見出し画像

ぬいぐるみの木綿ワタを再利用。子ども枕リメイク

スヌーピーのショッキングなトップ画像からお送りいたします。
頂き物の、一見きれいに見えた巨大なスヌーピーのぬいぐるみ。
幼児ほどの大きさがあり子どもは一目見て大騒ぎ。抱きしめ投げまわし引きずり歩いて…としていたらぬいぐるみの縫い目があれよあれよという間に裂けて大惨事に。

相当古いものだったようです。

残念捨てるしかないか、とがっかりしましたが、よくよく見ると中身は木綿ワタ!木綿ワタはなかなかお目にかかる機会がないので、初めは確信が持てなかったのですが、燃やしたらぱっと燃えつきたのと、

このような綿花の茎?のような名残が点々と入っていたので木綿ワタと断定しました。
そうとわかればうっかり捨てるわけにはいきません。ポリエステル綿が主流の現代において木綿ワタは貴重な存在。
現在ワタはまったく必要としていませんが、リメイク先も決めないままにワタ回収を決行しました。

とにかく触るだけでぬいぐるみの縫い目がどんどん裂けるので、ワタを取り出す前に、ネットに入れていったん洗濯。

洗濯後開いてみると一見、紙に見えるほどぎっしり詰まったワタ。

でもほぐすとふんわり。なんだか匂いが綿花っぽいです。

45リットルのごみ袋いっぱい回収できました。
子どもはこの状態のスヌーピーを見て絶句。

とりあえず新聞紙に広げるも、繊維がものすごく舞います。窓開けるとワタが飛んで行っちゃうし、ある程度乾いたところで、今はほとんど使っていない洗濯ネット(大サイズ)2個分に詰め込み、しばらく干しておきました。

本当は広げて最後まで乾かし切ったほうがよいとは思ったのですが、場所の都合でネットに入れたまま数日間放置。意外にしつこく湿っています。
やっと乾いたところで回収し、余っていたクッションカバーと枕カバーに詰め込みました。

クッションカバーには、もともとベビーマットの中身だったポリエステルワタを入れて再利用していましたが座り心地が悪く、木綿ワタに詰め替え。
枕は、ちょうど子どもたち(男児2人)が自分専用を欲しがっていたため、実家に30年以上とってあった子ども用枕カバー(私が使っていたキキララとキティ柄)に直接詰め込んで、手作り枕として進呈しました。
普段から男女の区別なくお下がりを着用しているため、このピンクと赤の枕も自然に受け入れており、ジェンダー(レス)教育はゼロウェイストにも貢献すると実感しています。

ゼロウェイストにはなったものの、ポリエステル綿は処分したし
ハウスダスト的にはどうなんだろう。(木綿ワタよりポリエステルのほうが気軽に洗えて、ほこり・ダニの発生も少ないと認識しています)

ゼロウェイストは白黒はっきりつかないジャンルですが、試行錯誤も楽しみつつ進めていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?