見出し画像

誕生日ケーキは、かんたん高コスパな手作りで

誕生日やクリスマスで、毎回ケーキを用意するのがしんどくなってきました。
四人家族で、誕生日4回+クリスマス1回、一年で計5回もケーキを用意しなきゃいけない(と思わされている)行事があります。
自分たちだけならケーキなんかなくともいいのですが、3歳長男が、親の誕生日にも弟の誕生日にも(弟は食べられないのに)ケーキを要求。なんなら子ども本人だってケーキなんかたいして好きではなく、たいてい残すのに、
ホールのケーキにろうそくを灯して吹き消すことを、ものすごく楽しみにしています。

子どもにとっては特別な日だし、できるだけ叶えてあげたい。
でも年5回も、甘いだけのチェーン店のケーキを買いたくない。そして個人店の美味しいケーキは、小さいのでも4000円はする。

このジレンマで、市販品を買ったり、個人店のを買ったり、気合を入れて手作りしたり、ホットケーキでごまかしてみたり、いっそケーキをリフューズしたり、右往左往していましたが、今回やっと我が家のスタンダードを確立しました。

それがこの、スーパーのスポンジ+生クリーム+苺1パック+カットフルーツ1パックで作るケーキです。
コスパと手間を考えて、この辺りが我が家の妥当、と落ち着きました。

参考までに:スポンジ380円、生クリーム250円、カットフルーツ200円、小粒の苺250円 計1000円ちょっとでそこそこ美味しい、6人分のケーキが作れます。このコストなら年5回やっても家計に響きません。

ぱぱっと作ってしまったので経過写真がありませんが、
①スポンジ2枚の両面に、砂糖水を振ってしっとりさせる ※いきなり今回最大のポイントです
②スポンジの一段目に生クリーム(全体の1/4)を塗って、半分に切った苺を敷き詰める
③その上に生クリーム(1/4)を塗る
④二段目のスポンジを重ねて残りの生クリームを塗り、苺とカットフルーツを並べてデコレーション。カットフルーツはさらに小さく切ってボリュームを出しています

生クリームにココアを入れればチョコレートクリームになります。
市販のスポンジケーキは、パサパサしていて生クリームを2パックくらい塗りたくらないと、ごまかせないのが悩みでした。
けれど、水に砂糖を入れて、レンチンで溶かしたものを塗るとすごくしっとりで美味しくなります。砂糖を入れすぎると甘すぎるので適度に。
ハケがないのでスプーンで振りかけてますが十分です。

デコレーションは最小限の手間でそれなりに見えるように。
カットフルーツを乗せれば、凝ったデコレーションをしなくても華やかに見えるし、あとはろうそくに火を点ければじゅうぶん。
ケーキ側面に生クリームを塗ろうとすると1パックでは足りないので、潔く諦めます。側面が見えるので、一段目のハーフ苺は、周りからきれいに並べると、よりよいかと。
生クリームを絞り袋に入れてデコレーションするのも、片付けも手間だしうまくできたためしがないので諦め、ただゴムベラで伸ばすだけです。

子どもと簡単に作れるし、失敗もなし。失敗したって、ぐちゃぐちゃにして盛り付ければ、なんとかフリュイ的なデザートになります。(たしかカットスポンジと生クリームと果物がぐちゃっと混ざったデザート)

プラスチックごみは、スポンジのプラ包装と、フルーツの容器。
手間を惜しまなければ、スポンジ手作り、果物丸ごと買ってリフューズできなくもない…けれど、たまのことなので目をつぶってしまいました。

そういえば数字のろうそくも、甥っ子だか姪っ子だかのケーキに乗せたのを、使い回しています。
ふつうの細いろうそくだって、なんで今まで使い捨てしていたのか…
一瞬火をつけるだけのものを、毎回用意する必要はないと気が付きました。

我が家のスタンダードとなったコスパ抜群のこのケーキ、
チョコレートクリーム以外のバリエーションも増やしていきたいところです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?