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#37. 2本どりですぐ編める、ざっくり鍋つかみ

ゼロウェイストを志し、個包装のお菓子がなかなか買えなくなりました。
特にファミリーパックなど、包装&空気と中身が同量なのではと思うほど、袋に対し中身が少ない。一粒ずつ包装されたチョコレートを、もう罪悪感なく食べられる気がしません。

しかし甘いものが大好きなので、完全にやめるのはつらい。

妥協案としてミックスナッツの素焼き大袋(1㎏)、製菓用ビターチョコレート大袋(500g)、業務用ココア(1㎏)を購入し、家でクッキーやマフィンを作っています。混ぜて焼くだけのもっともかんたんなレシピばかり。さらに手を抜いて、チョコレートとナッツを同時に食べるだけのこともよくあります(ナッツチョコレートが大好きなのでコスパ最高です)

前置きが長くなりましたが、必要になった鍋つかみ。

オーブンレンジのオーブン機能をよく使うようになったためです。
これまでは布巾であちちと言いながら天板をつかんでいましたが、不便になってきました。

鍋つかみによくあるキルティングの中綿は、化繊でマイクロプラスチックがでるし、できれば使用は避けたいところ。
しかも布だと洗濯しても汚れが落ち切らず過去に何度か処分した経験があります。

今回は汚れがべったり付きにくそうなウール糸で編むことにしました。毛糸だけで試作したら存外すべって扱いにくかったので、グレーのウール糸とベージュのリネン糸を使用。時間をかけずにさっさと編みたいので二本どりです。

編み図はなく行き当たりばったり。
鎖編みで横幅を決め、目の数にだけ注意しながら四角に編みます。多少歪んでも最後に一周引き抜き編みを入れれば落ち着くので大丈夫。

厚手にしたい場合には編地の工夫がなくても目が詰まるため、棒針編みよりかぎ針編みが有利です。

できあがりすぐ使ってみると熱々をつかむにほ薄い感じがありましたが、洗濯乾燥に2回ほどかけたら、目が詰まりちょうどよくなりました。

ひっかけられるように、角にループをつけました。


これでゼロウェイストに天然素材の鍋つかみを手に入れました。
断捨離ミニマリズムの洗礼を受けた我が家がゼロウェイストを志すと、思わぬものがあらためて必要になります。
が、それをゼロウェイスト、プラスチックフリーに用意しようと工夫することがまた、とても楽しいです。

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