子育て目線から読み解くヨーガスートラ 1.41

こんにちは。
ママ・ヨガインストラクター KIKU です。

私は、6歳、4歳の子の母でありながら、10年以上ヨガのインストラクターとして活動してきました。結婚、離婚、再婚、妊娠、出産、育児と、人生のあらゆるステージを通し、私はヨガから様々なヒントをもらい、その都度ピンチをチャンスに変えて歩んできました。ヨガの真髄を知らなければ、乗り越えられなかっただろう出来事も、1つや2つじゃありません。

ここでは、そんな私が、人類の叡智であるヨガの教え ヨーガ・スートラを、子育てママの目線から解説していきますね^^

1.41 心の波が少なくなれば、知覚されるもの、知覚する過程、知覚する者のいずれであろうと、まるで汚れのない水晶のように目を向けたいかなる対象も、心は正しく映しているように見える。この状態を同一性と呼ぶ。

人は必ず、物事を捉える時、自分のフィルターを通して捉えます。そのフィルターとは、これまでの経験を通して作られた『ありとあらゆるモノに対する概念』みたいなものなのです。

例えば、、、

先日子供達と、お風呂で面白い実験をしたんです。
洗面器と手桶を用意して、洗面器には冷水を、手桶にはかなり熱めのお湯を張りました。
で、まずは洗面器に両手を浸し、冷た〜い思いをしてから、湯船に戻すと、全一致で『あったか〜い!!』^_^
次に、あつっあつっとなりながら手桶に両手を浸し、また湯船に戻すと。
あら不思議、今度は全員一致で、『ぬるい〜!』 笑
でもそれ、同じ湯船なんです。温度同じ 笑

このくらい、人の感覚なんてそれまでの経験に影響されてるわけですよ 笑
熱い、冷たい、そんな基本的な知覚でさえ、それまでの経験によって色付けされてしまうんです。

いかに、世の中を自分フィルター通して捉えているか、ということですよね。。。

ここに気づくか気づかないか、それだけでも人生は大きく変わると思います。

何かを達成したい、成し遂げたいと思う時、本来であれば、その目標が宇宙の法則から外れたモノでなければさえ、やれば達成できるはずなんですね。
でも、人はこれまでの自分の経験から、『無理かも知れない』とか、『すっごく大変かもしれない』とか、それを邪魔する様々な感情(ここで言う、心の波と捉えてみてね)を作り出し、自分でそれ(達成)を邪魔してしまうんです。

その、『心の波』が少なくなれば、自分が達成したい目標が、『達成できるもの』『できて当然なもの』として認識される(ここで言う、正しく映る)ようになるので、当然ながら達成できるわけなんです。

赤ちゃんが、立とうとする時、立てると信じて一心不乱に立とうとし、いつのまにか立ってしまう、歩いてしまう、走ってしまう、、、そこに、心の波はあまり感じられませんよね 笑
当たり前のように立てると信じて、疑わない。歩けると信じて、走れると信じて疑わない。その結果、立てて、歩けて、走れるようになるんです 笑

世の中、いわゆる偉業を達成した方々って、そんな感じなんだろうなと思うのです。

もし今、なんだか生きにくい、しんどいなと感じる方がいたら。
もしかしたら、すごくあなたのフィルターが分厚く、色濃く、なっているのかも、知れません。

だって、宇宙は私達そのもので、私達は宇宙そのものなのだから、宇宙の法則に従っている限り生きにくいはずがないんです。

もっと、そのまんま、ありのままの世の中を捉えることができたら、すごく楽になれると思います♡


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