子育て目線から読み解くヨーガスートラ 1.43

こんにちは。
ママ・ヨガインストラクター KIKU です。

私は、6歳、4歳の子の母でありながら、10年以上ヨガのインストラクターとして活動してきました。結婚、離婚、再婚、妊娠、出産、育児と、人生のあらゆるステージを通し、私はヨガから様々なヒントをもらい、その都度ピンチをチャンスに変えて歩んできました。ヨガの真髄を知らなければ、乗り越えられなかっただろう出来事も、1つや2つじゃありません。

ここでは、そんな私が、人類の叡智であるヨガの教え ヨーガ・スートラを、子育てママの目線から解説していきますね^^

1.43 記憶が浄化されれば、心の本来の状態がなくなってしまつかなたように、対象だけが光り輝いて現れる。
これが超熟考のサマーパッティである。

これ、小難しく書かれると意味不明なんですけど、もうあるあるな感じなんですよね 笑

例えば。

私達大人が、毎日同じ道を通って通勤してるとしますよね。
同じ道で同じ駅に着き、同じ電車に乗って、同じルートで帰る。
そこにはきっと、何の楽しみも歓びも見いだすことはできなくて、だからサラリーマンもOLさんも皆、つまんない顔してサッサと通り過ぎてくわけです 笑

でも。

小学生、特に1年生〜2年生くらいの下校集団見てみてください。
それはそれは、喜怒哀楽に富んだ、本当に今を生きてるような、豊かな表情してませんか?笑?

でも。
彼らもまた、毎日同じルートで帰路についているんです。

その違いは何なのか??

それは、『いつも通る道だから、いつもと同じ』という記憶により思考が支配されているか、はたまた『今』見えるもの、『今』感じるものに支配されているか、の違いなんです 笑

前者の場合、いつも通り何もない、つまんない、っていうのが前提としてあるので、基本的にその通り、何もないつまんない帰路にしか見えません 笑

ところが後者の場合、道端の石ころが拾って帰りたいくらい素敵なものだったり、アスファルトの割れ目から伸びた草にお花が咲いててウキウキしたり、空に浮かぶ雲がクジラやイルカに見えるくらい素敵だったり、、、いつもの道でも、ワクワクするわけですよ 笑

記憶、これを元に私達は生きてるといっても良いくらい、思考を支配しています。

前こうだったから、きっと次もこう。

これはこういうもんだから。

彼はこういう人なのよ。

・・・

確かに、この『記憶』による概念化により、助けられたこともあるとは思います。
でも、逆に自由を奪ってしまっていることも多いですよね。。。

私がベストだと思うのは、この記憶が、必要な時に必要なだけ自在に引き出せる、自覚して扱える状態だと思うんですよね。
ま、モノによってはなかなか難しいですけど・・・笑

ただ、今の世の中、『今まではこうだった』ってことがもう、あちらこちらで音を立てて崩れ去ってます。
記憶から作った概念が覆されまくってますよね。

そんな今だからこそ。

過去の記憶は一旦置いといて。

今、見えるもの、今、感じるもので、アタマをいっぱいにしてみて。

きっと、世界の見え方が変わってきますよ✨


💖よろしければ、サポートお願いします💖 とっても励みになります✨🤩✨ 頂いたサポートは、日々の活動費に大切に使わせていただきます❣❣