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人生初の、本の感想ハガキを書く

この本を読んで、ゼロウェイストを志しました。
過去、わたしは節約や投資、時短家事やコスパ商品、そんなお得情報の一つでも得られればラッキーと、家計、家庭コーナーの本を手あたり次第読みあさりました。この本をどの流れで図書館サイトの予約かごに入れたのか思い出せないのですが、予約待ちしていたのが忘れたころに届いたのです。

読み始めて衝撃を受けました。内容が濃すぎて読み進まない。わたしは図書館で、小説から実用書、児童書まで一週間に10冊くらい本を借りて読みます。が、これ一冊でほかの本は手つかずのまま返却日が来てしまいました。次の方の予約も入っていたので何とか読み終えましたが、これは購入して手元におかなくてはと、すぐに中古本を探しました。
中古本を探したのは、新品を購入することで新たな資源を消費しないためです。

その中古本、譲ってくださった方が新品購入していたのか、中に感想を送るための葉書が入っていたのです。たいていの新刊には入っている葉書としおり。これまで邪魔だなあと思いながら自動的に捨ててきました。
その紙が葉書であることは知っていたし、その葉書には感想が書けることも知っていたけれど、自分がその葉書に感想を書いて郵便ポストに入れようなどとは考えたこともなかったからです。

わたしが「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を読んで感銘を受け、まず最初にしたことが、この感想葉書を書いて送ることでした。葉書としおりを資源ごみに入れようとして、あ、違った、これを捨てずに活かすのがゼロウェイストだと気が付いたのです。

小さい感想欄にできるだけたくさん書けるよう、小さい字で感激を書き綴り郵送しました。
わたしが一方的に書く感想。当然返信はありません。ほんとうに届いたかどうか、誰が読むのかもわからない。でも感激した気持ちのままに書きました。そして、ゴミが一枚減りました。
わたしの初、ゼロウェイスト。

ゼロウェイストはただ単にゴミを減らすだけではなく、行動様式も変えてくれます。実際には自分で取捨選択しておきながら、なんだかその変化に目をみはる想いです。

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