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#11.リサイクルショップと真剣につきあう

おしゃれな人の、購入品紹介記事が大好きでした。
生活向上アイテムを手に入れる近道のような気がして。

しかし今は180度気分が変わり、ゼロウェイストが最優先。
貴重な資源とエネルギーを使って新品を購入している場合ではありません。
買物は投票なのです。
ということで、ゼロウェイストにハマって一か月、私はもっぱらリサイクルショップに入り浸っています。
節約、ゴミゼロ、エコ、いろいろ言い訳はありますが、何より思いもよらない物との出会いがとってもたのしい!
この一か月の購入品を紹介します。


・天然木、漆塗りの汁椀(山中漆器)5個セット 2000円

4人家族で汁椀は2つ。足りないと思いながら茶碗でごまかしてきましたが、子どもも大きくなってきてもう限界。
手持ちの汁椀の、ウレタン塗装の剥げが許せなくなってきたところで買替え。


・はりみ小(ちりとり) 80円、
・竹籠 450円

はりみはおそらく白木屋傳兵衛のもの。
かれこれ5年以上ルンバを愛用していますが、その間にはバッテリーやタイヤ交換、通常の消耗品の交換と結構手間がかかっています。
最近はまたバッテリーもちが悪くなり、たいてい行き倒れています。
ルンバを卒業して箒と塵取りの生活がしたい。箒はまだ持っていませんが、迷った末フライング購入。クイックルワイパー使用時の塵取りとしても便利でした。

竹籠は、見つけた時感動!欲しいと思っていたそのものが目の前にあることは、セカンドハンドではなかなかありません。
公園ピクニックの弁当箱やパン屋さんに行くときの容器として使用。かさばりますが軽くて負担になりません。


・耐熱ガラスボウル9個セット 500円

ボウルはステンレスしか持っておらず、レンジにかけられるガラス製が欲しいと思っていました。
私は大きめ、妹は中ぐらい、母は小さめのガラスボウルが欲しいと話していたところだったので、3家族で分けました。

・木製2段弁当箱 100円

木製であることは、木目と重さで分かりましたが、ウレタぽいツヤ。
食品は入れず薬箱、道具箱として使用。


・金属製の食器ラック 260円

オーブンレンジがちょうどいい場所にあり、上を物置にしています。しかしオーブン機能を使うととても熱くなるのでその度に物をどかすのが手間でした。
かれこれ5年以上、使っていない天板を敷いたりお盆を置いたりしてやり過ごしてきましたが、やっとちょうどいいものが見つかりました。

・琺瑯ストッカー 各500円

・琺瑯鍋 500円

・琺瑯コップ 各300円

誰かまとめて持ち込んだのか、この琺瑯シリーズが豊富な時に行き当たりました。
商品名が分かる場合はその場でネット検索し、現行価格、口コミなどざっと調べてから購入しています。これらのおかげで我が家の台所はプラスチックフリー化が進みました。

・ステンレスバスケット 350円

図書館で借りた本の一時置き、冬場のひざかけ入れとして購入。

他にも子どものプールバッグや、ステンレス水筒など購入しています。


こうしてまとめると、都合よくセカンドハンドで安く買えたように見えますが、実際には期間1ヶ月、3箇所のショップに週1〜2回通い詰めました。
何も買わずに帰ったことも多々あります。

リサイクルショップはこれまで片手間に活用していましたが、真剣なお付き合いをするにはコツがありそうです。

①欲しいタイミングで買えるわけではない
当然ながら、必要になってもすぐに欲しいタイミングで買えることは滅多になく、手に入れるまで時間がかかります。
お急ぎ便、あす楽に慣れきっているとじれったいことも。

あと、普段からウィッシュリストを確実にしておく必要があります。
うっかりして中古での購入機会を逃さないため、また安さにつられて不要なものを買わないように。


②希望の商品すばりが買えることは滅多にない
例えば上の琺瑯ストッカー。もし新品で購入するなら、野田琺瑯のホワイトシリーズを選んだかもしれません。
色柄などにはこだわりすぎず、妥協が必要です。

ただゼロウェイストを目指す私は、中古であることに、より価値を感じるので、新品でこだわり抜いたものよりも、中古で活用できるものを選びたいと思っています。
新品・中古が同価格なら、むしろ中古を買いたい(資源を無駄にせずに済むから)と思うまでに。

ニーズを掘り起こしまくって次々買わせる商流は、横目にスキップで乗りこなしていきたい。

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