼロウェイストグッズ(コットンバッグ、風呂敷、大判ハンカチ)を入れて持ち歩くのに使っています。時たま瓶など割れ物を購入したとき、これに入れてちょっとした緩衝代わりにもしています。
実用的でない手芸はしないと決めているのに、ゼロウェイストの仲間入りがしたくて形から入ってしまいました。
もう少し活用のしがいがあればサイズ違いで作り足そうと思います。
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