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ゴミを減らすより、ゴミ箱を小さく。生ごみは乾かしてから捨てる

コンポスト導入前の我が家、せめてもの償い?で生ごみを乾かしてから捨てています。
無造作にシンクに放りたくなる生ごみを、琺瑯容器に溜めていくだけ。

もともとはコーヒーかすだけ集めて、乾かして捨てていました。
次々入れていくと、前に乾いていたかすが、新たなかすの湿気を吸ってわざわざ冷蔵庫に入れずともゴミの日まで気持ちよく保管できていました。
(ゴミ捨てしてから、新しいゴミ袋に入れて消臭として)

ここに生ごみを入れればいいのではとふと思い至り早速実行。

見た目はコンポスト。
わたしはキッチン周りのことが億劫で、あまり面倒だと続かないのですが、これはびしょびしょの生ごみをごみ箱に入れるよりも気分が良くて、しかもキッチンに常時置いてある容器に入れるだけなので続いています。
わたしはこれがダイニングテーブルに置いてあっても全然気にならず、うっかりそのまま食事していることもあります…
ビニールに入った生ごみとは雲泥の差です。

コンポスト導入以前にも関わらず、我が家のゴミ箱周りは、かなり入れ替わりました。
まず、これまで使っていたコストコ購入のセンサー付き大型ゴミ箱2つ(可燃ごみ、プラごみ用)を撤去。45リットルのゴミ袋を使うほど、ゴミが出なくなったからです。袋に半分も入っていないのに、ゴミを出すのがもったいなくなり…
大型ゴミ箱に小さな袋はかけられない。このセンサー付きゴミ箱は、電池交換が面倒でただの手動蓋つきゴミ箱と化していたこともあり、現在はリサイクルショップに持ち込むものや、お下がりで譲るものを入れています。

可燃ごみは、使わなくなったPPキッチンストッカーの、引き出しに袋を入れて代用中。資源ごみもストッカーに入れます。

プラゴミは、冷蔵庫にマグネットで袋を貼り付けて、そこに入れていきます。できるだけ減らしたい!という気持ちを込めてストッカーからさらに容量を減らしました。

ここでも生ごみが乾いていると、新聞紙に包んでストッカーに入れやすい。
蓋つき大型ごみ箱だとごみの捨て方がどんなに汚くても、えいっと入れてしまえば気にならなかったけれど、
いまは半透明かつ密閉蓋ではないので、捨てた後の状態まで気にするようになりました。
(おむつゴミだけは、ホーローの蓋つき容器に入れています)

当然このサイズでは、ゴミが入りきらないことも多いです。ゴミ袋が二つになったり、結局大きな袋に入れ替えることになったり。でもこの不便が、意外にゴミ削減に効いてきます。
ゴミを減らそう!と頑張るより、ゴミ箱(ゴミ袋)を小さくするのが手っ取り早い。
どうしても必要というわけではない、プラスチック包装の食品を買いそうになるとき思い出すのは、太平洋ゴミベルトではなく、うちの小さなゴミ袋のことです。ダメだこれ買ったら入りきらない、捨てられないからやめよう、と。
ベア・ジョンソンさんがリフューズ時、「ゴミ箱がないので」と断るとおっしゃっていていまいちピンときませんでしたが、やっと状況が飲み込めるところまできました。

ゴミ捨てに使いたいリユース袋がセットできないため、一般的なゴミ箱が我が家のニーズからどんどん外れていきます。
蓋つきの木箱にいくつかゴミ袋になるものをうまくセットしておいて、そこに分別して捨てていけたら便利なのにな、などと考えてつつ、
コンポスト導入後にはそれも不要になる気がして、
改革はまだまだ続きそうです。

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