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待ちに待った、バネの支えも金属のヘアクリップ。スリーコインズで入手

ヘアアクセサリーの脱プラスチックが非常にむずかしいです。
わたしは仕事中はバンスクリップでハーフアップもしくはアップが好きなのですが、バンスクリップ、すぐ壊れます。
プラスチックの櫛部分が割れるのはもちろん、バネも比較的壊れる。100均のはまずもって数か月。
ゼロウェイストを目指すものとして使い捨てのようにプラスチックを消費するのはいかがかと思い、アレクサンドルの高級ヘアクリップを買ったのが去年。
壊れました、2か月で。修理依頼に百貨店に持っていくと、このタイプは修理不可能、と言われました。壊れても修理して半永久的に使えるのが決め手となって購入したのに、まさかわたしが買った定番デザインが修理不可能とは。大変なショックを受けました。
その後ファッションビルによくあるヘアアクセサリー店の、1000円前後のクリップを購入。これが一番もちました。半年は使えた。
わたしの髪が多すぎるのも、負荷がかかって壊れる一つの要因なのかもしれませんが、半永久的につかえるヘアクリップはないものでしょうか。
(ちなみに髪ゴムはすぐに伸びるのと、髪が多すぎてきれいにまとまらないので普段使いはしていません)

探し続けて、とうとう好みの金属製ヘアクリップに出会いました。

スリーコインズで330円。
わたしは長持ちさえすれば100均のシンプルな髪留めも抵抗なく使えるので、たまにチェックしていますが、見つけたのはスリーコインズでした。
すでに持ち手部分が剥げているのは、息子にかじられたから。

長年の、安物買いの銭失いで鍛えられて、ヘアクリップには一家言あります。

①まず歯を開く時、固すぎて持ち手が痛かったり軋むのはイヤ。安物だと意外によくありますが、これは大丈夫。開き心地滑らかです。

②次に、横から見た時に、櫛部分が垂直にかみ合っていないとダメ。ここがカーブしていると、多毛ががっちりつかめない上に、頭皮に当たって痛いです。
逆にここが垂直にかみ合っていると、このちょっと小さめのクリップでもしっかり止まって髪が落ちてきません。
思い切りすいているわたしの髪をすべてまとめて、これひとつでぎりぎりアップにできます。

③底から見た時には、歯が反対側まで伸びて、がっちり嚙み合っていること。
櫛の歯が短くて真ん中あたりで終わっているものは、当然ながら保持力が低いです。
また、この部分が一枚板にギザギザの線を入れたような、歯が平らな三角形の形をしているものもダメ(ここ数年で急に増えました。おしゃれな小さめクリップによく採用されている印象)これは留めると髪が歯に引っ張られて痛いです。

④最後に、このクリップのメリット。矢印の、バネを支える部分が金属です。プラスチックだとこの支えに負荷がかかって割れるんですよね。
ここさえ壊れなければ、バネが緩んだり外れたとしても、パーツを無くしさえしなければ、ペンチでまた戻せばいいだけです。
バネ部分が壊れるクリップをどうにかして直せないかと、これまで試行錯誤していましたがいい案が見つかりませんでした。
使用して一か月、まだまだしっかりしていますが、これならきっと壊れても直せるはず。どうか想定外の壊れ方をしませんように…

これまでにも一本線の水引っぽい形のヘアクリップとか、キラキラがついたのとか、スリーコインズでは数年前から、いち早く金属製クリップを扱っていた印象です。しかし
⑤ラインストーンなどの、取れやすいパーツがないこと
⑥ちょうどいいサイズ
の条件が揃わなくて見送ってきました。とくにラインストーンやお花の飾りなんかがついたのは、すぐ取れやすい上に、取れた瞬間みすぼらしくなるので絶対選びません。(わたしの場合、みすぼらしくなっても、ついうっかり外に付けていってしまったりして余計にダメです)


あとはこのマットな塗装の剥げがどこまでもつか。剝げるならいっそぜんぶきれいに剥がれてほしい。
マット塗装が剥がれてツヤツヤになったり、またマットなビニール塗装が剥がれて何の変哲もない黒いクリップになったり、塗装されたヘアクリップは使い込むと変貌を遂げるので恐ろしいです。

少なくとも金属はリサイクル可能なので、プラスチックが壊れるのに比べて、ゼロウェイストなのが救いです。

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