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#12.エコなテーマパークをえらぶ。〈三鷹の森ジブリ美術館〉
2回目、数年ぶりのジブリ美術館に行ってきました。
7年ほど前に初めて行ったときはただ楽しいだけでしたが、今回プラスチックフリーであることに気がつきました。
館内写真撮影禁止なので写真はないのですが、
建物内、意識してプラスチック製品が排除されている様子。
建具は木製、金属製がほとんどで、ドアノブまでアンティーク風の凝った作り。
プラスチック台頭前の古い洋館の雰囲気です。洋風のおばあちゃんちというような。
食事も使い捨てプラスチックフリー。
紙ナプキンやおしぼりの提供は一切なし。
写真に写っていませんが、飲み物のストローも麦わらでした。
今回は軽食のみの提供でしたが、前回のレストラン形式の時もカトラリー、食器等全て陶器とステンレスでした。
(その頃はプラフリーの視点は持ち合わせていませんでしたが、良い意味で高級感がテーマパークに不釣り合いだったため、記憶に残っています)
トイレにも液体石鹸はなく、固形石鹸が置いてあるのみ。
女子トイレ個室のゴミ箱はアンティークな花柄の琺瑯ポット。
当然ペーパータオルやジェットタオルの設置はなく、唯一トイレ個室に設置されているベビーチェアがプラスチックで、異彩を放っていました。
座面が折り畳める、駅やデパートにあるのと同じチェアです。
プラスチックフリーがこんなにも難しい世の中で、プラスチック製品が異彩を放っているなんて、すごいことだと思います。
思い返せば、ミニシアターの座席も、ビニールクロスやプラスチックではなく布製だったような。
もっともっと細部をじっくり観察してくればよかった!
子供もかなり気に入っていたので、また再訪しようと思います。
余談ですが、何人ものスタッフが館内、館外の手すり一本に至るまで丁寧にアルコール消毒して回っていたのが印象的でした。
誰も目に留めない、してもしなくても見た目にはわからない仕事だけれど、心を込めて丁寧にされていて。
見られていないと思うとつい気が緩む私。
あんな風に心を込めてする仕事、楽しいだろうなあ。
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