子育て目線から読み解く ヨーガ・スートラ 2.35
こんにちは。
ママ・ヨガインストラクター KIKU です。
私は、6歳、4歳の子の母でありながら、10年以上ヨガのインストラクターとして活動してきました。結婚、離婚、再婚、妊娠、出産、育児と、人生のあらゆるステージを通し、私はヨガから様々なヒントをもらい、その都度ピンチをチャンスに変えて歩んできました。ヨガの真髄を知らなければ、乗り越えられなかっただろう出来事も、1つや2つじゃありません。
ここでは、そんな私が、人類の叡智であるヨガの教え ヨーガ・スートラを、子育てママの目線から解説していきますね^^
2.35 非暴力を確立した人がいるところでは、すべての敵意はやむ。
これは、究極の場合でなければ、なんとなく想像はつくと思うんですよね^_^
攻撃性って、恐怖から来ると思うのですが、相手に対する恐怖がない、自分と相手を完全に同じものだと思ってる場合は、相手を攻撃する必要がないんですもの、ね^_^
昔私が子供の頃大好きだった、どうぶつ王国のムツゴロウさん 、あの方なんて典型ですね 笑
猛獣に対して恐怖心が無いから、全く攻撃性ナシと判断されて、ライオンとかクマから家族のような扱い受けてましたものね 笑
私達の日常でも、同じだと思うの。
対子供だとものすごく分かりやすいのだけど、『大人と子供』として接してる間は、子供達は基本的に1つ、殻があります。
その殻が薄いか厚いかは、その子の性格や時と場合によるのでしょうけれど 笑
いくら薄くても、この殻がある限りは、本音で話すことがなかなか難しいですよね、例え親子と言えども。
こちらが居心地の悪さを感じているように、相手も同じ違和感を感じていると思います 笑
特に小さい子の場合は如実で、母=全知全能くらいに思ってる節があるから 笑、時々とんでもない要求してきませんか?笑?
どっかの知らない子が飲んでるあのジュースを今すぐ俺に差し出させろとか 笑、隣の子が使ってるスコップと同じのが欲しいから今すぐ差し出させろとか 笑、今すぐ雨を振らせろとか今すぐ晴れさせろ、みたいな 笑
それを、鼻で笑って『無理よ、こっちにしなさい』って言うのも、素晴らしい対処法ですが、『母もあなたと同じヒトだから、お天気や他人を動かすことはできないのよ』ってことを教えてあげるのも、1つの対処法だと思うの。
もちろん時間はかかりますが 笑
でもね。
こちらが、大人だとか子供だとかそういう生まれた年月による概念を捨てて、1人の人間、1つの命として丸腰で接すること、そしてそのスタンスを続けることで、不思議とその殻が感じられなくなるんです^_^
子供達は自分の思うところを包み隠さず教えてくれるし、あまり無茶な要求もしてこなくなります 笑
こちらも1人の人間として接するから、嫌だと思う要求には、『今それ私はやりたくない』とか、無茶だと思う要求には、『私だってあなたと同じヒトなんだもの。神さまじゃないんだから、無理』ってはっきり言えるので、接してても楽なんですよね 笑
そう、人と自分、自分とその他、との間にある殻が薄くなれば薄くなるほど、敵対する存在が減り、結果、格段に自分が生きやすくなるというのは事実です 笑
ただ…
全てとは言えません 笑
だってあのムツゴロウさんだって怪我しましたし 笑
生きてたらあらぬ災難が降りかかることも、無くはない 笑
けど、それもこれも全てひっくるめて、丸!と思える自分でありたいなと、心から思う私です^_^
ヨガには、子育てのヒントがいっぱい!
ヨガの考え方を少し知るだけで、子どもたちとの毎日が、ワクワク、楽しく、子供がより可愛く感じられるようになるよ♡
皆さまの毎日が、ヨガという人類最幸の叡智とともに、より楽こしく心地よいものとなりますように。あなたがあなたらしく、より輝ける毎日となりますように。
Om, shanti, shanti, shanti.
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